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東南アジアの新たな国際物流の拠点として日本が整備を支援するカンボジア南部の港に、日本の流通大手が貿易促進に向けて物流センターを作りました。

カンボジア南部のシアヌークビル港は、大型コンテナ船が寄港できる国内最大の港で国際物流の拠点となるハブ港を目指して、日本の支援のもと拡張が進められています。

港に隣接した経済特区では25日、日本の流通大手・イオンモールが建設を進めていた広さ3万平方メートルの物流センターが完成し、開所式が行われました。

物流センターは保税倉庫として整備され、貿易促進に向けた実証事業が行われます。

保税倉庫は一定期間、貨物を関税なしで保管ができる施設で企業にとっては需給に応じた効率的な物流が行えますが、カンボジアでは現地法人がある企業しか利用できませんでした。

今回の実証事業では、現地法人がなくても利用できるようになり、貿易量の拡大が期待されています。

シアヌークビルは、中国が海洋進出を強める南シナ海に近く、近年は中国がインフラ投資の拡大などで存在感を強めていますが、日本は官民をあげた貿易促進の取り組みで巻き返しを図りたい考えです。

カンボジア日本大使館の谷内一智 公使は、「シアヌークビル港は日本が長年整備に尽力してきた。カンボジアの発展だけでなく、日本が推進する『自由で開かれたインド太平洋』にも貢献する」と話しています。

#日柬(シアヌークビル港・保税倉庫・イオンモール

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