「幽霊銃」 バイデン大統領が犯罪の抑止に向け新たな規制発表 #nhk_news https://t.co/ajIHnRFQ5J
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年4月12日
アメリカでは近年、個人がインターネットなどで部品を購入し、簡単に組み立てられる銃を使った犯罪が増えています。
こうした銃は固有の製造番号がなく、部品を購入する際に本人確認などの手続きがいらないため「ゴースト・ガン=幽霊銃」と呼ばれ、捜査当局による追跡が難しいのが課題となっています。
バイデン大統領は11日「ゴースト・ガンは多くの犯罪者に凶器として選ばれてきた。この選択肢を奪うためにできることは何でもやる」と述べ、「ゴースト・ガン」の新たな規制を発表しました。
具体的には製造業者に対し、部品を販売する際には製造番号をつけることや、販売業者に対し、購入者の本人確認を義務づけるなどとしています。
バイデン政権によりますと、去年1年間に当局が犯罪捜査の過程で押収したゴースト・ガンは2万丁と、5年間で10倍に増えているということです。
アメリカでは銃による犯罪があとを絶たず、規制の強化を求める声がある一方「銃を持つことは憲法で保障された権利だ」として規制に反対する人も多く、今回の発表に対しても野党・共和党を中心とした反発が予想されます。
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