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米アップル(AAPL.O)は10日、基本ソフト(OS)「iOS」のアップデートで「iPhone12」が静電気を帯びた表面に接触している際の電力消費を抑え、フランスの電磁波検査要件に対応すると発表した。

同モデルを巡っては、放出される電磁波が基準値を超えているとしてフランス当局が販売停止を命じた。アップルは当局の調査結果に異議を唱えている。

10日のウェブサイトへの投稿では同モデルの販売が承認されている他国と仏当局の調査結果の食い違いについて、これまでで最も詳細な説明を行った。

iPhoneにはユーザーの体に近づいたことを検知して通信電力を低く抑えるセンサーが10年以上前から搭載されており、テーブルの上などに置かれている場合には使用する電力がわずかに高くなるという。

アップルは仏当局の試験ではこの機能が考慮されていなかったと指摘。ソフトのアップデートで、この機能をオフにし、端末が常に低い通信電力を保つようにするとした。

このアップデートがなくてもiPhone12は安全に使用できると強調した。

#アップル(iPhone12・フランス・全国周波数庁「ヨーロッパの基準値を超える電磁波が放出されている」・販売中止命令・アップル「ソフトウェアアップデートを行う」・「搭載センサーによる機能をオフにし端末が常に低い通信電力を保つようにする」)

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#アップル(iPhone12・フランス・全国周波数庁「ヨーロッパの基準値を超える電磁波が放出されている」・販売中止命令・アップル「ソフトウェアアップデートを行う」)

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