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韓国軍の関係者によりますと、アメリカ軍と韓国軍は、朝鮮半島有事を想定した定例の合同軍事演習を、18日午前、開始したということです。

演習では、今月28日までの期間中、コンピューターを使った防御的な内容の図上演習が行われる予定です。

また、新型コロナウイルスの感染対策などを理由に、野外での機動訓練は行われませんが、韓国軍は、演習を通じて米韓両軍の作戦遂行能力を向上させ、防衛態勢を強化するとしています。

これに対し北朝鮮は、17日、米韓両国をけん制する談話を出したのに続いて、18日もウェブサイトを通じて「核保有国を相手にした無分別な対決行動は、全滅する時間を早めるだけだ」などと反発しています。

このため北朝鮮が、さらなる弾道ミサイルの発射や7回目の核実験を強行したり、今月25日の朝鮮人民革命軍の創設90年に合わせて軍事パレードを実施したりする可能性も指摘されていて、関係国は警戒を続けています。

こうした中、アメリ国務省北朝鮮問題を担当するソン・キム特別代表は、18日、韓国外務省のノ・ギュドク(魯圭悳)朝鮮半島平和交渉本部長とソウルで会談し、北朝鮮への対応で緊密に連携していくことを確認する見通しです。

韓国の最大野党「国民の力」のベテラン議員で、外交政策に精通しているパク・チン氏は、来月10日に就任するユン・ソギョル(尹錫悦)次期大統領から新政権の外相に指名されました。

パク氏は、18日、記者団の取材に応じ「朝鮮半島情勢が予測できない状況の中で外相に指名され、非常に重い責任と使命を感じる」と述べました。

そして、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮を厳しく非難し「アメリカと緊密に連携して挑発を抑制するとともに、北が実質的な非核化に動くよう最大限の外交努力をしていく」と強調しました。

一方、関係が冷え込んでいる日本について、パク氏は「民主主義と市場経済を共有しており、協力すべき部分が多い」と述べました。

そのうえで「両国の関係がこのままギクシャクしていては、双方にとって損だ。日韓関係が改善され、北東アジアの平和と安定に大きく寄与することを期待する」として、日韓関係の改善に強い意欲を示しました。

ユン次期大統領は、今月24日から5日間の日程で、国会議員や外交の専門家などで構成する代表団を東京に派遣し、新政権の発足に先立って日本側と意見を交わすことにしています。

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