米政権のライス補佐官が退任へ、国内政策を統括 https://t.co/E7tFPdCv5X
— ロイター (@ReutersJapan) 2023年4月25日
バイデン米大統領は24日、ホワイトハウスの国内政策会議(DPC)を統括するスーザン・ライス補佐官が退任すると発表した。
バイデン大統領は声明で、政権のヘルスケアや移民政策でのライス氏の取り組みを称え、「ライス氏ほど有能で、米国民のために重要なことを成し遂げるという決意に満ちた人物はいない」と述べた。
ライス氏は、オバマ政権では国連大使や国家安全保障問題担当の大統領補佐官を務めた経歴がある。
関係筋によると、後任候補にはバイデン氏の上級顧問を務めるニーラ・タンデン氏らの名前が挙がっているという。
#バイデン政権(人事・スーザン・ライス補佐官・退任)
FOXの高視聴率番組ホスト、タッカー・カールソン氏が即日退社 https://t.co/f7nZhnMjb4
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) 2023年4月24日
米FOXニュースは24日、高視聴率を誇っていた番組のホスト、タッカー・カールソン氏が即日退局すると発表した。親会社フォックスの株価は一時5%を超える下げとなり、約3%安で取引を終えた。
FOXは先週、投票集計機メーカーのドミニオン・ボーティング・システムズが2020年米大統領選の報道で名誉毀損(きそん)があったとして起こした損害賠償請求訴訟で、約7億8700万ドル(約1060億円)の支払いに同意したばかり。夜間の時間帯の人気番組ホストを失うことで、FOXは番組編成上も大きな打撃を被る。
同社は「FOXニュースメディアとタッカー・カールソン氏は、別々の道を行くことで合意した。カールソン氏のネットワークへの貢献に感謝している」とのコメントを出した。FOXは、カールソン氏の最後の番組出演日は21日だったと説明した。
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最大の勝者はNYの投資会社-FOXが和解金1000億円超支払いへドミニオンの弁護団はカールソン氏が経営陣や同僚、ゲストを侮辱していた証拠を暴いていた。また、FOXニュースの元プロデューサー、アビー・グロスバーグ氏が起こした係争中の訴訟では、カールソン氏を女性差別などで非難している。
事情に詳しい関係者によれば、フォックスのラクラン・マードック最高経営責任者(CEO)とFOXニュースのスザンヌ・スコットCEOが21日夜にカールソン氏の降板を決めた。同氏への取材はできなかった。
FOXニュースに批判的な非営利団体メディア・マターズ・フォー・アメリカのアンジェロ・カルソン代表はカールソン氏について「手に負えなかった」と述べ、同氏がある時点で傲慢(ごうまん)になっていたとの見方を示した。
カールソン氏の退社はFOXニュースにとって大きな痛手であることは、フォックスの株価急落が如実に示している。
年俸が1000万ドル(約13億4300万円)を超えていたカールソン氏には、他のネットワークがすでにアプローチを始めている。同氏が他局で番組を持てば、FOXを公然と批判することになりそうだ。
保守系テレビ局ニュースマックスのクリス・ラディーCEOは、カールソン氏がFOXを辞めた今、同氏と「会話を持ちたいと考えている」と明らかにし、FOXニュースの決定は、同氏の人気を踏まえれば「理にかなっていない」と話した。
別の保守系チャンネル、ワン・アメリカ・ニュース・ネットワーク(OANN)もカールソン氏との話し合いを望んでいる。同社は「FOXニュースの損失はOANNの利益になるかもしれない」とツイートした。
原題:Tucker Carlson Leaves Fox News in Shakeup After Settlement、Fox Axed ‘Uncontrollable’ Host Carlson, Who Badmouthed Bosses(抜粋)
米FOX看板アンカー、カールソン氏が降板 トランプ氏支持姿勢 https://t.co/qeMhbS7att
— ロイター (@ReutersJapan) 2023年4月24日
米FOXニュースは24日、看板アンカー、タッカー・カールソン氏と道を分かつことで合意したと発表した。
米メディア大手フォックス・コープは、2020年の米大統領選で投票の集計結果を不正に操作したとの報道で名誉を毀損されたとして、集計システムを手がける米ドミニオン・ボーティング・システムズに訴えられ、7億8750万ドルを支払うことで18日に和解したばかりだった。
カールソン氏は、20年の大統領選がドナルド・トランプ氏を破ったバイデン大統領に有利に操作されたとするフォックスの虚偽の主張に関連する裁判で、重要な証人になると見られていた。
FOXニュースは声明で「司会者としてネットワークに貢献したことに感謝する」と表明。カールソン氏のプライムタイム番組「タッカー・カールソン・トゥナイト」は25─54歳の重要な年齢層で最も視聴率が高いケーブルニュース番組だったが、今月21日の放送が最後になった。
カールソン氏の去就は不明。発表を受けFOX株は一時急落した。
トランプ前大統領は今月初め、FOXが放送したカールソン氏のインタビューに応じている。FOXの発表を受け、トランプ氏の報道官は「FOXニュースは制御された野党だ」とツイッターに投稿した。
米FOX “看板キャスターが降板” 3年前の大統領選で虚偽報道も #nhk_news https://t.co/E86axlHmWh
— NHKニュース (@nhk_news) April 25, 2023
アメリカのFOXニュースは24日、トランプ前大統領の支持者からも人気があった看板キャスターのタッカー・カールソン氏について「合意の上で道を分かつことにした」とする声明を発表し、降板したことを明らかにしました。
詳しい理由はわかっていませんが、このテレビ局は3年前のアメリカ大統領選挙で、投票の集計機に不正があったとするトランプ陣営の主張を繰り返し放送していましたが、今月18日に虚偽の内容を報道したことを認めたばかりです。
カールソン氏も一連のニュースに関わっていたことがわかっています。
FOXニュースは、この投票の集計機に関する報道で集計機のメーカーから名誉毀損で裁判を起こされ、7億8750万ドル、日本円にしておよそ1055億円という巨額の和解金を支払うことで合意しました。
有力紙ワシントン・ポストによりますと、カールソン氏の番組は去年は25歳から54歳の年齢層でケーブルニュース全体の中で最大の視聴者数を獲得したということで、突然の降板が波紋を呼んでいます。
タッカー・カールソンのFOX解雇前の最後の番組「ワクチン、メディア、腐敗と真実」 https://t.co/MCkF3LJNCY pic.twitter.com/nfooNijlia
— ShortShort News (@ShortShort_News) 2023年4月25日
#アンカー(FOX・タッカー・カールソン・退社)
CNN、著名司会者レモン氏を解雇 理由には言及せず https://t.co/TWUvl5kFLj
— ロイター (@ReutersJapan) 2023年4月25日
CNNテレビの番組司会者、ドン・レモン氏は24日、同社を解雇されたとツイッターに投稿した。
レモン氏はCNNから直接解雇の知らせは受けず、エージェントから今朝告げられて「唖然(あぜん)としている」とツイートした。
CNNは、同社とレモン氏は「たもとを分かった」との声明を出した。双方はいずれも解雇の理由には言及していない。
レモン氏は8年以上前から番組の司会を務め、トランプ前政権時代に同氏を「差別主義者」と呼ぶなどして有名になった。トランプ氏は自身のソーシャルメディアに、CNNによるレモン氏の解雇を歓迎するコメントを投稿した。
またレモン氏は今年、女性の全盛期は20代と30代と述べて激しい非難を浴び、後に謝罪していた。
米CNNアンカー、解雇されたと明かす-女性巡る発言などで物議 https://t.co/4DetQNDisJ
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) 2023年4月25日
米CNNの番組で長年アンカーを務めてきたドン・レモン氏は24日、同社に解雇されたことを明らかにした。同氏は女性や年齢を巡る発言を理由にこのところ強い批判を浴びていた。
レモン氏はツイッター投稿で、解雇通知に「ショックを受けた」とし、CNNでの勤務を続けることができなくなる兆候は一切示されていなかったと主張した。代理人から同日午前に解雇について連絡があったとしている。
CNNのクリス・リヒト最高経営責任者(CEO)は発表文でレモン氏の解雇を確認した。CNNはまた、レモン氏のツイッター投稿に先立ち、経営陣との会合を事前に同氏にオファーしていたと説明した。
レモン氏はトランプ大統領(当時)を「人種差別主義者」と呼ぶなど、トランプ氏を巡る歯に衣を着せない発言で前政権時代によく知られるようになった。
リヒト氏のリーダーシップの下でレモン氏は新番組「CNNディス・モーニング」の共同司会者となったものの、2024年米大統領選出馬を表明したニッキー・ヘイリー元米国連大使(51)について女性としての「全盛期」を過ぎたと語って物議を醸し、一時番組を欠席した経緯がある。
レモン氏(57)はCNNに17年間勤務。一方で24日には、FOXニュースで高視聴率を誇っていた番組のホスト、タッカー・カールソン氏の退社が発表された。
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FOXの高視聴率番組ホスト、タッカー・カールソン氏が即日退社
原題:CNN Anchor Don Lemon Says He Has Been Fired From the Network (1)(抜粋)
#アンカー(CNN・ドン・レモン・解雇)
バイデン氏もトランプ氏も再出馬望まず、米世論調査 https://t.co/jgBiLM3Mzk
— ロイター (@ReutersJapan) April 25, 2023
ロイター/イプソスの世論調査によると、80歳のバイデン米大統領は高齢のため来年の大統領選に出馬すべきでないとの回答が民主党支持者の約半分を占めた。
また国民の約3分の2がバイデン氏もトランプ前大統領も再出馬すべきでないと考えていることが明らかになった。
民主党支持者の44%がバイデン氏は再選を目指すべきではないとし、共和党支持者の34%はトランプ氏の再出馬に否定的だった。
バイデン氏を大統領として評価するとの割合は41%で、民主党支持者の間では74%だが共和党支持者では10%にとどまった。
バイデン氏は大統領として過去最高齢で、再選されれれば2期目の任期終了時には86歳になっている。世論調査では民主党支持者の61%が同氏は大統領としては年を取りすぎていると答えた。
これに対し共和党支持者の35%が76歳のトランプ氏は高齢すぎると回答した。
トランプ氏は共和党の候補指名争いでトップを走り、支持率が50%と24%のデサンティス・フロリダ州知事を引き離している。
本選でバイデン氏とトランプ氏の対決となった場合の支持率は、バイデン氏が43%、トランプ氏は38%となっている。無党派層の支持ではバイデン氏がリードしている。
バイデン氏対デサンティス氏の勝負となった場合、バイデン氏の43%に対し、デサンティス氏は34%とさらに差が広がった。
#2024大統領選(世論調査)
【速報 JUST IN 】アメリカ バイデン大統領 再選へ立候補表明 来年秋の大統領選 #nhk_news https://t.co/aLG0L6UWAl
— NHKニュース (@nhk_news) April 25, 2023
バイデン大統領は、25日朝、日本時間の25日夜発表したビデオ声明で「現状に満足している時ではない。だからこそ私は再選に向けて立候補する」と述べ、来年秋の大統領選挙に立候補すると正式に表明しました。
およそ3分間の動画の中でバイデン大統領は「仕事をやり遂げよう。私たちならできる。ここはアメリカだからだ。ともに取り組めばできないことなど何もない」と述べ、再選に意欲を示しました。
アメリカ史上最高齢の大統領として就任したバイデン大統領は現在80歳で健康状態を不安視する声もありましたが、バイデン氏自身はたびたび立候補に意欲を示していました。
来年の大統領選挙に向け、民主党内ではこれまでのところほかに有力な候補の動きはなく、現時点では来年の党大会を経てバイデン氏が民主党の候補者に選ばれる可能性が高いとみられています。
一方、政権奪還を目指す野党・共和党側は、トランプ前大統領やヘイリー元国連大使などがすでに立候補を表明しているほか有力候補の1人と目されるフロリダ州のデサンティス知事も大統領選挙を視野に動き始めていて、党内の指名争いに向けた動きが加速しています。
ビデオでの表明 生放送での失敗を未然に防ぐねらいか
アメリカ政治に詳しいブルッキングス研究所のキャサリン・テンパス上級研究員はバイデン大統領がこの時期に立候補を表明したことについて「再選に向けては一般的に遅くとも1年半前から主に資金集めのために準備をしっかりと進めなければならない。さらに選挙のための組織をすべての州に立ち上げる必要がある」と述べ、ばく大な資金が必要となる選挙戦を勝ち抜くための準備に入るためだと指摘しました。
さらにテンパス氏は「バイデン氏の支持者の誰もが今度の大統領選挙は非常に僅差の戦いとなり、容易には勝てないと見ている。立候補表明を先延ばしすればするほど、人々のあいだでバイデン氏は立候補しないのではないか、という臆測を呼ぶことになる」と述べ、いま立候補を表明することで高齢であることによる健康面での不安を払拭しようという狙いもあるとの見方を示しました。
また、事前収録のビデオでの表明になったことについて、テンパス氏は「完璧だと思えるまで、撮影を繰り返したり修正したりできる方法を戦略担当者が望んだことは確実だ。そうすることでバイデン大統領を実際よりも若く、かつ、抑揚の効いた、素晴らしい話し方をしているように見せることができる」と述べ、生放送で立候補を表明した場合に起きるかもしれない失敗を未然に防ぐ狙いがあると分析しました。
一方、野党・共和党ですでに立候補を表明しているトランプ前大統領については「徹底したバイデン氏への批判を続けることになる」と予測する一方、「トランプ氏はバイデン氏との戦いだけに集中できない。彼はペンス前副大統領やデサンティス・フロリダ州知事、テッド・クルーズ上院議員など立候補が取り沙汰されるほかの政治家たちへの対応に力を注がなければならない」と指摘しました。
こうしたことから、今後数か月間はバイデン大統領にとって「何の苦労もせずに恩恵を受けられる期間となるだろう」と述べました。
そのうえでテンパス氏は「バイデン氏がやらなければならないのは大統領としての仕事に集中することだ。立候補を表明するものの、過度に選挙戦のことばかり気にしていると捉えられないよう、微妙なさじ加減が求められる」と述べ、今後は、現職大統領としての強みを生かし、国内政治や外交に集中することが再選への近道になるとの見方を示しました。
共和党の大統領候補や有力候補 対決姿勢を鮮明
来年の大統領選挙に向けて政権奪還を目指す野党・共和党の大統領候補や有力候補として名前が挙がる政治家たちはバイデン大統領との対決姿勢を鮮明にしています。
大統領選挙に向けて共和党内ではトランプ前大統領やヘイリー元国連大使などがすでに立候補を表明したほか、フロリダ州のデサンティス知事やペンス前副大統領らが活動を活発化させています。
調査会社「モーニング・コンサルト」が今月(4月)14日から16日にかけて共和党支持者を対象に行った調査では大統領候補としてトランプ氏が53%と最も多くの支持を集め、次いでデサンティス氏が24%、ペンス氏が7%、ヘイリー氏が4%などとなっています。
いずれも演説で、長引くインフレや、法的な手続きを経ずにメキシコとの国境から入国する人が急増している問題を挙げてバイデン大統領の政権運営を強く批判しています。
トランプ氏は今月21日(4月)南部フロリダ州で行った演説で「急進するインフレに破綻する銀行、開かれた国境、横行する犯罪、そしてあからさまな汚職が起こっている。私はバイデン大統領のインフレや悪夢、それに銀行危機を終わらせ、歴史上最も偉大な経済を迅速に再建する。来年の11月、われわれはバイデン大統領をホワイトハウスから追い出す」と述べて支持を呼びかけました。
3月時点の支持率40% 同時期のトランプ前大統領と同じ水準
政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」のまとめによりますと、バイデン大統領の支持率は現在は40%台前半で推移しています。
就任から半年間あまりは支持率は50%台前半でしたが2021年8月のアフガニスタンからのアメリカ軍の撤退で混乱が広がったことを受けて落ち込みました。
その後も記録的な物価上昇などを背景に去年夏には一時、37%まで下がりました。
調査会社「ギャラップ」によりますと政権発足から2年2か月たった3月時点での支持率はバイデン大統領は40%で、同じ時期のトランプ前大統領の39%とほぼ同じ水準となりましたが、オバマ元大統領の47%やブッシュ元大統領の65%と比べると低くなっています。
民主党 現時点でバイデン大統領以外に有力候補なし
バイデン大統領は来年、2024年の大統領選挙への立候補にたびたび意欲を示していました。
去年11月の中間選挙の直後に行われた記者会見では次の大統領選挙について「立候補しようと思っている。ただ、これは最終的には家族と話し合って決めることだ」と述べ、ことしの早い時期に最終的な判断を行うとしていました。
また、ことし2月末に行われたABCテレビのインタビューで「立候補するのが当初からの私の考えだ」としたうえで「選挙活動を始める前に終わらせなければならないことがたくさんある」と述べ、適切な時期を見定めている考えを示しました。
同じ日にAP通信のインタビューに応じた夫人のジル氏も記者から「あとは立候補表明の時期と場所だけの問題か」と問われ「ほとんどそうだ」と述べ、立候補の正式な表明に向けて準備を進めていることを示唆していました。
4月14日にはバイデン大統領は訪問先のアイルランドで記者団から来年の大統領選挙への立候補を決断したのかと問われたのに対し「立候補するつもりだ」と答え、「比較的近いうちに表明する」と述べていました。
大統領選挙をめぐって民主党内では有力候補の1人として西部カリフォルニア州のニューサム知事の名前も取り沙汰されていましたが、ニューサム知事はメディアのインタビューに対し「バイデン大統領を支持する」と述べて自身は立候補しない考えを明らかにしました。
また、ケネディ元大統領のおいで弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏と、作家のマリアン・ウィリアムソン氏がこれまでに立候補を表明していますが、バイデン大統領に対抗できるとは見られておらず、現時点でバイデン大統領以外に有力な候補は出ていません。
#バイデン(2024大統領選・立候補表明)
I have known and liked Joe Biden for many years, but we differ profoundly on fundamental issues such as corporate influence in government, censorship, civil liberties, poverty, corruption, and war policy, among others. I look forward to engaging him in debates and town hall…
— Robert F. Kennedy Jr (@RobertKennedyJr) April 25, 2023
You and other candidates deserve that opportunity!
— Elon Musk (@elonmusk) April 25, 2023
#米大統領選