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#日銀#金融政策決定会合

日銀の黒田総裁は20日に総理大臣官邸を訪れ、岸田総理大臣と会談した後、世界経済や金融・資本市場の動向についての定期的な説明を行ったと述べたうえで「急速な円安の進行については、企業の経営計画に対していろいろな不確実性をもたらすので、好ましくないと申し上げた。今後も為替市場の動向を注視し政府と連携して適切に対処したい」と述べました。

#WBS

#アベノミクス#リフレ#金融政策#円安政

政府は20日、関係閣僚の会議を開き、今月の月例経済報告をまとめました。

景気全体の基調判断については「持ち直しの動きがみられる」という先月までの判断を維持しました。

ことし4月以降、3か月連続で同じ判断となっています。

個別の項目別では、「住宅建設」について、賃貸や分譲マンションの需要の増加を反映して「底堅い動きとなっている」と判断を引き上げました。

また、中国・上海で新型コロナの感染再拡大に伴う厳しい移動制限が緩和され、中国からの輸入量が回復していることから、「輸入」の判断も「下げ止まっている」に引き上げました。

一方、「生産」は部品の不足による自動車の減産などを背景に「持ち直しの動きに足踏みがみられる」と判断を引き下げました。

先行きについては、国内の感染者数の減少傾向をふまえ、これまで盛り込んでいた「感染症による影響を注視」という表現を削除しました。

一方、懸念材料として、ウクライナ情勢の長期化や、中国の経済活動の抑制の影響などを挙げ、原材料価格の上昇などによる下振れのリスクに注意する必要があるとしています。

#経済統計