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タイでは、ことし5月の議会下院の選挙で第1党となった民主派政党「前進党」がタクシン元首相派の第2党「タイ貢献党」などとの連立政権の樹立を目指しましたが、保守派の強い反発で首相の選出を阻まれました。

これを受け、政権づくりの主導権を握った「タイ貢献党」は、民主派政党を排除した上で対立関係にあった軍に近い保守政党との大連立にかじを切り、22日、議会で行われる首相指名の投票で党幹部のセター氏を擁立する構えで、新首相が選出される可能性が高まっています。

こうした中2006年のクーデターの後、事実上の亡命生活を送ってきたタクシン氏は、21日、SNSに「タイの地に戻り、同じ空気を吸うことを許してほしい」と投稿し、22日にも帰国する意向を示しました。

タクシン氏は、汚職の罪などであわせて10年の実刑判決が確定しているため、収監される見通しですが、タクシン派が政権を担うことが確実となる中ですでに恩赦に関する交渉がまとまっているのではないかという臆測も広がっていて、今後の処遇が注目されています。

#タイ(タクシン元首相派の第2党から新首相選出の可能性高まる)

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#タイ(前進党・野党連立協議から除外・タイ貢献党セター・首相候補・10党との連立政権構想)

タクシン元首相は、日本時間の22日午前11時ごろ、プライベートジェット機でタイの首都バンコクにある空港に到着しました。

タクシン氏は、出迎えた家族とともに空港に詰めかけた大勢の支持者の前に姿を現すと、国王夫妻の肖像の前でひざまずいて手を合わせたあと、笑顔で手を振っていました。

タクシン氏は、2006年の軍事クーデターで政権を追われ、ドバイなどで事実上の亡命生活を送っていて、帰国は2008年以来、15年ぶりとなります。

タクシン氏は、汚職の罪など複数の罪で合わせて10年の実刑判決が確定していて、このあと収監の手続きが進められる見通しです。

タイでは22日、議会で首相指名の投票が行われ、タクシン元首相派のタイ貢献党から首相が選出される可能性が高くなっています。

タクシン氏は、タイ貢献党が主導する新政権の発足が確実になったと判断したことから帰国を決断したものとみられ、すでに恩赦に関する交渉がまとまっているのではないかという臆測も広がっていて、今後の処遇が注目されています。

空港での様子は
タクシン元首相は、到着したドンムアン空港の建物から姿をあらわし、まず玄関前に設けられた国王夫妻の肖像に花をささげてひざまずき、王室への敬意を示しました。

そして待ち受けていたおよそ250人の支持者たちに近づき、笑顔であいさつを交わしたり、手を取り合ったりしていました。

その後、関係者に囲まれて空港の建物の中に戻っていきました。

ドンムアン空港では、少し離れた場所にも朝早くからタクシン派を意味するそろいの赤いシャツを着た多くの支持者たちが集まり、口々に「タクシン大好き」などと声をかけていました。

62歳の男性は「タクシン元首相が戻ってきてくれてうれしい。彼を歓迎したい気持ちでここにきました」と話していました。

また地方から来た42歳の女性は、「740キロを移動してバンコクまでやってきました。タクシン元首相が帰国したのをみて、この国が和解を迎えたと実感しました」と話していました。

空港から最高裁判所 刑務所へ

タクシン元首相はドンムアン空港から車で最高裁判所に移送されました。

裁判所でおよそ40分滞在し、司法手続きが行われたあと、再び車に乗り込みました。

そして、現地時間の午前11時半前、日本時間の午後1時半前、市内にある刑務所に車で入っていきました。

多くの警察官が警備する中、沿道にはタクシン氏の支持者たちが集まり、移送される様子を見守っていました。

タクシン派と反タクシン派 国を二分する対立続く

タクシン元首相は、タイ北部チェンマイ出身の74歳。

警察官僚や通信事業の実業家を経て、政界に進出しました。

所得の再分配政策を掲げて、北部や東北部を中心とした農村部や低所得層などから支持を集め、2001年の総選挙で勝利して首相に就任しました。

2005年の総選挙では圧勝し、首相として2期目に入りましたが、親族による株の不正取り引きの疑いが明るみに出たことをきっかけに、退陣を求めるデモが相次ぎ、2006年に軍によるクーデターで失脚しました。

その後もタイの政治で強い影響力を保ってきましたが、首相在職中の汚職の罪などで合わせて10年の実刑判決を受けていて、公判中に国外に出たまま、ドバイなどで事実上の亡命生活を送っていました。

国を追われてからもタクシン元首相の人気は根強く、2011年の選挙ではタクシン派が勝利して、タクシン元首相の妹のインラック氏が首相に就任します。

ところが、タクシン元首相の帰国に道を開く恩赦法案を成立させようとしたことをきっかけに、反タクシン派による反政府デモが拡大しました。

事態を収拾させるためだとして、軍は2014年に再びクーデターをおこし、以来、軍の影響力が強い政権が続いています。

タクシン元首相をめぐっては、強力なリーダーシップや農村部や低所得層への手厚い政策を支持する人がいる一方、トップダウンによる意思決定や、手法が強引だとして反発する人もいて、タクシン派と反タクシン派が国を二分する対立を続けてきました。

#タイ(タクシン元首相・帰国・収監)

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#タイ(タクシン元首相・帰国)

ことし5月の総選挙後、政治の空白が続いてきたタイの議会で次の首相を決める投票が行われ、タクシン元首相派の第2党、「タイ貢献党」が擁立した党幹部のセター氏が上下両院の過半数の支持を集め、新たな首相に選出されました。セター氏は61歳。タイの不動産開発大手の元経営者として知られています。

#タイ(タクシン元首相派の第2党「タイ貢献党」幹部セター・首相・選出)

カンボジアでは先月23日に総選挙が行われ、フン・セン前首相率いる与党・人民党が圧勝しました。

これにともないフン・セン氏は長男のフン・マネット氏に政権を引き継ぐ意向を示し、国民議会は22日長男のフン・マネット氏を新たな首相として承認しました。

また、閣僚も承認し、新たな内閣が発足します。

ただ、フン・セン氏は首相を退いた後も、与党の党首などの役職を続ける意向を示していて、政権に影響力を残すとみられています。

また、新たな閣僚はこれまでの閣僚の子どもたちなどが選ばれており、世襲による政権発足に批判も出ています。

先月、行われた総選挙でも有力な野党の参加は認められておらず、欧米諸国を中心に「公正な選挙ではなかった」などと非難の声があがっています。

#カンボジア(フン・セン前首相長男フン・マネット首相・承認)

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#カンボジア(フン・セン首相・辞任・長男フン・マネット・後継)


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#東南アジア