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アフリカの角(つの)と呼ばれるソマリアケニアなどでは、ことし、過去数十年で最悪の干ばつが発生し、中でもソマリアでは食料危機が深刻化しています。

OCHA=国連人道問題調整事務所のトップを務めるマーティン・グリフィス国連事務次長は5日、現地を視察したあと記者団の取材に応じ、「ソマリアでの飢きんは、すぐそこまで来ている」と述べ、年末にかけてソマリア南部の地域で、深刻な飢きんに陥るおそれが高まっていると、強い危機感を示しました。

ソマリアは、小麦のおよそ9割をウクライナとロシアからの輸入に依存しているため、輸入の停滞が事態の悪化に拍車をかけ、グリフィス事務次長はおよそ10年前に25万人が死亡した飢きんよりも多数の人命が失われるおそれが高まっていると指摘し、各国に対して早急な支援を求めています。

ただ、ソマリアではイスラム過激派組織「アッシャバーブ」が今月初めに支援物資を運んでいた車両を襲撃して20人が死亡する事件も起きていて、治安が悪化する中、安全を確保しながらいかに支援を迅速に行き渡らせるかも大きな課題となっています。

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