アフガニスタン 女性の遊園地入場禁止 女性の権利制限相次ぐ #nhk_news https://t.co/9aWeqw1dtu
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年11月13日
アフガニスタンのイスラム主義勢力タリバンの暫定政権は、首都カブールにある遊園地で、女性の入場を禁止したことを明らかにしました。
アフガニスタンのタリバンの暫定政権で、独自のイスラム法の解釈に基づき国民の行動を監視している勧善懲悪省の報道担当者は12日、NHKの取材に対し、カブールにある遊園地で女性の入場を今月から全面的に禁止したことを明らかにしました。
子どもなど家族と一緒の場合でも入場を認めないとしていて、理由について「イスラム教徒の女性が人前で髪を隠すのに使うスカーフの『ヒジャブ』を遊園地で正しく着用しない女性が相次いだため」などと説明しています。
カブール中心部にある遊園地では女性の入場が禁止されて以降、客が大幅に減り、12日も人の姿はまばらで、遊具もほとんど動いていませんでした。
カブールに住む女性は「女性も男性と同じように遊園地に行く権利があるはずで、いい気分はしない。規制を無くしてほしい」と話していました。
アフガニスタンではタリバンが去年8月に権力を掌握してから1年余りがたちますが、日本の中学・高校に当たる中等教育で女子生徒の登校が認められないなど、女性の権利を制限する動きが相次いでいます。
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