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北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、党の重要政策を決定する中央委員会総会が26日から始まり、キム・ジョンウン総書記が出席したと、27日伝えました。

去年に続いて年末の開催となった総会では、ことし行った政策の総括や来年の事業計画など、5つの主要な議題について話し合われるとしています。

キム総書記は初日の演説で、かつてない頻度で繰り返したミサイル発射や、感染が拡大した新型コロナウイルスへの対策などを念頭に「かつてないほど苦しく激烈だったことしの闘争を通じて、政治、軍事などの各方面で、われわれの国力が強化された」と強調しました。

「労働新聞」は「出席者たちは、社会主義建設の新たな跳躍を後押しする戦略・戦術的な方針と実践行動の課題を明示するキム総書記の報告に耳を傾けた」と伝えています。

先にキム総書記は、来年で建国から75年となることに言及し「歴史的な年であり、ことしよりさらに大きな勝利と成果で輝かすべきだ」と述べていて、総会では、加速する核・ミサイル開発や、こう着したままのアメリカとの関係などについてどういった方針が打ち出されるのかが焦点です。

ユン大統領は、27日に開かれた閣議で、北朝鮮の小型無人機5機が26日、韓国の領空を侵犯したことに言及しました。

韓国軍は無人機の撃墜に失敗していて、ユン大統領は「軍の訓練と戦力の構築がまともに行われて来なかった」と述べて、前のムン・ジェイン文在寅)政権以降、軍の態勢が不十分だったと指摘しました。

そのうえで「より強力な態勢と訓練が必要だ」と述べて、無人機に対する軍の態勢を見直すと強調しました。

また「北の主要な軍事施設を監視・偵察する、ドローン部隊創設を前倒しで行う」と述べて、無人機を使って北朝鮮側を偵察する能力の強化を図る考えを示しました。

北朝鮮無人機について、韓国の一部メディアは、5機のうち1機が、首都ソウルの大統領府がある地域の上空を飛行し、撮影を行った可能性があると伝えていますが、韓国軍は「飛行した航跡はない」と説明しています。

韓国メディアは「1機も撃墜できずに、国民の不安は強まるばかりだ」などと伝えていて、無人機をめぐる軍の対応に批判的な報道が目立っています。

韓国政府は27日の閣議で、2013年までの5年間、保守政権を率いたイ・ミョンバク元大統領を含む1300人余りに、28日付けで恩赦を与えることを決定しました。

イ元大統領は、韓国最大の財閥、サムスングループの中核のサムスン電子から賄賂を受け取った収賄などの罪で、おととし懲役17年の判決が確定し、服役しました。

81歳のイ元大統領は、ことし6月、健康上の理由から刑の執行が停止され、一時的に釈放されて、現在、入院していますが、今回の決定で、28日の午前0時をもって正式に釈放されることになります。

韓国の大統領経験者に対する恩赦は、1997年のチョン・ドゥファン(全斗煥)元大統領と、ノ・テウ(盧泰愚)元大統領それに、去年12月のパク・クネ(朴槿恵)元大統領に続いて4人目です。

ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は、閣議で「今回の恩赦が国を一つにまとめる契機になることを願う」と強調しました。

イ元大統領の恩赦の決定に対し、与党側は「国民統合を目指す大統領の意志だ」と評価し、保守層の支持固めにつなげたい考えですが、野党側は「腐敗勢力の復活だ」と反発を強めています。

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