仏マクロン大統領 2期目就任式“仲介外交に力入れる” #nhk_news https://t.co/tOKC2Xqje9
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年5月7日
マクロン大統領は、4月の大統領選挙で極右政党のルペン前党首を破って再選を果たし、7日、パリの大統領府で2期目の就任式が行われました。
式典にあわせた演説では「ヨーロッパでの戦争の再来やパンデミックなど、世界とわが国がこれほど複合的な試練に直面することはまれだ」と指摘したうえで「ウクライナをめぐる緊張を緩和しながら、民主主義とそれを守る勇気を支援し、ヨーロッパに新たな平和を築く時が来た」と述べ、ロシアのプーチン大統領を含む各国首脳との仲介外交に引き続き力を入れる考えを示しました。
2期目の任期は今月14日からですが、9日には再選後初めての外遊先としてドイツを訪れ、ショルツ首相と会談する予定で、ウクライナ情勢などをめぐり連携を確認するとみられます。
マクロン大統領の与党などは、6月に行われる議会下院にあたる国民議会の選挙に向けて、全議席のおよそ60%を占める現有議席の上積みを目指していて、内政面でも年金制度改革などの課題が山積する中、安定した政権基盤を築けるかが当面の焦点です。
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