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アメリカ商務省が15日、発表した1月の小売業の売上高は6969億ドル、日本円で92兆円余りでした。

前の月と比べると3%増加し、1.7%程度の増加を見込んでいた市場予想を上回りました。

小売業の売上高が前の月を上回るのは3か月ぶり、3%以上の伸び幅となったのは2021年3月以来、1年10か月ぶりです。

内訳を見てみるとデパートが17.5%、外食が7.2%、自動車・自動車部品が5.9%、家具が4.4%、それぞれ増加するなど横ばいとなったガソリンスタンドをのぞきすべての業種でプラスとなりました。

アメリカでは記録的なインフレを抑え込むため中央銀行にあたるFRB連邦準備制度理事会が大幅な利上げを行い、消費の一部が冷え込むとの見方もありました。

しかし、統計からは個人消費が堅調であることが示された形で、市場ではFRBが利上げを停止するにはまだ時間がかかるとの見方が強まりました。

#経済統計(アメリカ)

世界銀行は15日に開かれた理事会でマルパス総裁が会計年度の区切りとなることし6月末までに退任する意向を表明したと発表しました。

マルパス総裁は2019年4月に就任して以降、途上国の債務の削減や気候変動対策の支援のほか、新型コロナウイルスの感染拡大への対応、それにウクライナへの資金提供を主導しました。

マルパス総裁は「途上国がかつてない危機に直面する中、迅速かつ革新的な手法で対応してきたことを誇りに思う」とのコメントを発表しました。

途上国支援などを行う世界銀行をめぐっては、アメリカのトランプ前政権が中国向けの融資が多すぎるなどと批判したことを受けてキム前総裁が任期途中で退任し、当時、アメリカの財務次官を務め対中強硬派として知られたマルパス氏が就任していました。

任期は2024年までで任期途中での退任についてマルパス氏は「新たな挑戦をすることにした」とだけ説明し詳しい理由は明らかにされていません。

総裁人事は最大の出資国であるアメリカの意向が強く反映されると言われていますが、イエレン財務長官は「理事会が実力主義のもと透明性をもって次の総裁の指名プロセスを速やかに進めることを期待する」とのコメントを発表しました。

世界銀行は15日、マルパス総裁が6月末までに退任すると発表した。2024年4月までの5年の任期終了前に退任する。理由は明らかになっていない。

マルパス総裁は声明で「多くの進展を遂げた。検討の末、新たな挑戦に挑むことを決めた」と述べた。

同総裁はトランプ前米大統領に任命され、19年4月に就任した。昨秋には気候変動に関する科学的コンセンサスを支持するかどうかを巡り明言を避けたことを受けてホワイトハウスから批判を浴び、辞任を求める声が出ていた。

また、気候変動など世界的課題に対処するための融資拡大に向けた世銀改革を加速するようイエレン米財務長官から求められていた。

イエレン長官は、米国が次期世銀候補を提案するとし、実績を重視した透明性のある迅速なプロセスを期待していると述べた。

関係者によると、マルパス総裁は少なくとも4月の世銀・国際通貨基金IMF)春季会合まではとどまる見通しだが、後任の指名・承認時期を踏まえて6月末より前に退任する可能性もある。

後任候補としてはオバマ政権で国連大使を務めたサマンサ・パワー米国際開発局(USAID)長官、オバマ政権でUSAID長官を務め、現在は慈善団体ロックフェラー財団会長のラジブ・シャー氏らが有力視されている。

#世界銀行(マルパス総裁・任期途中退任)

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ウェルト紙は、NATO加盟国が2024年4月にワシントンで開かれる75周年記念の首脳会議で議長を務める機会をストルテンベルグ氏に与えたい意向で、同時期に任期を終えるマルパス世界銀行総裁の後任になる可能性があると報じた。

#NATO(ストルテンベルグ事務総長・任期終了)