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連合の芳野会長は18日午後、自民党本部で開かれた人生100年時代の社会の在り方を検討する戦略本部の会合に出席しました。

冒頭、戦略本部の本部長を務める上川前法務大臣は「人生100年時代を見据えると働く女性や非正規労働者の問題は必ず解決が必要になる。連合のビジョンの中には自民党と共通するところがある」と述べました。

続いて、芳野会長が今年度の連合の活動方針などをもとに、多様性を認め合う社会を目指すべきだとして、男女の賃金格差の是正や育児や介護と両立できる働き方の実現が必要だと訴えました。

立憲民主党や国民民主党を支援する連合の会長が自民党の会合に出席するのは異例で、18日は自民党側が呼びかけたということです。

連合との関係をめぐって自民党は、先月決定した運動方針に「連合など労働組合との政策懇談を積極的に進める」と明記していて、夏の参議院選挙を前に野党側に揺さぶりをかけるねらいもあるとみられます。

連合の芳野会長は、会合の後、記者団に「ぜひ自民党にも力を貸してほしいというお願いをし、自民党からもぜひ、課題解決に向けてという返答をいただけたので、これから政策実現に一緒に取り組みたい」と述べました。

そのうえで「これまでには当時の古賀会長が自民党の会合に出席しているし自民党大会であいさつした会長もいるので、過去の経緯からすれば異例だとは思わない。共産党を除く主要政党とは、政策・制度要求で意見交換しているので、呼ばれれば出向いて、私たちの求める政策や制度について報告し、意見交換したい」と述べました。

森友学園の理事長、籠池泰典被告(69)と籠池諄子被告(65)夫婦は、小学校の建設工事や幼稚園の運営をめぐり、国や大阪府、それに大阪市補助金、合わせて1億7000万円余りをだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われました。

1審はおととし2月、
▽理事長に懲役5年の実刑を、
▽妻には一部を無罪としたうえで、執行猶予のついた有罪判決を言い渡し、夫婦と検察の双方が控訴していました。

18日の2審の判決で、大阪高等裁判所の西田眞基裁判長は籠池被告について「小学校の設計業者に対して補助金を『国から多めにもらって建築費に充てよう』などと発言しており、みずからの判断で虚偽の申請をしていた」などと指摘し、1審に続いて懲役5年を言い渡しました。

また、諄子被告については「学園は家族経営であり、書類の内容などから理事長が水増し請求を行っている認識はあった」などと判断して、一部を無罪とした1審判決を取り消し、懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しました。

判決について、籠池被告は「思っていたような判決ではなかった。高裁の裁判長は2審が始まったときから私たちの主張をすべて退け検察官の主張を補強するような横暴極まりない裁判の進め方をしていて、どう有罪にすればいいのかと、結論ありきの判決だった」と話しました。

また、諄子被告は「無罪で絶対に負けないと思っていた。裁判官と検察官が仲間になっていて、えん罪が多く生まれているので司法改革をしてほしい」と話していました。

夫婦は、いずれも判決を不服として上告したということです。

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