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イスラエル南部のネゲブ砂漠で28日、アメリカのブリンケン国務長官のほか、エジプトやUAEアラブ首長国連邦など6か国の外相による会合が開かれました。

イスラエルアラブ諸国は長年パレスチナ問題をめぐり対立してきましたが、おととし、アメリカのトランプ前政権の仲介でUAEバーレーンなどがイスラエルとの国交正常化に合意しました。

複数のアラブ諸国の外相が同時にイスラエルを訪問するのは今回が初めてで、会合ではイランの核開発や地域の安全保障などについて協議したということです。

会合のあとの共同記者会見で、イスラエルのラピド外相は「私たちが作り上げた新たな枠組みは、私たちの共通の敵であるイランを威嚇し、抑止するだろう」と述べてアラブ諸国との関係強化をアピールし、敵対するイランを強くけん制しました。

また、ペルシャ湾を挟んでイランと向き合うバーレーンのザヤニ外相はテロ対策の強化やイランの核開発に対応する必要性を訴え、イスラエルの懸念に理解を示しました。

イラン革命防衛隊が今月、イラク北部クルド人自治区の首都アルビルに弾道ミサイルを撃ち込んだことについて、関係筋はクルド人自治区イスラエルと協力してトルコと欧州にガスを供給する計画を立てていたことが一因だったとの見方を示した。

イラン国営メディアは、アルビルにあるイスラエルの「戦略的」施設が標的だったと伝えたが、撃ち込まれた弾道ミサイル12発の多くはクルド人自治区のエネルギー部門に関与するクルド人実業家の別荘に着弾しており、関係者からはイラン側の意図について疑問の声が上がっていた。

イラクとトルコの当局者が今週ロイターに明らかにしたところによると、攻撃は中東の米同盟国に警鐘を鳴らすることが狙いだったが、直接のきっかけは、クルド人自治区イスラエルと協力してトルコと欧州にガスを供給する計画だったとの見方を示した。

攻撃を受けた別荘では、新たなパイプラインを通じてクルド人自治区のガスをトルコに供給する案がイスラエルと米国のエネルギー当局者の間で協議されていたという。

イラン治安当局の高官はロイターに対し、「攻撃をどう解釈するかは彼ら次第だが、エネルギー部門であれ、農業部門であれ、(イスラエルが)計画していることは実現しない」と述べた。

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