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アメリカ南部のメキシコと国境を接するテキサス州アリゾナ州など共和党州知事たちは、バイデン政権の移民政策が寛容すぎると批判していて、中南米からアメリカへの移住を目指して入国してきた人たちを、バスで連日首都ワシントンやニューヨークに送り込み、受け入れを迫る異例の行動をとっています。

ニューヨーク市によりますと、ことし4月からこれまでに2万人近くを受け入れたということですが、滞在先が不足したため、一時的な施設の開設を余儀なくされる事態となりました。
19日に開設された施設は大人の男性500人が暮らすことができるということで、到着した人たちは健康状態の検査などを受けていました。

ニューヨーク市は日本円で1500億円規模の予算を投じて、ホテルなどの宿泊施設も確保するなど、対応に追われています。

移民政策は来月行われる中間選挙の争点の1つにもなっていて、バイデン政権はニューヨークなどに移民の受け入れを迫る共和党州知事たちの行動は政治的なパフォーマンスだと強く批判しています。

#米大統領

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