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バイデン米大統領は31日、イスラエルのラピド首相と電話会談し、米国はイランによる核兵器保有を決して認めないと改めて表明した。

ホワイトハウスは声明で、バイデン氏はラピド氏と「イランがもたらす脅威」について協議したとし、「イランによる核兵器保有を決して許さないとの米国の確約を強調した」とした。

イスラエル首相府も声明で「イラン核合意を巡る交渉のほか、イランによる核兵器保有を阻止するという共通の確約について詳細に協議」とした。

バイデン氏とラピド氏は7月、イランによる核兵器保有阻止に向けた共同声明に署名している。

イランのアブドラヒアン外相は31日、欧州連合(EU)の仲介で交渉が進められているイラン核合意の再建について、米国の一段と強い保証が必要との考えを示した。

イランの核開発プログラムに対する国際原子力機関IAEA)の「政治的動機に基づく調査」が停止される必要があるとの立場も示した。

アブドラヒアン外相は訪問先のモスクワで記者会見を開き、核合意再建に関する米国の回答をイランは精査しているとし、「持続可能な取引のために、相手国からの一段と強い保証が必要だ」と述べた。詳細は明らかにしなかった。

国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は記者団に対し、アブドラヒアン外相の発言内容をまだ確認していないとした上で、「どのような保証について言及したのか承知していない」と述べた。ただ「慎重ながらも楽観視している」と語った。

また、イランが核合意と無関係の要求の一部を取り下げる姿勢を見せていることなどから、双方の溝はここ数カ月で最も狭まっているとの見方を示した。

イランの最高指導者ハメネイ師はここ数カ月、核合意再建協議について公の場で発言していない。

核合意再建は今年3月に合意間近とみられていたが、イランが未申告の核施設からウランが検知された問題を巡るIAEAの調査停止を要求したことなどを受け、協議が決裂した。

アブドラヒアン外相はIAEAはこの調査を打ち切るべきだ。このような政治的動機に基づく要求はイランには受け入れられない」と述べた。

イランのある当局者は、IAEAの調査停止がハメネイ師にとっての「レッドライン」だとロイターに語った。

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