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トラックの後ろにもう1台、荷台をつなげた「ダブル連結トラック」の通行は一部の高速道路で認められていますが、物流業界の要望を受けて国土交通省は去年11月、道路の安全性を確認したうえで、通行できる区間をこれまでのおよそ2.5倍の、四国や北陸などを含む5000キロ余りに拡充しました。

これを受けて、製紙メーカーの大王製紙は今月、工場がある埼玉県行田市愛媛県四国中央市の間で、製品を運ぶ実証実験を行いました。

車両の長さが大型トラックの2倍にあたるおよそ23メートルあることから、通行する区間の道幅など道路環境のほか、運行時間や速度、それにコストなどを検証したということです。

物流企画グループの蛭田博之課長は「運転手不足が課題になっているが、1台で2台分運べるのは大変魅力的なので本格的な導入を検討したい」と話しています。

このほか、物流大手の福山通運なども、通行が拡充されたエリアに運行を広げていて、人手不足や輸送量の確保に向けて、ダブル連結トラックを活用する動きが広がっています。

#人手不足(物流業界・ダブル連結トラック)

おととし3月6日、名古屋出入国在留管理局の施設で収容中のスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん(33)が体調不良を訴えて亡くなり、遺族は国に賠償を求める訴えを名古屋地方裁判所に起こしています。

裁判には、収容中のウィシュマさんの様子をうつした監視カメラの映像のうち、およそ5時間分が証拠として提出され、21日午前10時半から法廷のモニターを使って初めて上映されています。

映像は来月12日にも法廷で上映される予定です。

映像を独自入手 詳細は

NHKは、21日に法廷で上映された映像を遺族の弁護団から入手しました。

映像には、裁判の争点の1つで、出入国在留管理庁がおととし夏に公表した最終報告で、対応が問題と指摘された部分も含まれています。

▼亡くなる11日前の2月23日午後7時20分ごろの映像では、ウィシュマさんがベッドの上で「担当さん」「はやく」と職員を呼び、渡されたバケツを抱えておう吐しています。

その後、身ぶりなどで点滴をしてほしいと求めるウィシュマさんに対し、職員は、「ちょっとできないわ、わかんないから」とか、「それは、私たちお医者さんじゃないから、それできないからさ」などと答えていました。

この対応について、最終報告では「体調不良に関して訴えたかった内容が看守勤務者に正確に伝わらないなど意思疎通に問題が生じることがあった。通訳をより積極的に活用する必要がある」などと指摘されました。

その後、裁判では、遺族側が「点滴だと誰にでもわかるのに聞き入れられなかった」などと主張しているのに対し、国側は「意味まで理解できていなかった」などと反論しています。

▼また、亡くなる8日前の2月26日の午前5時すぎの映像では、ベッドから床に転落してしまったウィシュマさんが「担当さん」「床寒い」などと何度も助けを求め、およそ10分後に現れた2人の職員がベッドに戻そうとするものの持ち上げることができず、「朝までちょっと我慢してね」、「ごめんね」などと声をかけて部屋を立ち去っていました。

このあと、午前8時前ごろまでウィシュマさんは床の上でそのままの状態だったということです。

この対応について、最終報告では、「幹部が看守勤務者の負担状況を含む現場の実情を正確に把握した上、応援職員を確保するなど、必要な人員体制を組むべきだった」などと指摘されました。

裁判では、遺族側が「職員が入室したのはウィシュマさんが24回呼びかけたあとであり、『寒い』と訴えているのに2時間以上も体調不良者を床に放置していた」などと主張しているのに対し、国側は「床に寝たままにせざるをえず、毛布をかけるなど配慮した上で退出していて、放置していない」などと反論しています。

入管施設 処分とその後の対策は

ウィシュマ・サンダマリさんが死亡した問題をめぐって、出入国在留管理庁はおととし8月、適切な治療を行う体制が不十分だったとする最終報告を公表し、名古屋出入国在留管理局の幹部4人を訓告などの処分にしました。

また、殺人の疑いで告訴されるなどした当時の局長らは不起訴となりましたが、検察審査会は去年12月、殺人罪などについては成立しないとした一方で、業務上過失致死罪については再検討することが相当で、「不起訴は不当だ」と議決しています。

一方、出入国在留管理庁ではこの問題を受けて、
▽常勤医師の確保や非常勤医師の増員のほか、
▽収容されている人の健康状態の情報共有体制の構築などの対策を進めているとしています。

点滴など、体調不良の訴えが正確に伝わっていなかったとされる点については、翻訳機器を配備したり、収容されている人の介助について、女性の職員で対応が難しければ、男性職員も対応するよう指示したりしているということです。

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#法律(国家賠償法・名古屋出入国在留管理局スリランカ人死亡事件)

夏至の21日、三重県伊勢市では大小2つの岩が並ぶ観光名所「夫婦岩」の間から朝日を拝む「夏至祭」が行われました。

伊勢市夫婦岩は、2つの岩が並び、縁結びや夫婦円満を願う観光名所として知られいて、夏至のころ、2つの岩の間から朝日が昇ります。

これに合わせて、夫婦岩近くの二見興玉神社では「夏至祭」が行われました。

全国から集まった白い下帯や装束の姿のおよそ160人は、かけ声に合わせて一斉に船をこぐような動作を繰り返して体を温めたあと、海に入って身を清め、日の出を待ちました。

日の出の時刻の午前4時41分ごろ、東の空は雲に覆われ、水平線から昇る朝日を拝むことはできませんでしたが、しばらくして雲の間から朝日がのぞくと、拍手がわきおこっていました。

大阪から訪れた50代の男性は、「曇って小雨も降っていたので、太陽が出るとは思いませんでした。すばらしいみそぎができたと思います」と話していました。

また、北海道から訪れた60代の女性は「本当に感激しました。よかったです」と話していました。

京都市左京区南禅寺は、赤れんがのアーチが特徴の琵琶湖疏水の水道橋や、国の重要文化財の三門などがあり、多くの参拝者が訪れます。

寺によりますと、境内で今月、参拝者が男性から「写真を撮ってあげる」などと声をかけられ、撮影したあとに500円から1000円の支払いを求められたという情報が2件相次いだということです。

参拝者のスマートフォンで撮ったケースと男性が自分のカメラで撮影したケースがあり、参拝者は実際に金銭を支払ったということで、その後、寺に電話や文章で情報が寄せられたということです。

寺では、SNSやホームページに「そのような行為は許可していません」などと掲載しているほか、境内に貼り紙を出すなどして注意を呼びかけています。

臨済宗南禅寺派の圓山秀典総務部長は「南禅寺に拝観いただいたのに嫌な気持ちになるようなことがあり残念に思う。もし困ったことがあった場合には、最寄りの職員にご相談いただきたい」と話しています。

大阪・関西万博で政府が出展する「日本館」は、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を開催国として発信する拠点となるほか、各国の要人をもてなす場としても活用される予定で、延べ床面積1万1300平方メートル、地上3階建てとなる計画です。

このパビリオンの建設工事をめぐって、所管する近畿地方整備局は、一般競争入札で事業者を募っていましたが、先月中旬までに事業者が提示した価格は予定価格を上回り、入札は成立しませんでした。

「日本館」の建設期間は19か月と見込まれ、当初の計画では今月12日の着工を想定していましたが、近畿地方整備局は、再び入札を行うと開幕に間に合わないおそれがあるとして、事業者を任意で決める随意契約に切り替え、来月中の契約を目指すことにしました。

工事の発注規模は50億円以上となる見通しです。

近畿地方整備局は「開幕まで時間がなく、緊急性を要すると判断した」としています。

大阪・関西万博のパビリオンなどの建設工事をめぐっては、入札が不成立に終わる事態が相次ぎ、建物のデザインの一部を見直したり、予定価格を引き上げたりといった対応が取られています。

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#アウトドア#交通