奇祭「ケベス祭」舞う火の粉を浴び無病息災など願う 大分 国東 #nhk_news https://t.co/fAX8D43sGg
— NHKニュース (@nhk_news) October 15, 2023
大分県の国東半島に伝わる神の化身が炎の中に飛び込み、その際に舞う火の粉を浴びて無病息災などを願う奇祭「ケベス祭」が大分県国東市で行われました。
「ケベス祭」は、毎年10月14日に大分県国東市の櫛来社で行われる秋の祭りです。
この中では、面をかぶった神の化身とされる「ケベス」が炎に飛び込もうとするのを、神に仕える「トウバ」が木の棒で阻止するという攻防を繰り広げます。
そして、「ケベス」が炎に飛び込むと、火の粉が夜空高く舞い上がっていました。
この火の粉を浴びると、無病息災などの願いがかなうと伝えられていて、「トウバ」が訪れた人に火の粉を次々に振りまいていました。
「ケベス」が、なぜ炎に飛び込むのかなど祭りをめぐる謎が多いことから、「ケベス祭」は奇祭とも呼ばれています。
大分県宇佐市から訪れた女性は「初めて来ましたが、想像以上に火を振りまいていたので、とても驚きました。祭りの始まりについて知りたくなりました」と話していました。
また、埼玉県から訪れた男性は「聞いていたより激しいお祭りでした。世界中の人に知ってほしいです」と話していました。
「ケベス」はヘブライ語で「子羊」(כֶבֶשׂ)の意味があり、日ユ同祖論で言われるイスラエルの失われた10支族や秦氏が関係する可能性があるとの説がある。
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