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アメリカのバイデン政権は12日、アメリカが太平洋地域の島しょ国との関係強化の一環として、キリバスとトンガに大使館を開設するため両国と協議を始めると発表しました。

太平洋の島しょ国では、バイデン政権が「最大の競合国」と位置づける中国が近年、道路や港湾施設などインフラ整備への支援や投資を進め影響力を拡大しています。

今回、大使館の開設を目指すとしたキリバスは3年前、台湾と断交して中国と国交を結び、関係を強化していて、アメリカとしてはこの地域で影響力を強める中国に対抗していくねらいがあるものと見られます。

アメリカはことし2月にもソロモン諸島に大使館を開設すると発表したほか、先月には太平洋地域の島しょ国への支援を強化するため日本やオーストラリアなど5か国からなる新たな協力の枠組みを立ち上げるとしています。

南太平洋のフィジーでは11日からオーストラリアや島しょ国などでつくる「太平洋諸島フォーラム」の年次総会が開かれていて、招待国としてオンラインで出席するアメリカのハリス副大統領が大使館の開設など、地域への協力の取り組みを発表することにしています。

太平洋の島しょ国やオーストラリアなど、18の国と地域で作る「太平洋諸島フォーラム」の年次総会は、11日からフィジーの首都スバで始まり、14日には首脳らによる全体会合が開かれます。

こうした中、ニュージーランドのメディアは、加盟国のキリバスが脱退を表明し、マーマウ大統領が会合への不参加を決めたほか、マーシャル諸島など3か国の首脳も欠席すると報じました。

キリバスは、去年行われたフォーラムの事務局長選挙で、キリバスを含む複数の国が推していた候補者が、選出されなかったことが主な理由だとしています。

地域内の連携が揺らぎかねない状況に、ニュージーランドのマフタ外相はNHKの取材に「重要なのはフォーラム全体で、連帯と団結を強化したいという意志があることだ」と述べ、連携の強化を呼びかけました。

太平洋地域では3年前、キリバスソロモン諸島が台湾と断交して中国と国交を結び、ことし4月にはソロモン諸島が中国と安全保障に関する協定を結ぶなど、中国が巨額の援助や投資を通じて影響力を拡大させています。

今回の会合では、中国との経済や安全保障分野でのかかわり方などについて議論される見通しですが、各国の足並みの乱れは、中国のさらなる進出を招きかねないという見方が出ています。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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