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米国北方軍を指揮するグレン・バンハーク空軍大将は6日、中国のものとみられる偵察気球について、先月28日に米本土上空で発見されたものより前に飛来した可能性のあるものを米軍は検知していなかったと述べた。

オースティン国防長官は4日、米本土上空を飛行していた中国の偵察気球を東部サウスカロライナ州沖で撃墜したと発表した。

バンハーク氏は気球の大きさについて、高さが60メートル、重量は数千ポンドだったとし、「このような脅威を検知できなかったことは、領域認識のギャップがあったと言える」と述べた。

また、気球に爆発物が搭載されていた可能性について否定しなかった。

中国の外務省や国防省は、アメリカ軍が中国の気球を撃墜したことについて「明らかに過剰な対応であり、国際的な慣例に著しく違反する」などと反発しています。

ただ、中国の複数のメディアによりますと、4年前の2019年9月に中国軍の戦闘機が上空に侵入した外国の偵察用の気球をミサイルで撃墜したということです。

当時の報道では、地上に落ちた残骸から外国の偵察用の気球と判明したなどと伝えていますが、外国が具体的にどこなのかは報じていません。

また、偵察用の気球について「軍事大国が気象や地上の目標を偵察するために使用し、一部の大型の飛行船は、低空で飛行する巡航ミサイルを監視する『早期警戒管制機』としても使われる」として強い警戒感を示していました。

今回のアメリカの対応に反発する中国も外国の偵察用の気球を警戒し、撃墜するというアメリカと同様の行動をとっていたことになります。

バイデン米大統領は6日、米国による中国の偵察気球撃墜により米中関係が弱まることはないとの認識を示した。

ホワイトハウスで記者団に対し、気球は適切なタイミングで撃墜する必要があるとずっと考えていたと述べた。

この問題で米中関係が弱まるかとの質問には「ノー。中国にわれわれが行うことを明確にしていた。彼らは米国の立場を理解している。引き下がるつもりはない」と応じた。

「われわれは正しいことを行った。弱めるとか強めるという問題ではなく、それが現実だ」と語った。

アメリカ軍は4日、アメリカ本土などを横断していた中国の気球を大西洋上の領海で撃墜し、現在、残骸の回収作業を進めています。

アメリカ・ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は6日、記者団に対し、海上に浮かんでいた残骸の一部についてすでに回収したと明らかにしました。

回収作業はまだ続いていますが、集めた残骸について中国側に引き渡す計画はないとしています。

また、カービー調整官は「アメリカと中国の関係がとても重要だというバイデン大統領の見方に変わりはない。中国とは戦略的な競争関係にあり、衝突は望んでいない」と述べアメリカ側の中国に対する姿勢に変わりはないと強調しました。

そのうえで、延期されたブリンケン国務長官による中国訪問についても状況が整えば行いたいと改めて述べました。

一方、撃墜を巡って中国はアメリカに対し「明らかに過剰な対応だ」と反発していますが、カービー調整官は「われわれは冷静に、専門的な方法で対処した」と反論しました。

アメリカ・ホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官は6日、気球がアメリカ本土を横断して沖合に出たあとで撃墜が行われた理由について「軍はバイデン大統領に地上よりも海上で撃墜する方が残骸を回収し、情報が収集しやすくなると進言していた」と述べ、地上での被害を避けることに加えて、回収作業を念頭に置いたものだったと説明しました。

またアメリカ本土の防衛を担うバンハーク北方軍司令官は記者団に対し、気球は高さがおよそ60メートル、搭載物の重さは900キロを超えていたという分析を明らかにしました。

さらにバンハーク司令官は記者団から、気球が先月28日にアリューシャン列島の北方の防空識別圏に進入したのが確認されたあと、撃墜しなかった理由を問われたのに対し「気球は軍事的な脅威を与えていないというのが私の評価だった。敵対的な行為を行ったり意図を示したりしていなかったので直ちに行動を起こすことはできなかった」と説明しました。

アメリカのバイデン大統領は6日、記者団から中国の気球をめぐる問題が米中関係を悪化させるかどうか問われたのに対し「そうは思わない」と答えました。

その上で「撃墜は中国にアメリカがどのように対処するかを明確に示した。彼らはわれわれの立場を理解している。アメリカが引き下がることはない。撃墜は正しいことだった。米中関係が悪化したり改善したりするという問題ではなく、これが現実なのだ」と述べました。

アメリカ本土の防衛を担うバンハーク北方軍司令官は、過去にはアメリカ本土を飛行した中国の偵察用とみられる気球を、リアルタイムで探知できなかったことがあると明らかにしました。

中国の気球をめぐってアメリカ国防総省の高官は4日、アメリカ本土の上空で、これまでにもバイデン政権で1回、トランプ前政権で少なくとも3回、飛行していたことが確認されていたと説明していました。

これについてバンハーク司令官は6日、記者団に対しアメリカ軍はこれらの気球の飛来を探知していなかった。これはわれわれが解決しなければならない状況把握の隙間だ」と述べました。

バンハーク司令官は詳しい経緯を明らかにしませんでしたが、情報機関が追加の手段によって飛行を把握し、事後にアメリカ軍に知らせたということです。

今回の気球については、先月28日にアリューシャン列島の北方のアメリカの防空識別圏に進入したことを軍が探知し、その後補足を続けたとアメリカ国防総省の高官は説明しています。

中国外務省報道官は7日の定例会見で、米国が撃墜した飛行船は中国のものであり、米国のものではないと述べた。

報道官は、米国に撃墜された気球の残骸の返還を求めたのかとの質問に「私に言えるのは、この飛行船は中国のものであり、米国のものではないということだ」と述べた。

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