イエレン米財務長官、2%インフレ目標引き上げの必要性を否定https://t.co/vMQCckscMH
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) 2022年5月19日
イエレン米財務長官は19日、米国を含む主要先進国・地域の中央銀行がインフレ目標を引き上げるべきだという考えを否定した。生活費が急上昇している時には安定した物価見通しが重要という理由だ。
イエレン長官は主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で滞在中の独ボンで記者団に対し、脱グローバル化がすう勢的な物価上昇率を押し上げる可能性について言及した上で、それがインフレ目標を「変更する理由にはならない」と発言。「設定されたインフレ目標を達成することが課題だ」と語った。
4月の米消費者物価指数(CPI)は2カ月連続で8%を超える上昇となり、一部エコノミストは米金融当局がインフレ率を目標の2%に下げられるかどうか疑問を呈している。
原題:
Yellen Rejects the Idea of Fed Raising Its 2% Inflation Target(抜粋)