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北朝鮮では、キム・ジョンウン総書記の祖父、キム・イルソン主席の誕生日にあたる4月15日は「民族最大の祝日」とされ、ことしは生誕110年の節目にあたることから、北朝鮮指導部は「盛大に祝う」としています。

10年前、2012年のキム主席生誕100年の際は、ピョンヤン中心部の広場で軍事パレードが行われ、名実ともに最高指導者となったばかりのキム総書記が、初めて公の場で演説しました。

このため、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮が、15日に合わせて、キム総書記の出席のもと軍事パレードを開催し、国威発揚もねらって最新兵器を誇示するという見方が出ています。

正規軍による軍事パレードが行われれば、新型とみられるSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルなどが登場した去年1月以来となります。

また、おととし以降の軍事パレードは、未明など夜間にライトアップして演出をこらした形で行われています。

このほか、北朝鮮ICBM大陸間弾道ミサイル級を含むさらなる弾道ミサイルの発射や、7回目の核実験に踏み切る可能性も指摘されていて、関係国が警戒を続けています。

北朝鮮はことしに入って、かつてない頻度でミサイル発射を繰り返していて、弾道ミサイルの発射は10回に上っています。

このうち、先月24日にはアメリカの全土が射程に含まれる可能性がある、ICBM級の弾道ミサイルを発射し、これまでの発射で最も日本の陸地に近い北海道渡島半島の西およそ150キロの、日本のEEZ排他的経済水域の内側に落下したと推定されています。

こうしたことを受けて、政府は弾道ミサイルの発射を想定して、国民保護法に基づいて、自治体と共同で住民も参加して実施する避難訓練を、およそ4年ぶりに再開させる方向で調整を進めることになりました。

こうした訓練は2017年から全国29の自治体で行われましたが、2018年6月の米朝首脳会談を受けて、日本の安全保障をめぐる緊迫した状況が緩和されたとして、その後は、実施してきませんでした。

政府としては、ことし夏ごろからの再開を目指したいとしています。

北朝鮮が3月、新型のICBM大陸間弾道ミサイル級のミサイルを発射したことを受け、アメリカは発射を強く非難したうえで、北朝鮮に対する制裁を強化する新たな安保理決議案を提出する考えを示していました。

国連の外交筋によりますと、アメリカはこのほど決議案を取りまとめてほかの安保理理事国に配り、調整を進めていることがわかりました。

具体的には加盟各国が北朝鮮に輸出できる原油の量を、これまでの決議で定めている年間400万バレルから半分の200万バレルに削減するほか、灯油やガソリンなど石油精製品を輸出できる量も半分の年間25万バレルに削減するとしています。

また北朝鮮サイバー攻撃によって核・ミサイル開発の資金を獲得していると指摘されていることから、北朝鮮ハッカー集団の資産を凍結するとしています。

一方、常任理事国の中国やロシアは、北朝鮮への制裁を緩和すべきだと主張していて、現時点で制裁強化を目指すアメリカの決議の採択は難しいとみられています。

アメリ国務省は14日、北朝鮮問題を担当するソン・キム特別代表が今月18日から22日の日程で韓国の首都ソウルを訪れ、韓国外務省のノ・ギュドク朝鮮半島平和交渉本部長などと会談すると発表しました。

会談では、最近の北朝鮮によるICBM大陸間弾道ミサイル級のミサイル発射に対する国際社会としての対応など朝鮮半島情勢をめぐり、意見を交わすとしています。

アメリ国務省朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和を推進するため、アメリカと韓国が北朝鮮問題で緊密に連携していくことを強調する訪問になるとしています。

北朝鮮は、キム・ジョンウン総書記の祖父、キム・イルソン主席の誕生日にあたる4月15日を「民族最大の祝日」と位置づけ、生誕110年のことしは「盛大に祝う」としています。

国営の朝鮮中央テレビは通常より早い午前8時から放送を開始し、冒頭、民族衣装を着た女性アナウンサーが「キム主席が生涯大切にした強国への念願は、キム総書記の指導のもと、輝かしく現実になっている」と述べ、権力を世襲して10年となったキム総書記をたたえました。

続いて、キム総書記が13日、住宅のしゅんこう式に出席したニュースを改めて伝えるとともに、生前のキム主席の記録映画などを放送しています。

また、国営ラジオは、首都ピョンヤン中心部の広場で今夜、踊りと歌の公演や花火の打ち上げが行われると伝えていて、国威発揚を図りたい思惑がうかがえます。

さらにキム総書記は、軍の元帥に次ぐ次帥(じすい)の称号を、リ・ヨンギル国防相に与えたほか、降格されていた軍の幹部らを大将に再び昇格させる命令を出し、軍内部の忠誠心を高める狙いがあるとみられます。

一方、北朝鮮が、核・ミサイル開発を加速させる中、15日の節目に合わせて軍事パレードを行い、最新兵器を誇示するのではないかという見方が出ています。

加えて、ICBM大陸間弾道ミサイル級を含むさらなる弾道ミサイルの発射や、7回目の核実験に踏み切る可能性も指摘されていて、関係国は引き続き警戒しています。

韓国統一省は、15日午前の定例の記者会見で、北朝鮮の軍事パレードをめぐる動向について問われたのに対し「韓国政府は、準備の動きを捉えて注視してきた。15日だけでなく、今月25日の朝鮮人民革命軍の創立記念日などに合わせて行われる可能性も総合的に考慮している」と述べました。

また、韓国の通信社、連合ニュースは「韓国の軍や情報当局は、キム・イルソン(金日成)主席の誕生日を記念した軍事パレードは行われないと判断している」とした上で、政府消息筋の話として「15日夕方、市民による大規模な行進が予想される」と伝えています。

海上自衛隊イージス艦が、日本海に展開しているアメリカ軍の駆逐艦などと、弾道ミサイルの発射を想定した訓練を行いました。北朝鮮がさらなる弾道ミサイルの発射に踏み切る可能性が指摘される中、けん制するねらいがあるとみられます。

アメリカ軍は、原子力空母「エイブラハム・リンカーン」を中心とする空母打撃群を日本海に展開し、海上自衛隊と共同訓練を行っています。

海上自衛隊によりますと14日までの2日間、
海上自衛隊イージス艦「こんごう」と、
▽空母打撃群を構成するアメリカ軍の駆逐艦スプルーアンス」や巡洋艦「モービル・ベイ」が参加する訓練が行われ、弾道ミサイルが発射されたという想定で、日米間の情報共有の手順などを確認したということです。

北朝鮮がことしに入ってかつてない頻度で弾道ミサイルの発射を繰り返し、さらなる発射に踏み切る可能性が指摘される中、これをけん制する狙いがあるとみられます。

一方、海上自衛隊によりますと、アメリカ軍の空母打撃群が日本海に展開したあと、中国海軍の情報収集艦が対馬海峡を通過して日本海に入っていて、防衛省関係者によりますと、空母の周辺を航行しているということです。

北朝鮮は、キム・ジョンウン総書記の祖父、キム・イルソン主席の誕生日にあたる15日、4月15日を「民族最大の祝日」と位置づけ、生誕110年のことしは「盛大に祝う」としています。

国営の朝鮮中央テレビは、午後7時すぎからピョンヤン中心部の広場で行われた学生らによる踊りや花火による演出が生中継で伝えられ、国威発揚とともにキム総書記の権威づけを図る狙いがあるとみられます。

一方、北朝鮮が、核・ミサイル開発を加速させる中、15日の節目に合わせて行われる可能性が指摘されていた軍事パレードのほか、さらなる弾道ミサイルの発射や7回目の核実験は、これまでのところ確認されていません。

このうち、軍事パレードについて、韓国統一省は15日の記者会見で「韓国政府は、準備の動きを捉えて注視してきた。きょうだけでなく、朝鮮人民革命軍の創設記念日などに合わせて行われる可能性も総合的に考慮している」と述べ、今月25日の朝鮮人民革命軍の創設90年に向けて警戒を続ける考えを示しました。

また韓国の通信社、連合ニュースは「韓国の軍や情報当局は、キム主席の誕生日を記念した軍事パレードは行われないと判断している」と伝えています。

アメリカ軍は、空母を日本海に展開させたのに続いて、韓国軍との合同軍事演習を来週18日から韓国で実施する見通しで、北朝鮮が反発することも予想されます。

アメリカのFBIは14日に声明を出し、北朝鮮ハッカー集団「ラザルス」と「APT38」が先月、オンラインゲームのネットワークにサイバー攻撃を仕掛け、およそ6億2000万ドル、日本円にしておよそ780億円相当の暗号資産を盗んだ疑いがあると明らかにしました。

アメリカの有力紙「ワシントン・ポスト」によりますと、攻撃を受けたのは、暗号資産を使うオンラインゲーム「アクシー・インフィニティ」で、ハッカー集団は、暗号資産に使われている「ブロックチェーン」と呼ばれる技術の一部に侵入したということです。

「ラザルス」と「APT38」は、いずれも北朝鮮の対外工作機関「偵察総局」の傘下にあるとされています。

北朝鮮に対する制裁の実施状況を調べている、国連の専門家パネルは今月1日、報告書を公表し、北朝鮮が、ヨーロッパなどの暗号資産の交換所にサイバー攻撃を仕掛け、暗号資産を盗んでいると分析したうえで「サイバー攻撃が重要な資金源になっている」と指摘しています。

FBIは、声明の中で「北朝鮮によるサイバー犯罪や暗号資産の盗難などの違法行為と闘っていく」としています。

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