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ミャンマーでは、クーデター以降実権を握る軍が記念日の27日、首都ネピドーで大規模なパレードを行い、軍トップの司令官は対立する民主派勢力をテロリストと呼んで、全面対決する姿勢を改めて鮮明にしました。

軍事パレードは、太平洋戦争中の1945年に軍の起源となる組織が旧日本軍に対して独立を目指して蜂起した日を記念して毎年行われていて、27日はロシアや中国、それにインドなど、関係の深い国の駐在武官らが出席しました。

冒頭、軍トップのミン・アウン・フライン司令官が演説し、2年前のクーデター以降対立する民主派勢力をテロリストと呼んだうえで、「テロ行為に対しては断固として戦わなければならない」と述べ、全面対決する姿勢を改めて鮮明にしました。

パレードでは、旧ソビエト製のミグ29戦闘機などが上空を飛行したほか、動員された8400人余りの兵士らが隊列を組んで行進しました。

しかし、北西部のザガイン管区や東部カヤー州では、武装化した民主派勢力や、これを支援する少数民族との戦闘が続き、軍は空爆や砲撃で攻勢を強めていて、現地の人権団体によりますと、クーデター以降この2年余りで、3160人が死亡したとしています。

こうした状況にアメリカやイギリスなど国際社会は、暴力の即時停止などを求めて、軍統制下の団体などへ制裁を行っていますが、戦闘が収まる気配は見えず、犠牲者は増え続けていて、出口の見えない状況が続いています。

#ミャンマー(軍事パレード)

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