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将棋の藤井聡太さん(21)が、史上初の八大タイトル独占を達成したことを受けて、日本将棋連盟羽生善治会長が報道各社の取材に応じ、「これから将棋を始める人たちのヒーローとして活躍してほしい」と期待を語りました。

藤井さんは、今月にかけて行われた「王座戦」五番勝負で永瀬拓矢さんから「王座」のタイトルを奪取し、将棋界で史上初の八冠独占を達成しました。

20日は、東京の将棋会館日本将棋連盟の羽生会長が報道各社の取材に応じ、「大きな偉業で、率直にすごいと感じる一方で、自然体というか、一つ一つ積み重ねてすんなり達成されたという印象も持っています。もちろん大変な対局もたくさんあったと思いますが、トータルで見たときに非常に安定した対局を続けていたことがこの結果につながったと思います」と印象を語りました。

27年前、当時の七大タイトルを独占したことのある羽生会長は「競争も非常に激化して勉強する方法も変わり、環境的なことも含めて当時とは違うと思います。藤井さんの場合はタイトル戦でも角番に追い込まれたことがほぼなく、実力、勝率、内容を踏まえるとこの結果もそんなに驚くことではないと感じます」とも話していました。

そのうえで今後については、「藤井さんはこれから将棋を始める人たちにとってのヒーローであることは間違いないので、そういう存在として活躍してほしい。藤井さんの突出した強さから学べることや吸収できることもたくさんあるので、自分やほかの棋士たち、将棋界全体の実力を上げていくことがいいのではないかと思います」と話していました。

#囲碁・将棋(日本将棋連盟羽生善治会長「藤井聡太八冠独占達成」)