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新型コロナの影響で延期されていた、生物の多様性をどのように保護するかを話し合う国連の会議「COP15」がカナダで始まり、2030年までに各国が取り組む新しい目標の採択を目指して、議論が交わされます。

それぞれの利害が異なる中、生物多様性の回復につながる実効性のある目標にたどり着けるかがカギとなります。

生物の多様性をどのようにして守るか話し合う国連の会議「COP15」は、190を超える国と地域が参加して、2010年に採択された「愛知目標」に代わる新たな目標の採択を目指しています。

当初、会議はおととし、中国で開催される予定でしたが、新型コロナの影響で延期され、開催地をカナダのモントリオールに変更して、7日から始まりました。

会議では、健全な生態系を守るため、2030年までに陸地と海のそれぞれ30%以上を保全の対象地域にしようという「30by30」と呼ばれる目標に各国が合意できるか、注目が集まっています。

また、保護活動に必要な資金を各国がどう負担していくかや、多様性の保護に向けて企業が果たすべき責任についても話し合われます。

会議は今月19日までの予定で、各国の利害がぶつかる中、それぞれの意見を調整して生物多様性の回復につながる実効性のある新たな目標にたどり着けるかがカギとなります。