https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

韓国国防省は、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対抗するため、軍に新たに「戦略司令部」を創設すると発表し、陸海空の軍の兵器を統合的に運用して抑止力の強化を図る方針です。

これは6日、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領も出席して行われた韓国軍の会議で明らかにされました。

韓国軍は北朝鮮のミサイル攻撃への対応として、発射の兆候を捉えた場合の先制攻撃、発射された場合の迎撃、そして、攻撃を受けた場合の反撃と、戦略を3段階に分けて態勢の構築を進めています。

6日の会議では、これらの対応の際に司令塔となる「戦略司令部」を軍に新たに創設することが報告されました。

韓国メディアによりますと、「戦略司令部」は再来年(2024年)を目標に創設され、戦闘機やミサイル、それに潜水艦といった陸海空それぞれの軍の兵器が統合的に運用される見通しだということです。

会議でユン大統領は「北が挑発する場合、断固として懲らしめなければならない」と述べ北朝鮮をけん制する姿勢を明らかにしていて、「戦略司令部」の創設によって抑止力の強化を図る方針です。

7日付けの北朝鮮朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、党の生活指導部門の幹部を対象にした「特別講習会」が6日までの5日間にわたって開催され、キム・ジョンウン総書記が出席したと伝えました。

この中で、キム総書記は生活指導部門の活動について「厳しい難関と挑戦が重なる中、党中央の要求と意図に応えられていない実態と原因を詳しく分析した」としていて不満を表明しました。

そのうえでキム総書記はみずからを指すとされる、「党中央」の唯一の指導に絶対的に服従させることを生活指導の鉄則にするよう求めるなど、基本任務に関する4つの大原則と6つの課題を明らかにしました。

北朝鮮では、新型コロナウイルスや大雨による農業への影響の拡大などが警戒されていて、今回の「特別講習会」の開催を通じて、内部の引き締めを図るねらいがあるとみられます。

d1021.hatenadiary.jp

#朝鮮半島