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北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは28日、朝鮮労働党の重要政策を決定する中央委員会総会の2日目の27日、キム・ジョンウン総書記が初日に続いて演説を行ったと伝えました。

演説では「朝鮮半島に作り出された情勢を深く分析・評価し、徹底的に堅持すべき対外事業の原則と敵に対する闘争方向が明示された」ということです。

そのうえで「変化の多い情勢に備えて、来年、強力に推進すべき国防力強化の新たな核心目標が提示された」としています。

「新たな核心目標」が具体的に何を指すのかは明らかにされていません。

キム総書記は、今月15日に大出力の固体燃料エンジンの燃焼実験に立ち会った際「最も短い期間内の新型戦略兵器の出現」に期待を示したことから、固体燃料を使用した中・長距離の新型弾道ミサイルを来年上半期にも発射する可能性が指摘されています。

また、北朝鮮は、来年4月までに軍事偵察衛星の1号機の準備を終えると予告したほか、7回目の核実験をいつでも実施できる状況にあるとみられていて、今回の演説で、核・ミサイル開発を一段と加速させる方針が示された可能性があります。

韓国では26日、北朝鮮無人機5機が軍事境界線を越えて韓国の領空を侵犯し、韓国軍は攻撃ヘリコプターなどを投入して100発余り射撃したものの、撃墜に失敗しました。

これについてイ・ジョンソプ国防相が28日、韓国の国会で開かれた国防委員会に出席し、一連の対応を陳謝しました。

そのうえで、これまでの訓練に不十分な点があり、今後、無人機への対応能力を強化していく考えを示しました。

北朝鮮無人機をめぐり、韓国メディアは、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が27日、イ国防相から報告を受けた際に「激怒した」と伝えるなど、撃墜に失敗したことをめぐって、軍の一連の対応に批判が強まっています。

韓国軍は29日、北朝鮮無人機の飛来を想定した防空訓練を行うことを急きょ、明らかにしていて、対応に追われています。

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