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アメリカのバイデン大統領は今月13日から4日間の日程で、イスラエルヨルダン川西岸のパレスチナ暫定自治区、それにサウジアラビアを訪問する予定で、このうちサウジアラビアでは、GCC湾岸協力会議の加盟国など中東の産油国の首脳らとの会合に臨むことにしています。

この会合について、ホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官は11日、記者会見で「大統領はアメリカ国民のためにガソリン価格の引き下げに向けて打てる手はすべて打つ」と述べ、サウジアラビアUAEアラブ首長国連邦などに対して原油の増産を呼びかけることがねらいだと説明しました。

ただ、専門家の間では産油国側がアメリカの求めるような増産に応じるのか不透明だとの見方も出ています。

バイデン大統領にとっては、この分野でどの程度成果が見込めるのかわからないリスクを背負った中での中東訪問になりそうです。

イスラエルリーベルマン財務相は11日、今週予定されるバイデン米大統領の中東歴訪が、サウジアラビアを含む中東地域の共同市場形成につながることを期待していると語った。

バイデン大統領は13日にイスラエルを訪問し、15日にサウジに向かう。米ホワイトハウスは、中東地域の経済や安全保障の協力関係拡大がバイデン氏の歴訪の目的という認識を示している。

イスラエルとサウジは外交関係がない。

リーベルマン財務相イスラエル、サウジ、湾岸諸国、ヨルダンなど、中東に新たな共通の市場を構築する時だ」とし、「安全保障と経済双方における現実が大きく変わるだろう。バイデン氏の訪問中に重点が置かれることを期待する」と述べた。

また、イスラエル、ヨルダン、サウジ、バーレーンアラブ首長国連邦アブダビやドバイなどを結ぶ道路や鉄道の建設といったビジョンを描いているとも語った。

イスラエルのフラタ国家安全保障顧問も、バイデン氏訪問という枠組みにおいて「中東地域の市場拡大の可能性を巡る協議を開始する公算はある」と指摘。さらに、バイデン大統領がイスラエルから訪問後、直行便でサウジに向かう計画は「偶然ではない」とした。

バイデン大統領がイスラエル・サウジ直行便の開設を発表する可能性があるかという質問に対し、ロール副外相は「バイデン氏がサウジ訪問後に(イスラエル・サウジの)正常化に向けたニュースをもたらすと期待する」と応じた。

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