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韓国軍の合同参謀本部北朝鮮が12日午前8時7分ごろから11時3分ごろにかけて、ロケット砲と推定されるものを複数発射したと12日夜に発表しました。

飛行距離など詳しい状況は明らかにされていませんが、韓国の通信社、連合ニュースは北朝鮮の西海岸側から朝鮮半島西側の黄海に向けて5発ほど発射されたと伝えています。

韓国軍は北朝鮮に対する監視を強化する中、アメリカと緊密に連携しながら警戒態勢を維持していると強調しています。

また韓国大統領府は会議を開いて対応を協議し、北朝鮮が韓国への直接的な脅威となるさまざまな兵器の改良を続けていることに憂慮を示したうえで厳正に対処していくという政府の立場を改めて確認しました。

これに先立ち北朝鮮キム・ジョンウン金正恩)総書記は今月8日から10日まで開かれた朝鮮労働党の中央委員会総会で演説し「周辺の情勢は極端に激化し得る危険性を帯びている」と述べ、国防力の強化を前倒しで急ぐ考えを強調していました。

韓国の専門家からは北朝鮮が7回目の核実験に踏み切る可能性が指摘される中、ロケット砲の発射によって米韓の対応を探る意図があるとの見方も出ています。

日米韓3か国の防衛担当の閣僚はシンガポールで行われていた「アジア安全保障会議」にあわせて11日に会談し、北朝鮮によるたび重なる弾道ミサイル発射を強く非難するとともに、対処するための共同訓練の再開で一致しました。

2019年以来行われていない日韓の2国間による防衛相会談は今回行われませんでしたが、一連の日程を終えた韓国のイ・ジョンソプ国防相は記者団に対して、岸防衛大臣とこの間、3回ほど簡単にことばを交わす機会があったことを明らかにしました。

これについて、韓国メディアはイ国防相が、記者団に対し、「韓国と日本がよい方向に進むべきというニュアンスで話をした」と述べたと伝えているほか、岸大臣から握手の手を差し出されたこともあったとしています。

また、記者から今後の日本との安全保障協力について問われると、イ国防相は「もう少し拡大する余地はある」と述べたということです。

イ国防相は核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対応で日本との連携に意欲を示していて、12日に行った講演で「韓国と日本の安保協力を正常化するのはもちろん、日米韓3か国の安保協力を強化するために日本と真摯(しんし)に対話する考えだ」と述べていました。

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、キム・ジョンウン総書記の出席のもと、朝鮮労働党の書記局会議が12日に開かれたもようを13日、放送しました。

会議では「一部の幹部に官僚主義など不健全な行為がみられる問題」が取り上げられ、キム総書記は「党の組織内に高い政治性や闘争の気風、共産主義的な道徳と品行を奨励する事業を先行させるべきだ」と述べ、厳正な処罰の徹底などを指示したということです。

重要政策を決めるため今月10日まで開かれた党中央委員会総会で、キム総書記は「周辺の情勢は極端に激化しうる危険性を帯びている」と指摘し、国防力の強化を前倒しで急ぐ考えを示すとともに、新型コロナによるとみられる発熱者が相次ぐ中、感染対策と経済の立て直しを並行して進めると強調しました。

総会では、党や軍、それに国家機関の幹部人事の刷新が行われたばかりで、緊張が高まる朝鮮半島情勢や新型コロナへの対応をにらんで、内部の一層の引き締めを図るねらいがあるとみられます。

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