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トルコの裁判所は25日、9年前に起きた大規模な反政府デモを支援し国家転覆を企てたとして、トルコ人実業家のオスマン・カワラ氏に対し終身刑を言い渡しました。

カワラ氏をめぐっては、2017年から4年半にわたって拘束が続いていて、トルコ国内や欧米各国などから釈放を求める声が上がっていました。

判決のあと、トルコの各地で抗議デモが行われ、最大都市イスタンブールの中心部では26日、通りを埋め尽くすほど多くの人が集まって抗議の声を上げました。

デモに参加した46歳の弁護士は「国内法に反した決定で、トルコのイメージをおとしめる判決だ。問題を解決するには政治家の司法への介入を取り除かなければならない」と話していました。

また、判決を受けて、ヨーロッパの人権侵害などを監視する国際機関、ヨーロッパ評議会は声明を発表し「終身刑の宣告は衝撃的で、深く失望している」と非難しました。

一方、トルコのボズダー法相は26日、地元の記者団に対し「トルコは法治国家であり、どの国もトルコの司法に口を挟む権利はない」などと述べて、不快感を示しましたが、今回の判決をきっかけにエルドアン政権の強権的な体質を問題視してきた、欧米各国による批判がさらに高まるものとみられます。

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