ブラジル大統領選 元大統領と現職の2人による決選投票へ #nhk_news https://t.co/6VEiQcWjEp
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年10月3日
任期満了に伴うブラジルの大統領選挙は2日、投票が行われました。
今回の選挙には11人が立候補していますが、ブラジルの選挙管理委員会によりますと、開票率98.5%の時点で得票率は、2003年から2期8年にわたって左派政権を率いたルーラ・ダシルバ元大統領が48.1%、次いで、現職で右派のジャイル・ボルソナロ大統領が43.4%、などとなっています。
ただ、当選に必要な有効投票の過半数を得票した候補はなく、今月30日に、この2人による決選投票が行われることになりました。
今回の大統領選挙では、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた経済の立て直しや汚職対策、それに、国土のおよそ6割を占めるアマゾンの熱帯雨林の保護などが争点となりました。
ルーラ氏は、コロナ禍で悪化した経済格差の解消や、積極的な財政出動による景気の浮揚などを訴え、貧困層を中心に支持を集めました。
ただ、両候補の得票差は、事前の予測よりも縮まっていて、地元のメディアは、決選投票に向けて選挙戦は一層激しさを増す見通しだと伝えています。
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