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プロ野球で来月、初めて行われる現役選手を対象とした「現役ドラフト」の具体的な方法が明らかになりました。

来月9日に行われることになった「現役ドラフト」は、各球団がリストアップした現役選手をほかの球団が指名することで移籍できる制度です。

出場機会に恵まれない選手が新たな活躍の場を求めることが可能になります。

NPB日本野球機構は7日、具体的な方法について明らかにしました。

まず、各球団は来シーズン契約を結ぶ見込みの保留選手名簿の中から2人以上をリストアップし、NPBを通じて事前に他の球団に示します。

現役ドラフト本番ではリストをもとに各球団が獲得を希望する選手を選びます。

それを集計し、他球団からの指名が1番多かった選手の所属する球団が最初に指名できます。

そして、指名された球団は次に指名する権利を得られる仕組みとなっていて、原則としてそれが繰り返されることになっています。

新人のドラフト会議のように入札の形式は取られず、指名選手が競合することはありません。

また、2巡目については希望した球団だけで行われ、1巡目の逆の順番で進みます。

一方、現役ドラフトでは外国人選手、複数年契約を結んでいる選手、FA=フリーエージェントの権利を持っている選手と過去に行使した選手、育成選手などは対象外です。

NPBによりますと、会議は非公開オンラインで行われる方向だということです。

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