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米商務省が5日発表した8月の貿易統計によると、貿易赤字は9.9%減の583億ドルとなり、2020年9月以来の低水準となった。市場予想は623億ドルだった。

財・サービスの輸出は1.6%増の2560億ドル。財輸出は1.8%増の1715億ドルで、資本財の出荷が過去最高を記録した。一方、食品・飼料・飲料の輸出は20年8月以来最低となった。サービス輸出は10億ドル増の845億ドルで、過去最高となった。主に旅行と金融サービスの増加を反映した。

財・サービスの輸入は0.7%減の3143億ドルだった。消費財と資本財の輸入が減少する中、財輸入は0.9%減の2560億ドルとなった。

サービス輸入は、旅行およびその他のビジネスサービスが寄与した。サービス黒字は10億ドル増の262億ドルで、18年3月以来の高水準となった。

エコノミストは、貿易が第3・四半期の国内総生産(GDP)成長率に少なくとも1%ポイント上乗せすると予想している。

シティグループエコノミスト、ベロニカ・クラーク氏は「貿易収支の赤字縮小は、海外の消費者がより多くの米国製品を購入し製造業が底を脱するにつれてGDPを押し上げるだろう。成長は当面下支えされ続ける見通しだ」と述べた。

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#経済統計(アメリカ・貿易赤字
#経済統計(アメリカ・貿易統計)

労働省が5日発表した9月30日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は2000件増の20万7000件となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は21万件だった。

調整前の申請件数は2875件減の17万2775件。オハイオ州で1629件減少したほか、他の州でも小幅に減少。一方、カリフォルニア州は1650件増加した。

全米自動車労組(UAW)のストライキが3週目に入り、サプライチェーン(供給網)が制約を受け、自動車メーカーが一部従業員の一時解雇を余儀なくされているため、今月は失業保険申請件数が増加する可能性がある。

9月23日までの1週間の継続受給件数は1000件減の166万4000件となった。

一方、国際的な再就職支援会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、米国に拠点を置く企業が9月に発表した雇用削減は前月比37%減の4万7457人となった。

ただ、前年同月比では58%増加。前年比の増加率は新型コロナウイルス禍の2020年以降で最大となった。雇用削減の理由としては市場の不確実性が最も多く、次いで事業や部門、店舗の閉鎖が挙げられた。

第3・四半期の雇用削減は14万6305人で第2・四半期から22%減少した。

チャレンジャー社のシニアバイスプレジデント、アンドリュー・チャレンジャー氏は声明で「第4・四半期に入り、雇用主はインフレ、金利上昇、労働問題、消費者需要と格闘している」と述べた。

9月の雇用計画は59万0353人と、前年同月の38万0014人を上回った。チャレンジャーによると、これらの大半は季節雇用という。

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#経済統計(アメリカ・新規失業保険申請件数)

アメリカの政府系住宅金融機関、フレディマックが5日に発表した30年ものの住宅ローンの金利は、4日までの1週間の平均で7.49%でした。

これは前の週の平均と比べて0.18ポイント上昇し、2000年12月以来、およそ23年ぶりの高い水準となりました。

アメリカでは堅調な経済指標が相次いでいることに加えて、FRB連邦準備制度理事会による金融引き締めが長期化するとの見方が広がっていることから、長期金利の上昇が続き、3日には一時、4.8%を超えました。

フレディマックのチーフエコノミスト、サム・カーター氏は、長期金利が上昇する中、インフレや労働市場の変化、FRBの今後の動きをめぐる不確実性など、さまざまな要因が住宅ローン金利を押し上げ、住宅を買う需要を後退させていると分析していて、アメリカの住宅市場の冷え込みにつながることが懸念されています。

#米住宅ローン金利(1週間平均で7.49%・約23年ぶりの高水準)