https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

ロシア国防省は14日、ウクライナ東部ドネツク州のウクライナ側の拠点、クラマトルシクの近郊や、南部ミコライウ州の各地をミサイルで攻撃し、ウクライナ側の兵士およそ1000人を殺害するとともに、指揮所や弾薬庫などを破壊したと発表しました。

さらに、ウクライナ非常事態庁は14日、西部ビンニツァ州の街の中心部がロシア軍のミサイル攻撃を受け、子ども3人を含む少なくとも23人が死亡したと発表しました。

ゼレンスキー大統領は「ロシア軍は毎日、ウクライナの市民の命を奪い、子どもを殺害し、軍事的な標的とは無縁の民間施設をミサイルで攻撃している。テロ攻撃以外のなにものでもない」と厳しく非難しました。

一方、ロシア軍が完全掌握を目指しているドネツク州について、イギリス国防省は14日「ロシア軍は、前線の広い範囲で砲撃を行っているが、過去72時間で領土の掌握は大きく進んでいない」と指摘し、ロシア側の勢いが失速する可能性もあると分析しています。

こうした中、ロシアとウクライナは13日、ロシア軍による封鎖で、黒海に面するウクライナ南部の港からの小麦などの輸出が滞っている問題をめぐり、仲介役のトルコと国連を交えた4者による実務者レベルの協議をトルコで行いました。

協議では、黒海海上輸送の調整にあたる機関をイスタンブールに設置することで一致するなど、進展があったということで、合意文書の署名に向けて、来週、再び協議することになりました。

また、トルコのエルドアン大統領は、ロシアのプーチン大統領と、19日に訪問先のイランで、軍事侵攻が始まって以降初めて、対面で会談を行い、直接、働きかける見通しで、国際的に食料危機への懸念が強まる中、事態の打開につながるのか注目されます。

ウクライナで行われた疑いのある戦争犯罪などの捜査を行っているICC国際刑事裁判所があるオランダのハーグで、14日開かれた国際会議には、ICCのカーン主任検察官のほか欧米などの40を超える国から外相や大使などが出席し、ウクライナのゼレンスキー大統領とクレバ外相もオンラインで参加しました。

この中でゼレンスキー大統領は「軍事侵攻という重大な犯罪に関わる決定をした者たち全員に、処罰は免れないという原則を適用しなければならない」と強調しました。

また、クレバ外相は「ウクライナ侵略犯罪を犯したロシアを非難する。犠牲になった多くの人たちのため、あらゆる手段で正義を追い求める」と述べたうえで、ロシアの政府や軍の指導者の責任を確実に問うことができるよう、特別法廷の設置を訴えました。

終了後の記者会見では、特別法廷をめぐる質問が相次ぎ、オランダのフクストラ外相が前向きに検討する姿勢を示した一方で、ICCのカーン主任検察官は「できないことではなく、できることに集中したい」などと述べるにとどめました。

#戦犯

#戦犯

ロシアのルデンコ外務次官は14日、ウクライナが和平交渉を再開する用意があればロシアは前向きに対応するとした上で、ウクライナ「領土の現実」を受け入れなければならないと述べた。インタファクス通信が報じた。

同次官は、和平協定締結のためにはウクライナ「非同盟」「非核」の地位を受け入れるというロシア側の提案に対し、明確な返答をする必要があるとした。さらに、ロシアによるクリミア半島支配を認め、ウクライナ東部の親ロシア派勢力が統治する「ドネツク民共和国」と「ルガンスク人民共和国」を独立国家として承認するべきだとした。

和平交渉は紛争開始後数週間で両者の暫定的協議決裂して以来、停滞している。

同次官は、協議決裂の責任はウクライナにあるとし、西側諸国が「ウクライナ政府に交渉を禁じた」と述べた。

ウクライナ軍幹部のオレクシー・グロモフ氏は14日、ウクライナ軍は西側諸国が提供した長距離兵器と155ミリ口径の砲弾を使ってロシアの弾薬庫や供給ラインを攻撃したと述べた。これによりロシア軍は前線への燃料や弾薬の供給方法の見直しを余儀なくされるという。

これに先立ち、ウクライナ軍は同日、ロシア軍が占領するウクライナ南部の町にある軍事検問所などを攻撃したと発表していた。

グロモフ氏は記者会見で、ウクライナ軍による攻撃には米国から供与された高機動ロケット砲システム「ハイマース」など西側諸国からの兵器供給が不可欠だと指摘。ロシア軍の兵たんや弾薬庫に打撃を与えており、「ロシア軍は弾薬や燃料の供給システムを変更せざるを得なくなっている」とした。

ロシア産燃料油を積載したタンカーが14日、キューバのマタンサス港に到着した。西側諸国が対ロシア制裁の一環で石油などの輸入を止めたり削減したりする中、キューバはロシア産の受け皿となっている。

リビア籍タンカー「スボロフスキー・プロスペクト」号は、ロシアのウスツルガ港で約70万バレルの燃料油(市場価格約7000万ドル)を荷積みし、キューバに到着した。

国際的船舶データベース、イクアシス(EQASIS)によると、タンカーの船主はロシアの海運大手ソブコムフロットの子会社。英、カナダ、米はソブコムフロットを制裁対象としている。

キューバはエネルギー輸入の大半をベネズエラに依存しているが、ベネズエラ国内需要を満たすのに苦労している。このため、キューバは割高なスポット市場での調達を余儀なくされており、ロシア産輸入の拡大を図っている。

キューバは電力の大半を燃料油と自国産の重油から発電している。キューバ外務省はコメント要請に応じなかった。

ウクライナ西部のビンニツァ州では14日、町の中心部がロシア軍のミサイルによる攻撃を受け、ウクライナの非常事態庁は、子ども3人を含む少なくとも23人が死亡したと発表しました。

ゼレンスキー大統領は「残念ながら行方不明者が何十人もいると報告されている。ロシアをテロ国家と正式に認めなければならないことが、改めて証明された」と強く非難しました。

この攻撃について、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は14日、ロシア軍が潜水艦から巡航ミサイル「カリブル」を発射したとするウクライナ側の分析を紹介したうえで、「ロシアは、東部のハルキウ市や南部のミコライウ市でも都市の住宅地への組織的なミサイル攻撃を続けている」と指摘しています。

これに対してロシア国防省のコナシェンコフ報道官は15日「カリブル」での攻撃だったと認めたうえで「ウクライナ軍の駐屯地にある幹部の住居を攻撃した。軍の幹部と外国の兵器会社の代表者が兵器供与について会議を開いていて、参加者を排除した」などと主張しています。

また、ロシア軍が掌握を目指すドネツク州の状況について分析しているイギリス国防省は15日、ロシア軍がウクライナ軍の拠点のスロビャンシクとクラマトルシクを攻略するため、東側からゆっくりと進軍させ、まずは周辺の町の掌握を目指しているという見方を示しています。

一方、ウクライナ軍がロシア側から奪還した黒海の拠点のズミイヌイ島について、イギリス国防省は「ロシア側は、ウクライナがこの島を拠点とするのを阻止しようとしているが、ロシア軍の戦闘機は攻撃に失敗した」と指摘しています。

ウクライナ政府はズミイヌイ島を奪還したことで、ドナウ川沿いにある港から黒海を抜けて農作物を輸出するルートが開放されたとしていますが、この島をめぐってもロシアとウクライナの間で激しい攻防が続いているものとみられます。

ブラジルのボルソナロ大統領は14日、ロシアとウクライナの戦争を「解決する」方法を知っていると述べ、18日に予定されているウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談で提案を伝えると明らかにした。電話会談はゼレンスキー氏から要請があり、直ちに応じたと説明した。

ボルソナロ大統領は、訪問先の北東部マラニョン州「(ゼレンスキー氏に)私の意見を述べ、解決法を伝える。解決法を知っているが、誰にも教えない」と記者団に述べた。

その上で、「このケースに対する解決法は1982年にアルゼンチンと英国の紛争が解決された場合に類似する」と述べたが、それ以上の詳細には触れなかった。

ブラジルはロシアとの交易継続を模索しており、ボルソナロ氏はこれまでのところ、ウクライナ紛争に対して中立な立場を取っている。

北朝鮮外務省は15日、自国の主権を侵害する米国の「不当、不法」な行為に加担しているウクライナに主権問題を提起する権利はないと表明した。北朝鮮国営メディアが伝えた。

北朝鮮は13日、ウクライナ東部の親ロシア派勢力が統治する「ドネツク民共和国」と「ルガンスク人民共和国」を独立国家として承認。ウクライナはこれを受けて、北朝鮮と断交した。

同省の声明文は、ウクライナ北朝鮮の兵器プログラムを巡る制裁を含む米国主導の行動を支援してきたと指摘。「主権平等、内政不干渉、相互尊重の原則に基づき、わが国の主権を尊重し、われわれを好意的に扱う全ての国との友好と協力をわれわれは強化・発展させていく」とした。

#朝鮮半島

#NATOexpansion

#反ロシア#対中露戦

d1021.hatenadiary.jp