南米アマゾンでイギリス人記者ら2人行方不明に 軍などが捜索 #nhk_news https://t.co/jv5QFrAvAx
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年6月11日
行方がわからなくなっているのはアマゾンの先住民族を現地で15年にわたり取材していたイギリス人の記者、ドン・フィリップスさんとブラジル人の専門家のブルノ・ペレイラさんです。
2人は今月5日に、ブラジル北西部アマゾナス州のアマゾンの奥地で先住民族の取材を行ったあと近くの町にボートで移動している途中に連絡が途絶えたということで、ブラジルの軍や警察が捜索を続けています。
ブラジルのアマゾンでは、金の違法採掘業者らによって先住民族が殺害されるなど事件があとを絶たず、2人はこうした業者らから脅迫を受けていたということです。
アマゾンの開発を優先して先住民族と対立するボルソナロ大統領は9日、2人の無事を祈るとする一方「必要な手続きを踏まずに冒険に出た」と述べ、行動に無謀な面があったとの認識を示しました。
これに対し、国連が10日に「2人の安否に関する情報が不足している」と懸念を示したほか、欧米のメディアも「捜索活動は最低限の規模だ」などと批判していて、波紋が広がっています。
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