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1992年の8月24日、中国と韓国の外相が署名をして国交を樹立してからちょうど30年を迎えた24日夜、北京とソウルで、記念の式典が開かれました。

式典では両国の首脳のメッセージが外相によって披露され、このうち中国の習近平国家主席は「国交樹立30年を新たな出発点として中身のある友好関係をつくっていこう」と強調しました。

また韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は、「経済安全保障や気候変動などの分野で、国民が体感できる具体的な成果の達成を望む」と述べたうえで、習主席との首脳会談を行いたい意向を示しました。

中国と韓国は国交樹立後、交易額が50倍近くにまで拡大し、韓国にとって中国は最大の貿易相手国になりました。

しかし、アメリカとの同盟関係のさらなる強化を掲げるユン政権がアメリカの迎撃ミサイルシステム「THAAD」の配備を進める動きに対して中国側は「前の政権は運用を制限すると約束した」とけん制していて、韓国メディアは「中国との関係は転換点に来ている」などと報じています。

25日付けの北朝鮮朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、北部のリャンガン道(両江道)で23日「悪性伝染病の疑いのある4人の発熱者」が確認され、保健当局などが発熱者へのPCR検査や発生地域を封鎖する措置を講じていると伝えました。

北朝鮮はこれまで新型コロナウイルスを「悪性伝染病」と呼んでいて、ことし5月に国内への流入を公表し、3か月後の今月10日にはキム・ジョンウン金正恩)総書記が演説で新型コロナを抑え込む「防疫大戦に勝利した」と宣言したばかりでした。

北朝鮮指導部としては、来月9日に建国記念日も控える中、早期に発熱者について公表することで内部を引き締め、国民生活に打撃を与える感染の再拡大を防ぎたいものとみられます。

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