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アメリカのロサンゼルス郊外でマッカーシー下院議長と会談した台湾の蔡英文総統は日本時間の7日、同行記者団と懇談し、対抗措置をとるとしている中国に対して「自制し、過度な反応をしないよう望む」と述べ、けん制しました。

総統府の発表によりますと、蔡総統は、台湾の総統が外国訪問の際にアメリカを経由して友人と会うのはいつものことだと強調し「アメリカ側と対面で意思疎通する機会を持つことは、台湾海峡両岸の安定と地域の平和に役立つと思う」と主張しました。

そのうえで、対抗措置をとるとしている中国に対して「自制し、過度な反応をしないよう望む」と述べ、けん制しました。

また、「有事の際にアメリカは台湾を支援しない」などとアメリカを疑う、いわゆる「疑米論」が台湾で聞かれることについて、「情報不足や認識不足のためだ」と指摘しました。

さらに、今回のアメリカを経由地とする中米訪問を振り返り「台湾に対するアメリカの支持を強く感じた。特にマッカーシー議長やほかの議員らと互いの懸念事項を話し合ったことは、国際社会や台湾の人たちへの非常にはっきりとしたメッセージになったと信じている」と述べ、「疑米論」を打ち消しました。

一方、馬英九前総統が訪問先の中国で「台湾と大陸はどちらも中国だ」などと発言したことについては「1970年代の見方だ」という認識を示しました。

#米台(蔡英文総統・経由地)

中国は、台湾の駐米大使に当たる駐米台北経済文化代表処の蕭美琴代表と家族に、中国本土と香港、マカオへの渡航を禁止する制裁を科した。国営メディアが7日報じた。

台湾政策を担う共産党中央台湾工作弁公室が発表した。蕭代表と関係のある投資家や家族が本土の組織および個人と協力することも禁じた。

台湾の蔡英文総統がロサンゼルス郊外でマッカーシー米下院議長(共和党)と会談したことを受けた措置。

中国は昨年8月にも、当時のペロシ米下院議長が台湾を訪問したことを受け、蕭代表など台湾の当局者7人に中国本土、香港、マカオへの渡航を禁止する制裁を科していた。

中国はまた、台湾の元外交部長(外相)がトップを務める団体「遠景基金会」と台湾の与党・民主進歩党民進党)が1993年に共同創設した「アジア自由民主連盟」にも制裁を科した。台湾独立の構想を国際的に売り込んだことを理由に挙げた。

中国共産党で台湾政策を担当する台湾工作弁公室は7日、報道官の談話を発表し、アメリカの首都ワシントンにある台湾当局の代表機関の蕭美琴代表とその家族について、香港とマカオを含む中国への訪問を禁止するほか、資金提供者や関連企業が中国の組織や個人と協力することを禁止すると発表しました。

そのうえで、生涯にわたって責任を追及するとしています。

談話では、蕭代表について「故意に対立をあおり、台湾海峡の平和と安定を破壊した」と非難したうえで「国家の主権と領土の一体性を守るわれわれの強固な決意と強大な能力を過小評価してはならない」と強調しています。

また、中国政府は台湾の与党・民進党と関係があるとする台湾の2つの団体のトップに対しても同様の措置をとると発表しました。

蔡英文総統とアメリカのマッカーシー下院議長の会談を受けて、中国側は6日、何らかの対抗措置をとることを示唆していました。

アメリカ議会下院のマコール外交委員長が率いる議員団は、6日から3日間の日程で台湾を訪れていて7日、台湾の議会にあたる立法院を訪問し、立法委員などから歓迎を受けました。

一行はそのあと記者会見にのぞみ、マコール外交委員長は蔡総統がアメリカに立ち寄ったことは勇気があると称賛し、アメリカ国民に広く受け入れられたと述べました。

そして、中国からの侵略を防ぐには抑止力が鍵になるとして「中国共産党に対して強さを見せるため、私たちができることはすべて行いたい。武器の売却や合同訓練を通して台湾を強化することが必要だ」と述べました。

台湾総統府によりますと、マコール外交委員長はアメリカから戻る蔡総統と8日、会談し、安全保障での協力や経済・貿易関係などについて意見を交わすということです。

蔡総統がアメリカでマッカーシー下院議長と会談したことに中国は強く反発し、アメリカにある台湾の代表機関のトップとその家族などについて、中国への訪問を禁止するなどの措置を発表しています。

#米台(マコール下院外交委員長・訪問)


アメリカメディアによりますと、台湾の総統が、大統領権限を継承する順位が副大統領に次ぐ2位の要職である下院議長と、アメリカ国内で会談するのは初めてです。

一連の日程を終えて、7日夜、台湾に戻った蔡総統は、空港で談話を読み上げ、グアテマラベリーズの首脳が台湾に対する強い支持を表したと述べました。

そのうえでアメリカの超党派の議員が、実際の行動で台湾への支持を表明した。民主主義と自由を守る台湾の決意がパートナーから支持を得た」と述べました。

さらに「圧力や脅威に直面したとき、台湾はより結束し、圧力を受けたからといって屈服したり、妨害されたからといって世界との交流をやめたりすることは決してないと、国際社会に見せつけた」と述べ、中国の強い反対がある中でもマッカーシー議長との会談が実現したことなどを政権の外交成果として強調しました。

#米台(蔡英文総統・経由地・マッカーシー下院議長)

台湾の最大野党・国民党に所属する馬英九前総統は、台湾の総統経験者として初めて、先月27日から中国各地を訪問し国民党政権時代の歴史的な施設などを参観したり、中国共産党の指導部のメンバーらと会談を行ったりしました。

一連の日程を終えた馬前総統は7日、台湾に戻って空港で談話を読み上げました。

このなかで、馬前総統は、国民党が台湾の政権を握っていた1992年に中台間で「中国大陸と台湾が1つの中国に属することを確認した」とされる「92年コンセンサス」に触れ、「『92年コンセンサス』を堅持して互いを尊重すれば、大陸との間に共通の政治的な基礎ができ、交流と対話をすぐに回復できる。こうすることが台湾の人たちの利益に最もかなう」と述べました。

そのうえで「私は現在の状況が心配だ。われわれの政権担当者は、台湾を危険な状況に引き込んでいる」と述べ、「92年コンセンサス」の存在を認めず、中国と対立してアメリカとの連携を強める蔡英文総統を批判しました。

#中台(馬英九前総統)

台湾の最大野党である国民党の馬英九・前総統は7日、現政権の下で中国との緊張がエスカレートしており、台湾は今後「平和か戦争か」のいずれかの選択を迫られるとの見解を示した。

12日間にわたる中国訪問を終えた馬氏は台湾の空港で記者団に「われわれの政権は引き続き台湾を危険な状態に導いている。将来は平和か戦争かの選択になる」と発言。

「一つの中国」の原則を各自が解釈するという形で中台が関与できることが証明されたとし、台湾は中国と「共通の政治的基盤」を共有することが可能であり、それが台湾市民の最善の利益になると述べた。

与党・民主進歩党は、馬氏が中国の主張する「一つの中国」原則の「共犯者」になり、台湾の主権を守る機会を生かせなかったとの声明を発表した。

#台湾有事(馬英九前総統)

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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