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北方領土貝殻島周辺で行われるコンブ漁は、日本とロシアの民間交渉で操業条件を決めたうえで、例年、6月1日に解禁されています。

しかし、ことしはロシアによるウクライナ侵攻の影響で交渉の開始が大幅に遅れ、例年の解禁日を過ぎた今月3日に妥結しました。

北海道水産会によりますと、17日、操業に必要な「指示書」がロシア側から届いたということです。

これを受けて、地元の漁協は今月20日に操業に関する指導会議を開いたうえで、天候がよければ、その翌日の21日にも出漁する方向で調整しています。

この時期に貝殻島周辺でとれるコンブは「棹前(さおまえ)コンブ」と呼ばれ、質がよく高値で取り引きされることから、漁業者はできるだけ早い出漁を望んでいました。

ことしの貝殻島周辺でのコンブ漁には去年より11隻少ない220隻が出漁する予定です。

ロシア海軍駆逐艦フリゲート艦など7隻が16日から17日にかけて、伊豆諸島の須美寿島鳥島の間を通過し、南西方向に進んだのを海上自衛隊の艦艇が確認しました。

7隻は、いずれも16日、千葉県沖の太平洋を航行しているのが確認された艦艇で、伊豆諸島付近を航行する際にはフリゲート艦からヘリコプターが飛び立つのも確認されたということです。

また、防衛省によりますと、17日午前には、北海道の宗谷岬の北、およそ40キロの海域で、ロシア海軍のミサイル護衛哨戒艇など9隻が航行しているのが確認され、9隻はその後、宗谷海峡を西の方向に進み、日本海に入ったということです。

ロシア国防省は今月、太平洋で大規模な演習を行うと発表していて、防衛省はこの演習との関連を含め、航行の目的を分析しています。

一方、防衛省は、中国海軍のミサイル駆逐艦2隻が宗谷海峡を東の方向に進み、オホーツク海に出たのを16日、海上自衛隊が確認したと発表しました。

今月、この2隻を含む中国海軍の艦艇4隻が対馬海峡を通過して日本海に入ったのが確認されていて、別の2隻は16日、津軽海峡を通って太平洋に出ています。

宗谷海峡津軽海峡は、いわゆる「国際海峡」のため、軍艦を含めて外国の船舶の航行が国際的に認められています。

防衛省は、ロシア軍と中国軍、双方の艦艇の航行について、情報収集と警戒、監視を続けています。

#反ロシア#対中露戦

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