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「あの日はちょうど、沖縄から東京に帰って来たタイミングで、お土産がたくさん入った買い物袋を手に持っていました。SNSでは“銀座の買い物帰りのマダム”なんて言われましたけど、そんなことはなくて」

 と語るのは、さる銀座のバーのオーナーママだ。彼女は自身の店に出勤する際、偶然に現場を通りかかった。

「最初は何が起きているのか分かりませんでした。でも、何かの撮影にしては乱暴にモノを壊しすぎてますし、良くないことが起きていると判断したんです」

 だから、すかさず警察に通報したという。

「“たぶん強盗です”と伝えましたら、警察の方からは“(すでに)今向かっています”と言われまして」

 その後、店のドアを外側から閉じようとした彼女の姿が話題を呼んだ。

「なんであんなことできたのかって聞かれても、目の前で犯罪が起きたら止めようとしませんか。とっさに体が動いたんです。せめて警察が来るまでは、犯人たちを店の中に閉じ込めようって……。でも、みんな写真や動画を撮っているだけで。店の前の通りにはあんなに人がいたのに……」

「彼らは腕時計を鞄に入れながら“まだいける、まだいける”なんて言ってました。声は若くて、はしゃいでいるふうにしか聞こえませんでした。もしその会話が中国語だったなら“もしかしたら銃器なんかを持っていて危険かもしれない”と思ったかもしれませんが、正直、そこまで危ない雰囲気は感じなかった」

 ドアを押さえる彼女の向こう側に、店を出ようとして1人が迫り、ガラス板1枚を挟んで両者は対峙する形に。その際、彼女はある言葉をぶつけられた。

「ぶっ殺すぞって……。店(の仕事)があるから殺されたら困るな、と思いました。それに、そのままドアを挟んで押し合いをしても、力では負けてしまうなって。最後はドアから手を離さざるを得ませんでした」

「彼らは全員が男で無職の16歳、職業不詳の19歳、飲食店アルバイトの19歳、私立高校3年生の18歳です。逃走に使われたアルファードのナンバープレートは埼玉県内で盗まれたもの。当初は4人全員が互いに面識はないと供述していたため、例の連続強盗『ルフィ』グループの事件と同様、闇バイトで集められた連中だと考えられました」

 だが、彼らは口裏を合わせていたに過ぎなかった。

「一人が“ほかのメンバーから誘われた”と供述し始めたのです」(同)

 闇バイトどころか現段階で、顔見知りの不良たちが起こしたものとみられる事件だが、彼らの“罪と罰”について元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は、

少年法が改正されて特定少年と呼ばれるようになった18、19歳の者が一定以上の重い犯罪を起こした場合、原則逆送、起訴されることになりました。今回は強盗という懲役5年以上相当の犯罪ですから、ほぼ間違いなく起訴され、起訴時には実名報道される可能性が高い。たとえ初犯で余罪がないとしても、建造物侵入や器物損壊も派手にやっていることを考慮すると、短くて懲役5年以上、長くて10年以下くらいでしょうか」

 16歳少年はどうなるか。

「保護処分になる可能性は高いものの、強盗は重い罪ゆえ起訴されないとは言い切れません。起訴され有罪になれば短くて懲役3年以上、長くて6年以下くらいになるかと思います」

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