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アメリカのペロシ下院議長は先月31日、5人の議員団を率いてシンガポール、マレーシア、韓国、日本を訪問すると発表し、一部のメディアがこの期間中に台湾を訪れると伝えるなか、実際に訪問するのかが焦点となっています。

これについて、中国外務省の趙立堅報道官は1日の記者会見で、ペロシ議長は、大統領権限を継承する順位が副大統領に次ぐ地位にあるとしたうえで「ペロシ議長の地位は、彼女の台湾訪問を高度に敏感なものにしており、いつ、いかなる形での訪問も政治的に悪影響を及ぼす。もし台湾を訪問すれば中国は必ずや強力な対抗措置をとる」と反発しました。

さらに「われわれは、アメリカに改めて伝えなければならない。中国は厳戒態勢を敷いており、軍も決して黙って見ていない」と述べ、強くけん制しました。

台湾情勢をめぐっては、習近平国家主席がバイデン大統領と先月28日、電話で会談し、中国外務省は、習主席が「火遊びをすれば必ずやけどをする」と警告したとしていました。

アジアを訪れているアメリカのペロシ下院議長は、1日、シンガポールで現地のアメリカ軍兵士らと写った写真とともに「国のために奉仕している愛国者たちに議会から感謝の意を伝えることができて光栄だ」とツイッターに投稿しました。

シンガポール政府によりますと、ペロシ議長は、リー・シェンロン首相と会談し、安定した米中関係の重要性などについて議論したということです。

ペロシ議長は、7月31日に発表した声明で、議員団を率いてシンガポール、マレーシア、韓国、日本を訪問すると明らかにしていて、インド太平洋地域における安全保障や経済面での協力などについて話し合うとしています。

ただ、一部のメディアが伝えている台湾への訪問については発表されていません。

中国外務省は1日、行った会見でも「もし台湾を訪問すれば中国は必ずや強力な対抗措置をとる。軍も決して黙って見ていない」と強くけん制しました。

ペロシ議長が一連のアジア歴訪で、台湾を訪れるのかどうかに関心が集まっています。

国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は1日、ペロシ下院議長による台湾訪問の可能性について、ペロシ氏には訪台する権利があるという認識を示した。

さらに、中国が今後数日間、軍事的な挑発行為などで対抗する用意を整えているもようと指摘。台湾付近へのミサイル発射、空軍・海軍による大規模な活動、台湾海峡は国際水路ではないなど中国による「偽りの法的主張」などが想定されるという。

カービー氏はまた、ペロシ氏が実際に台湾を訪問しても、台湾に関する米国の政策に変更はないと強調。米政府内の権力分立により、ペロシ氏が訪台について自ら決断することを中国側も十分認識しているとし、「中国政府が米国の長年にわたる政策に一致する(ペロシ氏の)訪台を、ある種の危機や紛争に置き換えたり、台湾海峡やその周辺での攻撃的な軍事活動を強化する口実にする理由はない」とした。

また、ホワイトハウスペロシ氏の訪台に関し、中国がさらに「無責任な発言」を行うと予想しているが、米国は中国とのコミュニケーションライン維持を模索するとした。

複数の関係者や台湾のメディアによると、ペロシ下院議長は2日に台湾を訪問する可能性がある。中国外務省の趙立堅報道官は1日の定例会見で、ペロシ氏が台湾を訪問すれば、中国軍は「座視しない」と警告した。

ブリンケン米国務長官も、ペロシ下院議長による訪台はペロシ氏の決定によるものと指摘。同時に、実際に訪問が行われることになれば、「中国が責任ある行動を取り、緊張をエスカレートさせる行動に関与しないよう注視する」と語った。

アメリカのペロシ下院議長は議員団を率いて、アジアを訪れていて、1日、最初の訪問国、シンガポールでリー・シェンロン首相と会談しました。

ペロシ議長は7月31日に発表した声明で、シンガポールのほか、マレーシア、韓国、日本を訪問すると明らかにしています。

台湾への言及はありませんでしたが、1日夜になって台湾の複数のメディアが、ペロシ議長が今夜にも現地を訪問する見通しだと伝えました。

このうち中国時報の電子版は、ペロシ議長が1日夜、台湾で1泊して、3日の午前に蔡英文総統らと会うという情報を外交筋から得たとしています。

ただ、外交筋は、中国が強く反対しているため、予定した時間に台湾に到着できるかは不確定だとも話しているということです。

また、自由時報の電子版は消息筋の話として、ペロシ議長が2日夜、台湾で宿泊し、3日、議会にあたる立法院を訪問する計画があると伝えました。

一方、アメリカのCNNも、アメリカと台湾、双方の当局者の話として、日程については触れていないものの、ペロシ議長が台湾を訪問する見通しだと報じました。

中国外務省は1日の記者会見で「もし台湾を訪問すれば中国は必ずや強力な対抗措置をとる。軍も決して黙って見ていない」と、強くけん制しました。

アメリホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は1日の記者会見でペロシ下院議長の台湾訪問については発表されていないとしたうえで「過去にも下院議長が問題なく台湾を訪問しているようにペロシ議長にも訪問する権利がある」と述べました。

その上で「1つの中国」政策に変わりはないと強調しました。

さらにバイデン大統領が先週、中国の習近平国家主席と行った電話会談の中で議会は独立した機関であり、訪問するかどうかは議長自身が決めることだということを明確に伝えたと明らかにしました。

またカービー氏は訪問を巡って中国が今後、台湾周辺へのミサイルの発射や、上空や海での大規模な軍事活動など、さらなる行動をとる可能性があると指摘したうえで「われわれは脅しには屈しない。こうした行為は誤解や混乱を生じさせる可能性を高める」と述べて中国側をけん制しました。

一方で「アメリカと中国の間の緊張を高める理由は何もない」と述べて中国との対話を継続する考えを強調しました。

2日の香港、上海、台湾の株式市場では、アメリカのペロシ下院議長が、2日夜にも台湾を訪問する見通しだと複数のメディアが伝えたことを受けて、米中関係が悪化することへの警戒感からいずれも株価が下落しました。

各地の代表的な株価指数終値は、1日と比べて▽香港で2.3%▽上海で2.2%▽台湾で1.5%の下落となりました。

アメリカのペロシ下院議長が、2日夜にも台湾を訪問する見通しだと複数のメディアが伝えたことを受けて、米中関係が悪化することへの警戒感が強まって売り注文が広がり、香港と上海では一時、下げ幅が3%を超える展開となりました。

市場関係者は「実際に訪問すれば中国政府が強く反発するとみられることから、市場ではリスク回避の動きが進んだ。アメリカとの関係が悪化すれば、減速が続く中国経済にとって、さらにマイナスに働くことが懸念されている」と話しています。

アメリカのペロシ下院議長は、議員団を率いてアジアを訪れていて、1日にシンガポールを訪問したのに続き、2日はマレーシアに入りました。

ペロシ議長がさきに発表した声明では、このあと韓国と日本を訪問するとされ、台湾への言及はありませんでしたが、台湾のメディアは議長が2日夜にも台北の空港に到着する見通しだと伝えています。

報道によりますと、議長は台北で1泊し、3日、蔡英文総統に会うということです。

また、台湾の議会にあたる立法院も訪問すると伝えています。

台湾当局は、ペロシ議長側が訪問計画を明らかにしないかぎり公に確認しない方針で、首相にあたる蘇貞昌行政院長は「外国からの賓客の訪問はすべて歓迎する。来訪の時間や方式は賓客の計画を尊重する」と述べるにとどめています。

ペロシ議長は、大統領権限を継承する順位が副大統領に次ぐ2位で、現職の下院議長が実際に台湾を訪問すれば、1997年のギングリッチ氏以来25年ぶりとなります。

「台湾は中国の一部だ」と主張する中国政府は、ペロシ議長の台湾訪問に断固反対の立場で「もし訪問すれば、強力な対抗措置をとる。軍も決して黙って見ていない」と強くけん制しています。

中国軍は先月下旬以降、東シナ海南シナ海などで相次いで軍事演習を行っています。

国営の中国中央テレビは先月30日、東シナ海を所管する東部戦区が最近、海上で実弾射撃訓練を行い、作戦能力を向上させたと伝えました。

中国当局の発表によりますと、先月30日には台湾の対岸に位置する福建省の平潭島付近の海域でも、実弾射撃訓練が行われたということです。

香港メディアは、軍事専門家の話として、一連の軍事演習は台湾への訪問が取り沙汰されるアメリカのペロシ下院議長への警告だとする見方を伝えています。

アメリカのペロシ下院議長の台湾訪問が取り沙汰されるなか、中国では、軍や国営メディアが、軍事関連の映像を公開しています。

中国軍で、東シナ海を所管する東部戦区は1日、「戦いの準備を整え待ち構えている」と題した動画を公開しました。

動画が撮影された詳しい日付や場所は明らかにされていませんが、台湾への関与を強めるアメリカをけん制するねらいがあるとみられます。

また、国営の中国中央テレビは、先月30日、中国軍の創設95年を前に公開した動画の中で、ミサイルが発射される映像を伝えました。

中国共産党系のメディア、環球時報は専門家の話として、このミサイルが極超音速ミサイル「東風17」とみられるということで、発射の映像が公開されるのは初めてではないかとしています。

また、空母などを標的とする「東風17」は既存のミサイル防衛網では迎撃するのが難しいとされ、ペロシ議長の台湾訪問が取り沙汰されるなか、あらゆる対抗措置をとることができるとアメリカに伝える意図があるとしています。

中国外務省の華春瑩報道官は日本時間午後4時すぎからの記者会見で「中国はすでに何度も明確に原則的な立場を表明するとともに、何度もアメリカに厳正な申し入れを行っている。もしアメリカが強行するのであれば、中国は必ずや強力な措置をとる」と述べ、改めて反発しました。

また、華報道官は、アメリカの現職の下院議長が過去にも台湾を訪問したことに関連して「アメリカの個別の政治家の過去の間違った行動は前例にならないし、台湾問題においてアメリカが間違いを重ねる言い訳にもならない。台湾海峡の緊張をエスカレートさせる挑発的な行動をとっているのはアメリカであり、すべての責任を負わなければならない」と述べました。

ペロシ下院議長が台湾訪問を計画していると伝えられたのに対し、中国側が「訪問を強行すれば、中国は断固とした強力な措置をとる」などと強くけん制したことから、アメリカでは、大きな議論を呼んできました。

バイデン大統領は先月20日「軍は、いま行くのはよい考えだとは思っていない」と述べたほか、有力紙、ワシントン・ポストは、先月23日、バイデン政権は台湾海峡の緊張が一気に高まることを懸念し、ペロシ議長に対し、訪問のリスクを説明したと伝えました。

一方、トランプ前政権で国防長官を務めたマーク・エスパー氏は先月26日、シンクタンクのイベントで「自己抑止をすべきでない。脅しには立ち向かわなければならない」と述べたほか、共和党の議員や一部の民主党の議員からも訪問を後押しする声が上がっていました。

バイデン大統領と習近平国家主席は日本時間の先月28日、電話による首脳会談を行い、両首脳は対話を継続し、今後、対面での首脳会談の時期を模索していくことで一致しました。

バイデン政権の高官は、ペロシ議長の台湾訪問をめぐるやり取りが首脳会談の中で行われたか明らかにしませんでしたが、ペロシ議長が中国の反対を押し切る形で台湾を訪問すれば米中関係の悪化は避けられず、台湾海峡の緊張が高まることも懸念されます。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は2日、記者団に対し「ペロシ議長が台湾を訪問する可能性については、間違いなく挑発的であり、地域の緊張を高めるものだ。われわれは中国と連帯していることを強調したい。残念ながら、アメリカは対立の道を選んでいて、これは悪い兆候であり、われわれは遺憾の意を表明する」と述べ、アメリカの動きを批判し、中国側を支持する姿勢を強調しました。

中国外務省の華春瑩報道官は2日、予想されるペロシ米下院議長の台湾訪問について、米国と連絡を取り合っていると述べた。

複数の関係者によると、ペロシ氏は2日に台湾を訪問する予定。

中国政府でインターネットの管理を行う「国家インターネット情報弁公室」は、インターネット利用者の管理を強化する新たな指針を1日から施行しました。

指針では、サービスを提供する事業者に対して利用者が実名で登録していない場合は、一切サービスを提供してはならないとしているほか、アカウントの登録情報が事実と異なるなど法律に違反した場合は、閉鎖や新たなアカウントの作成を禁止し、当局に報告するよう求めています。

中国では、これまでもインターネットの利用に関する法律や規制がつくられ、政府にとって不都合な内容がSNSに投稿されると、削除されたりアカウントが閉鎖されたりする事態が相次いでいました。

中国政府としては、習近平国家主席が党トップとして異例の3期目入りを目指す共産党大会を控える中、インターネットの規制をさらに強化し、国民への統制を強めたいねらいがあるとみられます。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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