https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

7日付けの北朝鮮朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、北朝鮮軍総参謀部の発表として、5日まで行われたアメリカ軍と韓国軍の空軍による大規模な訓練に対応するため、今月2日から4日間、弾道ミサイル巡航ミサイルなどを発射する「軍事作戦を行った」と伝えました。

このうち、南北の分断後、初めて海上の境界線を越える形でミサイルが発射された今月2日には、敵の空軍の基地への攻撃を想定し戦術弾道ミサイル4発を発射したほか、「戦略巡航ミサイル2発をウルサン(蔚山)から80キロ沖合の公海上に向け発射した」としています。

また、ICBM大陸間弾道ミサイル級の可能性があるミサイルを発射した3日について、「弾頭の動作の信頼性を検証するため、弾道ミサイルの発射実験を行った」としたうえで、超大型ロケット砲と戦術弾道ミサイルを発射したとしています。
北朝鮮軍は「敵の戦争演習に対して圧倒的な軍事措置で対応していく」として米韓への対決姿勢を一段と強調しています。

7日付けの北朝鮮朝鮮労働党機関紙「労働新聞」などによりますと、北朝鮮軍の総参謀部は、アメリカ軍と韓国軍が先週、5年ぶりに行った空軍による大規模訓練に対応するためとして、今月2日から5日までの4日間「軍事作戦を断行した」と発表し、26枚の写真を公開しました。

このうち、ICBM大陸間弾道ミサイル級の可能性がある弾道ミサイルが発射された3日には「敵の作戦指揮システムをまひさせる特殊機能弾頭の動作の信頼性を検証するための重要な発射実験を行った」としていて、ICBM級の「火星15型」に似たミサイル1発が上昇していく写真が紙面に掲載されています。

また写真の中には、低空を変則軌道で飛ぶ新型の短距離弾道ミサイルや、長距離巡航ミサイルとみられるミサイルが移動式発射台から発射される様子のほか、鉄道からのミサイル発射や、短距離弾道ミサイルの「スカッド」に似た少なくとも3発が相次いで発射される様子も捉えられています。

一方、発表では2日午後に韓国南東部のウルサン(蔚山)の沖合80キロ付近の公海に向けて「戦略巡航ミサイル」2発を発射したと明らかにしましたが、韓国軍は「探知していない」としています。

このほか、4日には4時間近くにわたって500機の戦闘機を動員し、大規模な出撃作戦も行ったとしており「敵の戦争演習に対し、圧倒的な軍事措置で対応していく」として米韓両国を強くけん制しました。

北朝鮮が韓国南東部のウルサン沖の公海に向けて「戦略巡航ミサイル」2発を今月2日に発射していたと発表したことについて、韓国国防省は、7日午前の定例会見で「これまでのところ韓国軍は探知していない。北が公表した内容がすべて事実だということではない」として否定しました。

一方、北朝鮮が今月2日、日本海に国連軍が設定した境界線を、南北の分断後初めて越える形で発射した短距離弾道ミサイルについては、その残骸とみられるものを韓国軍が6日に見つけて回収し、現在、詳しく調べていることを明らかにしました。

d1021.hatenadiary.jp

#朝鮮半島