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メキシコ最大級の麻薬密売組織を率い「麻薬王」とも呼ばれた男の息子で、アメリカ政府が懸賞金をかけて行方を追っていた男が拘束されました。ただ、これに抵抗する密売組織のメンバーが空港などで激しい銃撃戦を繰り広げるなど、混乱が広がりました。

拘束されたのは、メキシコ最大級の麻薬密売組織「シナロア・カルテル」を率い「麻薬王」とも呼ばれた、ホアキン・グスマン受刑者の息子で、組織幹部のオビディオ・グスマン(32)被告です。

オビディオ被告を巡っては、アメリカ政府が、日本円にして最高で6億円以上の懸賞金をかけて行方を追っていたもので、現地の治安当局は、北西部のシナロア州で5日に拘束しました。

ただ、密売組織のメンバーたちが、被告の移送を阻止するため、路上のトラックやバスなどを燃やして道路をふさごうとしたほか、空港では、治安当局と激しい銃撃戦を繰り広げ、民間の航空機も銃撃を受けました。

機内で撮影された映像からは、乗客たちが身を守ろうと、通路にしゃがみ込んだりしている様子がわかります。

ロイター通信などによりますと、乗客などに、けがはなかったということですが、空港が一時閉鎖されるなど混乱が広がりました。

オビディオ被告は、2019年メキシコの治安当局に拘束されたものの、当時もこれに反発する密売組織が反撃に出て混乱となり、事態を収拾できないと判断した当局によって釈放されていました。

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