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財務省が5日発表した昨年度の国の一般会計の決算で、税収は67兆379億円となりました。

税収がこれまでで最も多かった前の年度を6兆2000億円余り上回り、2年連続で過去最高を更新しました。

このうち法人税は、円安などを背景に企業の業績が回復傾向にあることから前の年度と比べて2兆4000億円余りの大幅な伸びとなりました。

また、所得税も雇用環境の改善を受けて2兆1000億円余り伸びたほか、消費税も個人消費の持ち直しなどで9000億円余り増えました。

昨年度は、新型コロナ対策として合わせて36兆円規模の補正予算を組んだ結果、一般会計の総額は142兆円を超えました。

税収は過去最高を更新しましたが、新規の国債発行額は57兆6000億円余りとなり、依然として国債発行に頼る厳しい財政運営が続いています。

一方、歳出では、公共事業やコロナ対策の事業など合わせておよそ22兆4000億円が年度内に使われずに繰り越されました。

前の年度も30兆円を超える巨額の繰り越しが発生していて、コロナへの対応で歳出の規模が膨らむ中、予算編成の在り方が問われることになりそうです。

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