https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

労働省が2日発表した10月28日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は5000件増の21万7000件となった。市場予想は21万件だった。ただ労働市場が大幅に減速する兆候はほとんど見られていない。

調整前の申請件数は2768件増の19万6767件。カリフォルニア州ミシガン州ノースカロライナ州の増加が目立った一方、ニューヨーク州が急減した。

10月21日までの1週間の継続受給件数は3万5000件増の181万8000件と4月中旬以来の高水準となった。

ライトソンICAPのチーフエコノミスト、ルー・クランダル氏は「レーバーデー以降の継続受給件数の持続的な増加は、季節調整による現象のもようで、昨年も同様に増加した」と指摘。「現時点では、この増加を重視するつもりはない。来春の年次改定で修正される可能性が高い」とした。

一方、国際的な再就職支援会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、米国に拠点を置く企業が10月に発表した雇用削減は前月比22%減の3万6836人となった。前年同月比は9%増だった。

#経済統計(アメリカ・新規失業保険申請件数・21.7万件に増加 労働市場大幅減速兆候殆ど見られず)

d1021.hatenadiary.jp

#経済統計(アメリカ・新規失業保険申請件数・1万件増の21万件)

労働省が2日発表した2023年第3・四半期の非農業部門の労働生産性(速報値)は年率換算で前期比4.7%上昇し、伸びは2020年第3・四半期以来、3年ぶりの高水準となった。ロイターがまとめた市場予想は4.1%上昇だった。

労働生産性の向上は人件費を押し下げるため、インフレ抑制の点では明るいニュースとなる。エコノミストによると、今回の急上昇は生成AI(人工知能)を含むテクノロジーへの投資を反映している可能性が高いという。

第2・四半期の労働生産性は3.6%上昇と、前回発表の3.5%上昇から上方改定された。

第3・四半期の生産性は前年同期比で2.2%上昇。

生産単位当たりの報酬を示す単位労働コストは前期比0.8%低下した。第2・四半期は3.2%上昇していた。

第3・四半期の前年同期比は1.9%上昇した。

時間当たりの労働報酬は前期比3.9%増。第2・四半期は6.9%増えていた。

第3・四半期の前年同期比は4.2%増。

政府は数年前にさかのぼってデータを改定。19年第4・四半期から23年第2・四半期までの生産性の伸び率は年平均1.2%と、0.1%ポイント下方改定された。19年第4・四半期から第3・四半期までの伸び率は1.4%だった。

BMOキャピタル・マーケッツ(トロント)のシニアエコノミスト、ジェイ・ホーキンス氏は「単位労働コストはコアインフレの方向性を示す良い指標だ。米連邦準備理事会(FRB)にとっては夏のコアインフレ率の低下とともに安心材料となるだろう」と述べた。

#経済統計(アメリカ・非農業部門・労働生産性・第3四半期・速報値・4.7%上昇・3年ぶり高水準)