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イスラエルのシュロモ・カルヒ通信相は9日、パレスチナ自治区ガザ地区で欧米メディアの仕事をしているフリージャーナリスト4人について、イスラム組織ハマスによるイスラエル襲撃を事前に知っていたと非難し、メディア4社に調査を求めた。

カルヒ通信相は、イギリスのロイター通信、アメリカのAP通信、CNN、ニューヨーク・タイムズの報道各社に対し、「あなた方の組織の個人は(中略)おぞましい行動を事前に知っていた」とし、調査を求める文書を送ったことをX(旧ツイッター)で明らかにした。

名指しされた各社は、事前に攻撃については知らなかったとしている。

ニューヨーク・タイムズは、「根拠のない告発」はフリージャーナリストを危険な立場に追いやると付け加えた。

ハマスは先月7日、イスラエル南部にかつてない壊滅的な攻撃を仕掛け、イスラエルの民間人と兵士1400人以上を殺害し、240人以上を拉致した。

現地のジャーナリストらは、炎上するイスラエル軍の戦車や、クファール・アザ・キブツ(農業共同体)のフェンスを突破するパレスチナ人、攻撃場面などの写真を報道機関に送った。

カルヒ氏は、攻撃が起きた時にはジャーナリストが現場にいたと主張。「これらのおぞましい瞬間を記録し、事実上、このぞっとする出来事に参加していた」とした。

この非難の前には、親イスラエルのウェブサイト「オネスト・リポーティング」が、ジャーナリストらが現場にいることも「計画の一部」だった可能性があると指摘した。

これを受け、野党党首でイスラエル戦時内閣の一員となっているベニー・ガンツ前国防相は、「大虐殺について知りながら、子どもたちが虐殺されるのを傍観していたジャーナリストはテロリストと同じであり、そのように扱われるべきだ」と、Xに投稿していた。

与党リクードのダニー・ダノン議員は、当該のジャーナリストらは攻撃に参加したことを理由に、暗殺対象リストに加えられるだろうとXで書いた。イスラエルのメディアによると、同国ではハマスの軍事部門のメンバーを追跡・殺害する専門部隊が結成されているという。

報道各社は否定
告発された報道各社は、現地ジャーナリストらとは写真の提供について、事前に段取りを整えてはいなかったとする声明を出した。

AP通信は、「攻撃が発生した時、境界にはAPのスタッフは一人もいなかった。境界を越えたAPのスタッフも、いかなる時にもいなかった」と説明。

フリーランスから写真提供を受ける際には、かなりの手間をかけて真正性と内容について確認している」とした。

同社はまた、イスラエルが非難したジャーナリストの一人、ハサン・エスライア氏とはもう業務上の関係はないとした。同氏は以前、ハマスガザ地区における指導者ヤヒヤ・シンワル氏と一緒に写っていた。CNNも同氏との協力関係を停止するとした。

ニューヨーク・タイムズは、今回の告発を「虚偽であり言語道断」だと批判。「このような主張は無謀で、イスラエルガザ地区にいる私たちのジャーナリストを危険な立場に追いやる」とした。

同社はまた、イスラエルが問題視したジャーナリストの一人のユセフ・マスード氏を擁護した。同社によると、ハマスの襲撃があった日、マスード氏は同社の仕事をしていなかった。しかし、「それ以降、私たちのために重要な仕事をした」という。

ロイター通信は、事前に情報を得ていたり、10月7日に「ジャーナリストをハマスに同行させた」りはしていないと述べた。

ジャーナリスト保護委員会(CPJ)によると、今回の戦争が始まってから、少なくとも39人のジャーナリストやメディア関係者が殺害されている。内訳はパレスチナ人34人、イスラエル人4人、レバノン人1人だという。

CPJは、「ガザのジャーナリストたちは、イスラエルによるガザ市への地上攻撃、壊滅的なイスラエル軍空爆、通信網の寸断、大規模な停電の中で紛争を取材しようとしており、特に高いリスクに直面している」と述べた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・以シュロモ・カルヒ通信相「あなた方(ロイター/AP/CNN/NYT)の組織の個人は(中略)おぞましい行動を事前に知っていた」「攻撃が起きた時にはジャーナリストが現場にいた」)

ロイターは9日、イスラム組織ハマスによる10月7日のイスラエル急襲を事前に知っていたとするメディア監視組織オネストリポーティング(HonestReporting)の指摘を否定した。

ロイターは声明で「オネストリポーティングの報告と、10月7日の攻撃に関するロイター報道に貢献した2人のフリーカメラマンに対する非難を承知している」としたうえで「この攻撃を事前に知っていたことも、10月7日にハマスにジャーナリストを送り込んだことも、断固否定する」と述べた。

「ロイターは、10月7日の朝に国境にいた2人のガザ在住のフリーカメラマンから写真を入手した。ロイターが公開した写真は、ハマスイスラエル南部にロケット弾を撃ち込んでから2時間後、イスラエル武装集団が国境を越えたと発表してから45分以上経ってから撮影されたものである」とし、「ロイターのスタッフ・ジャーナリストは、オネストリポーティングの記事で言及されている場所にはいなかった」とした。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・「イスラエルは10月7日にノヴァ音楽祭から逃走する自国の民間人に向けてアパッチヘリコプターが無差別に発砲し、標的を識別し始めたのはその後であることを認めた」 )

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#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・ノヴァ音楽フェスティバル・🇮🇱軍ヘリコプターが逃げる人々を容赦なく爆撃したという映像)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・『タイムズ・オブ・イスラエル』紙「10月7日の集団性的暴行の主張には証拠がない」)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・10月7日の攻撃後ハマスが5日間の停戦と引き換えに子供女性高齢者の人質解放を申し出たがイスラエルは拒否)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シリア政府軍・シリア東部の違法占領石油泥棒を続ける米軍への攻撃を開始)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・オースティン国防長官「シリア東部のイラン革命防衛隊武器庫をF15戦闘機2機で爆撃した」「自衛のため」・J_Sato「記者もさすがにおかしいと思って『自衛攻撃』と『』を付けている」)

アメリカ軍はシリアとイラクに駐留する部隊がイランが支援する勢力から繰り返し攻撃されていることを受け、8日、「自衛のためだ」などとして、シリア東部でイランの「革命防衛隊」などが使用している武器庫を爆撃しました。

これについてアメリカ国防総省のシン副報道官は9日、記者団に対し、「施設はほぼ使用不可能になった」と成果を強調する一方、この爆撃のあとも、新たにシリアとイラクで駐留する部隊があわせて4回、攻撃を受けたと明らかにしました。

その上で、10月17日からこれまでに受けた攻撃はあわせて46回に上り、56人がけがをしたとしています。

バイデン大統領は9日、記者団から、「アメリカ軍による報復は機能しているのか」と問われたのに対し、「標的を攻撃しているという意味では機能している」と応じました。

アメリカ軍は10月26日にも、シリア東部にあるイランの革命防衛隊などが使用している2つの施設を攻撃して強くけん制していますが、パレスチナガザ地区をめぐる情勢が緊迫する中、アメリカ軍への攻撃に歯止めがかからない状況となっています。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・オースティン国防長官「シリア東部のイラン革命防衛隊武器庫をF15戦闘機2機で爆撃した」「自衛のため」・米国防総省シン副報道官「この爆撃のあとも、新たにシリアとイラクで駐留する部隊があわせて4回、攻撃を受けた」・バイデン大統領「標的を攻撃しているという意味では米軍による報復は機能している」・NHK「“自衛のため”爆撃も駐留部隊へ攻撃続く」)

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今回の攻撃は「革命防衛隊」の中で主に国外での特殊任務を担う「コッズ部隊」の関連組織がシリアとイラクに駐留するアメリカ軍を攻撃していることへの対応で、自衛のためのものだと説明しています。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・オースティン国防長官「シリア東部のイラン革命防衛隊武器庫をF15戦闘機2機で爆撃した」)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・下山伴子「🇮🇱軍は悪名高いスペイン人グループを含む外国人傭兵を雇用」「昨年ドンバスで🇺🇦ネオナチ軍の傭兵も務めた」)

🚨🇮🇱ジャーナリスト
@MaxBlumenthal
1 つの単純な質問でホワイトハウスを破壊します。

🚨🇷🇺 「ガザでは、ウクライナ戦争の2年間で亡くなった民間人よりも多くの民間人が1か月で殺されたのに、なぜロシアだけを大量虐殺で非難するのですか?」

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・「ガザでは、ウクライナ戦争の2年間で亡くなった民間人よりも多くの民間人が1か月で殺されたのに、なぜロシアだけを大量虐殺で非難するのですか?」)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・独立系ジャーナリスト「米国はジュネーブ条約4条がパレスチナ自治区に適用されることを認識していますか?」)

パレスチナガザ地区で人道状況が極度に悪化するなか、関係各国や国連機関が緊急会合を開き、必要な人道支援物資の搬入やけが人の搬送について対策を協議しています。

この緊急会合は、フランスの呼びかけでパリで開かれ、パレスチナ暫定自治政府や中東やヨーロッパ各国、アメリカや日本など、50余りの国と地域に加えて国連機関、それにNGO団体が参加しています。

冒頭、マクロン大統領が「ガザ地区の民間人は保護されなければならず、そこに交渉の余地はない。すべての関係者の善意を調整し状況の改善に取り組みたい」と述べました。

ガザ地区では、住民が必要とする人道支援物資の搬入や、けが人のガザ地区の外への搬送が遅れ人道状況は極度に悪化しています。

このため緊急会合では各国に財政支援を求めるほか、ガザ地区が面する地中海の海上航路を使って人道支援物資を届けたり、けが人を搬送したりできないか、議論が交わされる見通しです。

一方で、この緊急会合にはイスラエルは参加しておらず、このため、実効性のある対策が見いだせるかどうかは不透明な状況です。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・パリ緊急会合)

ドイツでは9日、ナチス政権下でユダヤ人が襲われ、後のホロコーストにつながった「水晶の夜事件」から85年となり、各地で追悼行事が行われました。ショルツ首相はホロコーストを繰り返さない誓いを新たにした上で、「ドイツはイスラエルのかたわらにいる」と述べ、イスラエルを支えていく姿勢をあらためて強調しました。

「水晶の夜事件」は1938年の11月9日から10日にかけて、ドイツ各地でナチスのメンバーがユダヤ人の住宅や商店を襲って多くの人を殺害したもので、ナチスによる600万人にのぼるユダヤ人の虐殺、ホロコーストにつながった事件として知られています。

事件から85年となる9日、首都ベルリンではユダヤ教の礼拝所、シナゴーグで追悼式典が開かれました。

ドイツでは毎年、追悼行事が各地で開かれますが、ことしは先月10月のイスラム組織ハマスによる攻撃で多くのユダヤ人が犠牲になり、特別な重みを持ったとメディアは伝えています。

式典に出席したショルツ首相は「いまこそホロコーストを繰り返さないという戦後ドイツの約束を、言葉だけでなく行動によって守らなければならない」と述べ、国内で急増するユダヤ系住民を標的にした犯罪や、ハマスを支持する活動に厳しく対処する方針を示しました。

そして、「ドイツはイスラエルのかたわらにいる。イスラエルにはハマスの野蛮なテロに対し自衛の権利がある」と述べ、イスラエルを支えていく姿勢をあらためて強調しました。

追悼行事 高校生や地元住民 迫害を繰り返さない誓い新たに
ドイツでは9日、事件やその後のホロコーストに関わる各地の場所で追悼行事が行われ、ベルリンではユダヤ人を強制収容所へ運んだ鉄道のホームの跡地に地元の高校生や住民が集まり、迫害とホロコーストを繰り返さない誓いを新たにしました。

行事には数百人が集まり、ろうそくをかざしてホーム近くの記念碑の前に立ち、高校生の代表などから、85年前の事件では地元でも多くの家や店が破壊され、その後、ユダヤ人がアウシュビッツなどの強制収容所へ送られたという説明に聞き入っていました。

そして、ろうそくを記念碑の前にささげ、過去の過ちは繰り返さないという思いを新たにしていました。

15歳の女子高校生は「過去に起きたことは本当に悪いことで、知ることが重要だと思います。何が起きたのか忘れないように記憶し続けることが大切です」と話していました。

また、67歳の女性は「イスラエルへの攻撃を受け、ことしの参加者は例年より多い気がします。私たちがユダヤの文化や暮らしと平和を重んじていると示すために大切だと思います」と話していました。

ショルツ首相 イスラエルの安全は「国是」
ドイツ政府は先月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル側への大規模な攻撃を受けて、一貫してイスラエル寄りの姿勢を示しています。

背景には第2次世界大戦中にユダヤ人の大量虐殺、ホロコーストを行ったナチスの歴史があります。

戦後、ドイツの歴代政権にとってイスラエルを擁護することが特別な課題となってきました。

ショルツ首相は先月17日にハマスによる攻撃のあと、G7=主要7か国の首脳としては初めてイスラエルを訪問して、いち早く連帯を示しました。

ネタニヤフ首相との記者会見では「ドイツの歴史とホロコーストから生じた責任により、イスラエルの国家の存立と安全のために立ち上がることがわれわれの使命だ」と述べ、イスラエルの安全のために取り組むことがドイツの「国是」だと強調しました。

このため、ガザ地区の民間人は守られるべきだという立場は示すものの、イスラエルにはハマスのテロ攻撃に対する自衛の権利があるとして、攻撃をやめることまでは求めてはいません。

そして、人道物資の搬入を目的とした戦闘の休止は支持していますが、国連などが求める人道目的での停戦については否定的な姿勢を示し続けています。

このドイツの姿勢はEUヨーロッパ連合の対応にも影響を与えていて、先月の首脳会議で加盟国には停戦を求める声もありましたが、最終的には人道目的の戦闘の休止を呼びかけるにとどまりました。

有力紙ウェルトが先月中旬に行った世論調査では、政府がイスラエル寄りの姿勢を明確に示していることについて、▼66%が「正しい」▼16%が「正しくない」▼18%が「わからない」と答えました。

一方、公共放送ARDが先月下旬から今月上旬に行った最新の世論調査で、市民の犠牲を伴うイスラエルの軍事行動についての意見を聞いたところ、「正当化できない」と答えた人が61%で、「正当化できる」の25%を大きく上回り、イスラエルが続ける激しい攻撃に懸念が広がっていることも伺えます。

ガザ地区人道危機 イスラエル寄りの姿勢に反発の声も
ドイツ政府がイスラエル寄りの姿勢を一貫して示していることに対し、国内では反発の声も出始めています。

首都ベルリンではガザ地区の人々への連帯を示す集会が開かれるようになっていて、ドイツ生まれで両親がパレスチナからの移民の会社員のサラー・サイードさんが先月29日に開いた集会には500人ほどが参加し、即時停戦などを求める声を上げました。

パレスチナ寄りの集会は先月7日のハマスによる攻撃の直後は反ユダヤ主義の扇動や暴力の賛美につながるなどという理由で禁止されるケースが相次ぎ、サイードさんの集会は許可されたものの、警察官が大勢出動して参加者の発言を監視していました。

イードさんは「政府や政治家が反ユダヤ主義イスラエル批判を混同し、声を上げないのがドイツの問題だ。民主主義国家として戦争犯罪を非難し、少なくとも停戦を求める責務があるはずだ」と話し、ドイツが歴史的な背景からイスラエルへ配慮するあまり、その行動への批判も避けていると主張していました。

また、外国や中東などにルーツのないドイツ人も参加し、「ドイツの過ちは何があっても誰に対しても繰り返さないと言わなければならない。ドイツ人だからこそ立ち上がるべきだ」とか、「ガザ地区で人権や子どもの権利の侵害が確認されているのに、イスラエル寄りの姿勢をいまも示すのはおかしい」などと話していました。

政府への批判の声はガザ地区の犠牲が増えるにつれ強まっていて、今月4日には各地で先月7日以降で最大となるデモや集会が開かれ、ベルリンではおよそ9000人が「ホロコーストを繰り返さない誓いをあらゆる人に」とか、「目を覚ませ」などと書かれたプラカードを掲げ、中心部の大通りを行進し、政府に停戦などを実現するよう訴えていました。

ドイツ政府はナチスホロコーストを踏まえた歴史的な責務からイスラエル寄りの姿勢を示しながら、ガザ地区の人道危機への対応を迫る国内の声にどう応えるか難しい状況に直面しています。

識者 「イスラエルに寄り添いながら 政策を変えるよう影響を」
ショルツ首相がイスラエルの安全を国家としての方針などとされる国是だと言及していることについて、国是の概念や歴史に詳しいマックス・プランク研究所のマリエッタ・アウア教授は「国是にドイツ以外の国の存立も含めるというのはかなり強固な約束だ」と述べ、異例だと指摘しています。

その上で、ホロコーストを受けてユダヤ人の安全な場所としてイスラエルが建国されたことから、イスラエルの存続はドイツの歴史的な責務だとは言える。しかし、イスラエルの安全を国是とするのは、ドイツの価値観に基づく責務を狭めることから少し問題がある」と述べ、イスラエルの安全を国是とすることで、首相の意図とは反して、ドイツがイスラエルを守るためにガザ地区の人々の人権などを軽視していると受け止められるおそれもあると指摘します。

さらに、イスラエル寄りの政府にドイツ国内で不満の声が上がっていることについて、「ドイツの人口構成は大きく変わり、シリアやパレスチナからの移民も多い。こうした人たちはナチスの歴史を踏まえ、特別な責任があるという考えを共有しておらず、世論をまとめるのは非常に難しい」と話し、国民の間でイスラエルを守ることがドイツの歴史に基づく責務だという共通認識を持つことが難しくなっているとしています。

また、ドイツ国際安全保障研究所のハンス・マウル上席研究員は「戦後、ドイツの外交政策は紛争の平和的解決と人権の保護を目指してきたが、今回ほど難しい問題に直面したことはない。イスラエルが膨大な犠牲と深刻な人権侵害なしにはハマスと戦い、打倒することは不可能だ」と話し、イスラエルの安全を守ることと、ドイツが重視する原則や価値観の両立が困難になっていると説明します。

その上で、「ドイツの取るべきスタンスはイスラエルに寄り添いながら、可能な限り、イスラエルがその政策を変えるよう影響を及ぼすことだ」として、民間人の犠牲を回避し、地域情勢が安定に向かうよう最大限取り組むべきだと指摘しています。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・ドイツ・「水晶の夜事件」から85年追悼行事・ドイツの姿勢はEUの対応にも影響を与えていて先月の首脳会議で加盟国には停戦を求める声もあったが最終的には人道目的の戦闘の休止を呼びかけるにとどまった)

マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は7日の議会で、イスラエルを襲撃したパレスチナ自治区ガザ地区イスラム組織ハマスと関係を維持し、「罰することはしない」と述べた。

アンワル氏は、マレーシア国民はパレスチナ大義を「一致して支持」すべきだとも主張した。

この日の議会では、米下院が先週、ハマス武装勢力イスラム聖戦」を支持する外国勢力に対する制裁を決議したことを受け、野党議員がマレーシア政府の立場について質問した。

それに対しアンワル氏は、「私はいかなる脅しも受け入れない。この(米下院の)行動もだ。これは一方的で効力はない。マレーシアは国連加盟国として、安全保障理事会の決定しか認めない」と答えた。

ハマスはイギリスやアメリカなど多くの国からテロ組織に指定されている。

イスラム教徒が多数を占めるマレーシアでは、党派を超えて多くの人がパレスチナ人とパレスチナ大義を支持している。マレーシア政府はイスラエルを国家として承認しておらず、2国家共存による解決が実現するまで承認しないとしている。

現在76歳のアンワル氏自身、大学時代からパレスチナの支持者だ。アンワル氏のかつてのメンターで、今は政敵となっているマハティール・モハマド元首相も、パレスチナの主張を強く支持し、今回のイスラエルのガザ攻撃を非難している。

首都クアラルンプールでは、パレスチナ問題に関する会議が頻繁に開かれている。イスラエルガザ地区で報復攻撃を始めてからは、世界の多くの地域と同様、マレーシアでも大規模な集会が開かれている。ハマスへの支持を表明する人たちもいる。

そのため、今回のアンワル氏のような発言は国内政治としてはうけるのだと、アナリストらは話している。

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イスラエル・ガザ戦争 記事一覧

アンワル氏は以前、イスラエルに対して強い姿勢を取らなかったことで批判された。2012年のインタビューでは、マレーシアは「(イスラエルの)安全保障を守るべきだが、パレスチナ人の正当な利益を守ることでも断固とした態度をとるべきだ」と述べていた。

しかし今回は、ハマスを非難するよう求める西側の圧力を拒絶。ハマスについて、住民に選ばれてガザ地区を統治しているとした。先月の親パレスチナ集会では、イスラエルの軍事行動を「この世界における野蛮の極み」と非難した。

さらに7日、アンワル氏はハマス戦闘員を「過激派」と表現しないよう、メディアに強く求めた。その中でハマスを、南アフリカアパルトヘイト(人種隔離政策)を終わらせようとしたアフリカ民族会議(ANC)になぞらえた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・マレーシア・アンワル・イブラヒム首相「ハマスと関係を維持し、罰することはしない」「マレーシア国民はパレスチナ大義を一致して支持すべきだ」)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・インド・グローバルサウスで唯一イスラエルを支持)

英国のクレバリー外相は9日、パレスチナ自治区ガザでの停戦を求める声は「理解可能」だが、イスラエルが自国の安全のために行動していることも英国は認識していると述べた。

サウジアラビアの首都リヤドを訪問し、サウジのファイサル外相と会談したクレバリー外相は「停戦を求めるのは理解可能」とした上で、「しかし、われわれが認識しているのはイスラエルは自国の安定と安全を確保するために行動を起こしているということだ。もちろん、この悲惨な状況が可能な限り迅速に解決されることを望んでいる。当面の課題はガザの人々の人道的ニーズだ」とした。

また「停戦を呼びかけるのは簡単なことだ。実際、平和の確立はもっと難しい。われわれはイスラエルの安全が確保され、パレスチナ人の安全も確保されるような持続可能な平和の確立に尽力している」とした。

さらにイスラエルの軍事作戦やその直後の治安状況にどれだけの時間を要するかは予測できないとした。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・英クレバリー外相「停戦を求める声は理解可能だがイスラエルが自国の安全のために行動していることも英国は認識している」「停戦を呼びかけるのは簡単なことだ。実際、平和の確立はもっと難しい。われわれはイスラエルの安全が確保され、パレスチナ人の安全も確保されるような持続可能な平和の確立に尽力している」「イスラエルの軍事作戦やその直後の治安状況にどれだけの時間を要するかは予測できない」・沙ファイサル外相)

イスラエル軍は9日、イスラエル南部の紅海に面する都市エイラートで民間の建物にドローンが着弾したと発表しました。ドローンがどこから飛来したのかなど詳細については調査中だとしています。

また、イスラエルのテレビ局はドローンが着弾したのは高校の建物だと伝えていて、監視カメラの映像には何かが飛んでくるような音が聞こえたあと、爆発音が鳴り響き、近くにいた人たちが逃げる様子が写っています。

これまでにけが人の情報はないということです。

エイラートをはじめイスラエル南部をめぐっては、ガザ地区イスラム組織ハマスと連帯するイエメンの反政府勢力「フーシ派」が繰り返し、弾道ミサイルやドローン攻撃を行ったとしています。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・イスラエル軍イスラエル南部紅海に面する都市エイラートで民間の建物にドローンが着弾」・以テレビ局「高校の建物」・イエメン反政府勢力フーシ派)

イスラエル軍は9日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ジェニンに対する攻撃を行い、武装集団との数時間に及ぶ戦闘の結果、少なくとも14人が死亡した。

パレスチナ保健当局省によると、イスラエルの攻撃でこのほかに4人のパレスチナ人がヨルダン川西岸各地で死亡した。死者には15歳の少年も含まれているという。

イスラエル軍は、ジェニンで対テロリズム作戦を実施し、ドローン(小型無人機)を使用して武装集団を攻撃したと表明。20人の容疑者を拘束し、銃と弾薬などを押収したとしている。

衝突はヨルダン川西岸の他の地域でも発生。ベツレヘム、ナブルス、ヘブロン近郊のほか、中心都市ラマラ近辺でも死者が出ている。

パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスによる10月7日のイスラエルに対する奇襲攻撃以降、ヨルダン川西岸地区で少なくとも178人のパレスチナ人が死亡した。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・イスラエル軍ヨルダン川西岸を攻撃)

イスラエル軍は、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザの中心部と、イスラエルハマス戦闘員が司令部を置いていると主張するガザ最大の医療施設アル・シファ病院に迫っている。

イスラエル医療施設の保護に関する国際法をどう解釈するのか、またそこに避難している何千人もの避難民の扱いが懸念されている。

ガザ住民は9日、アル・シファ病院から約1.2キロの地点でイスラエル軍の戦車を目撃した。

イスラエルは、この病院に対する実効可能な計画は明らかにしていないが、最優先事項はハマスの指揮インフラを解体することだと表明している。

難民キャンプ、医療車両、病院付近への空爆は、すでにイスラエルの主要な西側同盟国の一部で、国際法の順守を巡り激しい議論を引き起こしている。

イスラエル軍の報道官は先に、ハマスが同病院を司令部や地下トンネル網への入口を隠すために利用していることを示す写真、図、音声記録を発表。「ハマスのテロリストは、アル・シファ病院やガザの他の病院の内部や地下で活動している」と述べた。

イスラエルは先週、同病院の入り口の外にあった救急車を攻撃。この救急車がハマス戦闘員を運んでいたとし、証拠を示すとしたが、まだ示していない。医療関係者によれば、救急車は負傷者を避難させる最中で、爆発で15人が死亡したという。

一方、ハマス、保健当局、アル・シファ病院の責任者たちは、ハマスが病院内や地下に軍事インフラを隠していないとし、国際検査を歓迎すると述べている。

国連人権高等弁務官事務所のリズ・スロッセル報道官は、病院は国際人道法の下で保護されている建物だとした上で、病院が軍事目的にも使用されているという疑惑によって状況は複雑になっていると指摘。敵に有害な行為をするために使用され、それをやめさせる警告を無視した医療施設は特別な保護を失う、と述べた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・イスラエル軍・ガザ最大医療施設アル・シファ病院に迫る・国際法/避難民・国連人権高等弁務官事務所リズ・スロッセル報道官「病院は国際人道法の下で保護されている建物だ」「病院が軍事目的にも使用されているという疑惑によって状況は複雑になっている」「敵に有害な行為をするために使用され、それをやめさせる警告を無視した医療施設は特別な保護を失う」)

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#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・ハマス政治部門幹部「停戦という条件が整えば、イスラエルの民間人と外国人は解放されるだろう」「ネタニヤフ首相が外国人の人質の解放を妨害している」「ガザ地区では飲料水の90%が失われている」「国際機関に対し、ガザ地区に代表団を送り込み、病院にハマスの幹部などいないことを証明してもらいたい」・赤新月社「クッズ病院では、7日夜から続く病院付近での攻撃で、被害がでている」)

イスラエル軍は9日、ガザ地区最大の都市、ガザ市中心部にあるイスラム組織ハマスの主要な軍事拠点に地上部隊が展開し、戦闘員およそ50人を殺害したと発表しました。

この拠点はイスラエル軍が地下にハマスの幹部の本部があると主張するシファ病院の近くにあり、ハマス内務省の建物や、情報部門の本部、武器庫や工場、それに市街戦の訓練施設が含まれているということです。

一方、およそ240人の人質について、ガザ地区ハマスとともにイスラエルと戦う武装組織、イスラム聖戦は条件が整えば70代の女性と10代の少年の2人を解放すると発表し、2人が映った動画を公開しました。

これについてイスラエル軍は「心理的なテロだ」と非難しています。

このほかガザ地区以外のイスラエルの戦線ではハマスと連帯するイエメンの反政府勢力「フーシ派」イスラエル南部の都市エイラートに向けて弾道ミサイルを発射したと発表しイスラエル軍はこれを迎撃したとしています。

エイラート市内の高校には無人機が突っ込んで爆発がおき、校舎に被害も出ています。

またヨルダン川西岸の町ジェニンでもイスラエル軍は対テロ作戦を行ったと明らかにし、パレスチナの保健当局は18人が死亡したと発表しました。

一方、人質の解放などに向けた仲介の動きも活発化しています。

ロイター通信は9日、アメリカのCIA=中央情報局とイスラエルの対外工作活動を担う情報機関モサドのトップが仲介努力を続けるカタールを訪問し、カタールの首相を交えた3者会談で人質の解放などに向けた協議を行ったと伝えました。

また、ハマスは、最高幹部のハニーヤ氏が9日、前任のマシャル氏らとともにエジプトを訪れ、エジプトの情報機関のトップと会談したと明らかにしました。

エジプトはイスラエルハマスの過去の軍事衝突でも仲介役を務めてきた国で会談ではガザ地区での状況について意見を交わしたということです。

エジプトのメディアは、カタールのタミム首長が、10日にエジプトを訪れて、シシ大統領と意見を交わす見通しだとも伝えています。

ガザ地区 避難先過密状態 破壊された自宅に戻る人も
ガザ地区ではおよそ72万人が学校など国連の関係施設に身をよせていますが、避難先が過密状態になり、人道支援物資の提供も遅れる中、破壊された自宅に戻る人もいます。

ロイター通信は8日ガザ地区南部のハンユニスで撮影した映像を配信しました。

映像ではイスラエル軍空爆で自宅が壊され、避難所に身をよせていた一家ががれきが散乱する自宅に戻り、洗濯物を干したり、タンクにためた水で顔や腕を洗ったりしています。

国連機関が運営する学校には受け入れ人数を大幅に上回る避難民が押し寄せていてトイレは160人に1か所、シャワーは700人に1か所しかないなど、深刻な状況です。

各地の避難所では下痢や呼吸器の症状を訴えるケースも相次いでいるということで衛生環境も悪化しています。

破壊された自宅に戻った一家の男性は「子どもたちが避難所の劣悪な環境で飢えや恐怖にさらされるよりもこの場所にいるほうがいいです。少なくとも自宅にいることができます」と話していました。

ヨルダン川西岸 18人が死亡
ヨルダン川西岸のパレスチナ暫定自治区のジェニンでは9日、イスラエル軍による攻撃がありパレスチナの保健当局は18人が死亡したと発表しました。

イスラエル軍の9日の発表によりますと、ジェニンで対テロ作戦を行ったとしています。

ロイター通信が9日にジェニンで撮影した映像には、街なかに銃撃音が響く中、人々が走って逃げている様子が映っています。

パレスチナの保健当局によりますと、10月7日に始まった一連の衝突で、ヨルダン川西岸では、11月8日までに163人のパレスチナ人の死亡が確認されているということです。

武装組織「イスラム聖戦」男女2人の人質 動画をSNSで公開
ハマスとともにイスラエルと戦うパレスチナ武装組織イスラム聖戦」は、9日、人質として拘束している男女2人の動画をSNSで公開しました。

およそ3分間の動画では、車椅子に乗った高齢の女性と13歳だとする男の子が、1人ずつ画面に向かって話す様子が記録されています。

このうち、女性は「愛する家族全員が恋しい。来週にはみんなの顔を見れると願っている」と話しています。

その上でイスラエルのネタニヤフ首相に対し「国内および世界の混乱の責任がある」として、人質の解放に向けてハマス側との交渉を進めるようイスラエル政府に強く要求しています。

また13歳だとする男の子は「早く家に帰れるよう政府に働きかけてくれている人に感謝する。なるべく早く帰れることを願っている。時間がたてばたつほど、危険が大きくなる」と話しています。

そしてイスラエルによる空爆で子どもが死亡していることや、人質のための水や薬なども不足しているなどとして、ネタニヤフ首相を批判しています。

映像は複数回にわたって編集されているのが確認できます。

2人はハマスの管理下にあり、発言した内容はハマスが用意したものか了承した内容である可能性もあります。

ハマス最高幹部 エジプト情報機関と会談 人質解放など進展に注目
イスラム組織ハマスは、最高幹部のハニーヤ氏が9日、ほかの幹部らとともにエジプトを訪れ、エジプトの情報機関のトップと会談したと明らかにしました。

会談ではガザ地区での状況について意見を交わしたということです。

また、エジプトのメディアは、カタールのタミム首長が、10日にエジプトを訪れて、ガザ地区をめぐる情勢についてシシ大統領と意見を交わす見通しだと伝えています。

ガザ情勢をめぐり仲介役を担うエジプトやカタールの動きが活発化しているとみられ、人質の解放などで進展があるのか注目されます。

フーシ派「イスラエル南部のエイラート攻撃」ビデオ声明
イスラム組織ハマスと連帯するイエメンの反政府勢力フーシ派は、9日、弾道ミサイルイスラエルを攻撃したと発表しました。

フーシ派の報道官はビデオ声明で「複数の弾道ミサイルイスラエル南部のエイラートにある軍事目標などを攻撃し、被害を与えた。ガザ地区で行われているイスラエル軍による攻撃がやまない限り、パレスチナ市民のために今後も攻撃を続ける」として、イスラエル弾道ミサイルで攻撃したと明らかにしました。

フーシ派はこれまでもイスラエル南部に対して、繰り返し弾道ミサイル無人機による攻撃を行っているほか、8日には、イエメン沖の紅海でアメリカ軍の無人偵察機「MQ9」を撃墜しています。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・イスラエル軍・ガザ市中心部シファ病院近くハマス主要軍事拠点・戦闘員およそ50人殺害)
#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・CIA/モサド長官・仲介努力を続けるカタールを訪問・カタール首相を交えた3者会談・人質の解放などに向けた協議)
#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・ハマス最高幹部ハニーヤ/前任マシャルら・エジプト情報機関トップと会談)
#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・イスラム聖戦動画「ネタニヤフ首相は国内および世界の混乱の責任がある」「人質の解放に向けてハマス側との交渉を進めるよう強く要求」)
#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・イエメン反政府勢力フーシ派「複数の弾道ミサイルイスラエル南部のエイラートにある軍事目標などを攻撃し、被害を与えた。ガザ地区で行われているイスラエル軍による攻撃がやまない限り、パレスチナ市民のために今後も攻撃を続ける」)

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#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・ハマス政治部門幹部「停戦という条件が整えば、イスラエルの民間人と外国人は解放されるだろう」「ネタニヤフ首相が外国人の人質の解放を妨害している」「ガザ地区では飲料水の90%が失われている」「国際機関に対し、ガザ地区に代表団を送り込み、病院にハマスの幹部などいないことを証明してもらいたい」・赤新月社「クッズ病院では、7日夜から続く病院付近での攻撃で、被害がでている」)

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#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・イエメンの反政府勢力フーシ派・米軍無人偵察機「MQ9」・イエメン沖紅海・撃墜)

アメリカ・ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は9日、記者団に対しイスラエル側との協議の結果、イスラエル軍が地上侵攻を続けるガザ地区の北部で9日から1日4時間、戦闘を休止すると明らかにしました。

戦闘の休止は実施の3時間前に発表され、対象となる地域についてカービー調整官はガザ地区北部の複数の地域だとしています。

その上で記者団からどのくらいの広さで戦闘の休止が行われるのかと問われたのに対しては「それはイスラエル軍に聞くべき質問だ」と述べるにとどめました。

カービー調整官は戦闘の休止によって民間人の退避や人質の安全な解放、それに人道支援物資の搬入につながるとして「正しい方向への一歩だ」と述べてイスラエル側の決定を歓迎しました。

そして戦闘の休止が必要な期間、続けられることが望ましいという考えを示しました。

また、今回の休止についてカービー調整官はバイデン大統領やブリンケン国務長官ら、さまざまなレベルでイスラエル側との協議が行われた結果だとしています。

一方、人質の解放に向けた交渉については「おおやけの場で交渉するつもりはない。人質解放のために地域のパートナーと協力し続ける」と強調しました。

バイデン大統領 戦闘休止求めていた 停戦は「ありえない」
パレスチナガザ地区で続く軍事衝突で犠牲者の増加に歯止めがかからない中、アメリカのバイデン大統領はイスラエルのネタニヤフ首相に対し3日間以上の戦闘休止を求めていたことを明らかにしました。

パレスチナガザ地区で続くイスラエル軍イスラム組織ハマスとの軍事衝突では、双方の死者が1万2000人を越え、240人以上の人質がガザ地区でとらわれています。

アメリカのバイデン大統領は9日、イスラエルのネタニヤフ首相に対し人質解放のために3日間の戦闘休止を求めたと報じられたことについて記者団から問われ「私はそれよりずっと長い期間の戦闘休止を求めた」と答えました。

ネタニヤフ首相との戦闘休止をめぐる話し合いについては「思っていたより長くかかった」と述べ、不満ものぞかせました。

これに先立ちホワイトハウスで記者団の質問に答えたバイデン大統領は人質が解放される可能性について「楽観している。解放されるまでは取り組みをやめない」と述べるとともに、停戦については「ありえない」と改めて否定的な考えを強調しました。

国連報道官 戦闘の休止 “真の効果はすべての当事者の合意必要”
イスラエル軍が人道目的で1日4時間、戦闘を休止するとアメリカ政府が明らかにしたことについて、国連のデュジャリック報道官は9日の定例会見で、国連として現在、詳しい情報を集めているところだとした上で、「戦闘の休止を人道目的に役立てるためには、タイミングや場所について国連の調整が必要だ。そして、真に効果的なものにするためには、紛争のすべての当事者の合意が必要だ」と指摘しました。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・カービー戦略広報調整官「イスラエル軍が地上侵攻を続けるガザ地区の北部で9日から1日4時間、戦闘を休止する」「実施の3時間前に発表」「ガザ地区北部の複数の地域」「さまざまなレベルでイスラエル側との協議が行われた結果だ」・バイデン大統領「私はそれ(『3日間』)よりずっと長い期間の戦闘休止を求めた」「楽観している。解放されるまでは取り組みをやめない」「停戦にはありえない」・国連デュジャリック報道官「戦闘の休止を人道目的に役立てるためには、タイミングや場所について国連の調整が必要だ。そして、真に効果的なものにするためには、紛争のすべての当事者の合意が必要だ」)

イスラエル軍は9日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスに対する軍事作戦について、いかなる停戦にも同意していないとしながらも、人道支援を実施するために、短時間の局所的な戦闘の一時休止は継続すると表明した。

イスラエル軍のリチャード・ヘクト広報官は「停戦はない。われわれが行っているのは、人道支援のための4時間という時間枠での戦術的、局所的な(戦闘の)一時休止だ」と述べた。

これに先立ち米政府は、ガザ北部から民間人が避難できるようイスラエルは9日から毎日4時間、戦闘を休止すると明らかにしていた。

ハマスの政治部門指導者イスマイル・ハニヤ氏の政治顧問、タヘル・アル・ノノ氏は、交渉は継続中でこれまでのところイスラエルとの合意は成立していないと表明。ただ、詳細については明らかにしなかった。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・イスラエル軍リチャード・ヘクト広報官「停戦はない。われわれが行っているのは、人道支援のための4時間という時間枠での戦術的、局所的な(戦闘の)一時休止だ」)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・34日目②)

イランのアブドラヒアン外相は、イスラエルイスラム組織ハマスに対する戦争によって引き起こされた民間人の苦しみが紛争の拡大につながると警告した。イラン国営のプレスTVが10日に伝えた。

同相は9日夜、カタールムハンマド外相との電話会談で「(パレスチナ自治区)ガザの民間人に対する戦争の激化により、戦争の範囲拡大は避けられなくなっている」と述べたという。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・イラン・アブドラヒアン外相「(パレスチナ自治区)ガザの民間人に対する戦争の激化により、戦争の範囲拡大は避けられなくなっている」・嘉ムハンマド外相)

イスラエル軍は10日、ガザ地区北部での地上部隊の作戦でハマスの複数の司令官を殺害したと発表するとともに、トップのハレビ参謀総長ガザ地区に視察に入ったとする映像を公開し、地上作戦が進んでいることをアピールしました。

こうした中、複数の現地メディアは9日夜から10日朝にかけて、数千人以上の住民が避難しているガザ地区最大級の病院「シファ病院」がイスラエル軍による攻撃を受け、死傷者が出ていると伝えました。

イスラエル軍は、シファ病院の地下にはハマスの重要な拠点があると主張しています。

現地からの映像には、病院の敷地内で子どもや大人が頭などから血を流し、地面に倒れている様子が確認できます。

ガザ地区で人道状況が極度に悪化する中、アメリカ・ホワイトハウスは9日、イスラエル軍ガザ地区北部で1日4時間、戦闘を休止すると明らかにしましたが、イスラエル側からはこれまでのところ戦闘の休止の時間や場所などに関する詳しい説明はありません。

イスラエルのネタニヤフ首相は、アメリカのFOXニュースのインタビューで「戦闘は継続する。ただ、特定の場所で数時間、戦地から住民を避難させたい」と述べたうえで「人質の解放なしには停戦は実現しない」として、改めて停戦に否定的な考えを示しました。

人質の解放をめぐっては、エジプトやカタールなどを仲介役として、解放に向けた交渉などの動きが活発化しています。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・以ハレビ参謀総長ガザ地区視察)
#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・イスラエル軍ガザ地区最大医療施設「シファ病院」・攻撃)
#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・ネタニヤフ首相「戦闘は継続する。ただ、特定の場所で数時間、戦地から住民を避難させたい」「人質の解放なしには停戦は実現しない」)

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#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・ハマス政治部門幹部「停戦という条件が整えば、イスラエルの民間人と外国人は解放されるだろう」「ネタニヤフ首相が外国人の人質の解放を妨害している」「ガザ地区では飲料水の90%が失われている」「国際機関に対し、ガザ地区に代表団を送り込み、病院にハマスの幹部などいないことを証明してもらいたい」・赤新月社「クッズ病院では、7日夜から続く病院付近での攻撃で、被害がでている」)

🇹🇷🦃エルドアン🗣️🇮🇱イスラエルによるガザ攻撃の34日目が終わった。
イスラエルによって残酷に殺された約11,000人のガザ住民のうち73%が女性と子どもだった。

🇪🇺🇺🇸西側諸国の全面的な支持を受けるイスラエル政権は人間的価値を含むあらゆる価値を踏みにじり、学校、モスク、教会、病院、大学、入植地を爆撃し続け、人間を含むあらゆる財産を破壊している。

人権や民主主義をしきりに口にする西側諸国はイスラエルの殺戮を遠くから眺めているだけで子供達を殺した犯人達を批判する事はおろか停戦協定を結ぶ事も出来ない程に無力なのだ。🐸

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・エルドアン大統領「34日目が終わった」「73%が女性と子供だった」「人権や民主主義をしきりに口にする西側諸国はイスラエルの殺戮を遠くから眺めているだけで子供達を殺した犯人達を批判することはおろか停戦協定を結ぶことも出来ない程に無力なのだ」)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・ロシア非常事態省は次々ガザ地区の住民人道援助を送っている)

イランはすでに、イスラエルを潰したがる従来型の思想信条(パレスチナ大義)よりも、中露サウジと合流し、イスラエルハマスを停戦させる現実的な中東安定化を重視している。
イランは現実策に転じた。あとは、イスラエルがいつ現実策に転じるかだ。イスラエルはまだ今後しばらく(来春ぐらいまで?)ハマスとのガザ戦争を続けるだろうが、好戦策の行き詰まりがしだいに明確化する。
米国は非現実的なハマス敵視・イラン敵視を言い続け、お門違いな存在になっていく。イスラム世界の民衆や先進国の左翼リベラルは、イスラエルを許すなと叫び続けるだろうが、中露サウジ・イランなどの関係諸国はもっと現実的に、イスラエルが停戦するなら歓迎して和平策を進める。

イスラエルは、パレスチナ国家の領土になるはずの西岸に多くのユダヤ人入植地を作り、西岸を蚕食している。
イスラエルが入植地を全部撤去しない限り中東和平は達成されないというのが杓子定規な完全2国式だ。ハマスやイランは従来これを主張してきた。入植者たちは撤去を実力・暴力で阻止してきた。撤去は困難だ。
だが、トランプ米前大統領がイスラエルとサウジの和解を仲裁した時に出してきた「オルメルト案」の2国式は、西岸入植地の多くをイスラエル側に残し、イスラエルがネゲブ砂漠などの一部を代替地としてパレスチナ側に割譲する現実的な策になっている。
オルメルト元首相はガザ開戦後、自分の案を採用して中東和平を進めるべきだと表明した。オルメルト自身は政治力(人気)がないので、代わりに現首相のネタニヤフが、いずれ(来春以降?)「苦渋の選択」などと言いつつオルメルト案をやることがあり得る。
これなら意外と簡単に具現化できる。入植地の撤去も最小限ですむ。

ガザ市民をエジプトに押し出してガザを無人にして土地を乗っ取ることは、イスラエルにとって昔からの願望であり、今回の戦争の目標でもある。エジプト軍政は、最大の政敵であるムスリム同胞団ハマス)を力づけることになるので、ガザ市民の国内受け入れを断固拒否してきた(すでに述べたように、ハマスは「ムスリム同胞団パレスチナ支部」)。

戦争が長期化するほど人道危機がひどくなり、国際社会がエジプトに「ガザ市民を難民として受け入れろ」と加圧する。イスラエルは自分たちが苦戦して長期化することを知りつつ、ガザ市民の追放が実現に近づくので開戦したといえる。
現時点の分析として、早期に戦争終結できる見込みがないので、来春以降まで戦争が続き、エジプトが国際世論に屈してガザ市民を受け入れる可能性が高い。

ハマスは今回の戦争によって、いずれパレスチナ(西岸、PA)だけでなくエジプトの政権まで得ることになる。これらの「ご褒美」「対価」を得るのだから、イスラエルが和平停戦を提案したらハマスは喜んで乗る。

パレスチナやエジプトだけでなく、ヨルダンも同胞団が最大政党だ。同胞団を危険視するサウジは、同胞団への政権転覆を防ぐため、ヨルダン王政にも石油の無償供与などの経済支援をしてきた。
だが、サウジはもう同胞団を敵視していない。ヨルダンもいずれ民主化され、王政が倒されて同胞団(ハマス)の政権になる。

#田中宇「イランは現実策に転じた」「オルメルト案」「ハマスは『ムスリム同胞団パレスチナ支部』」「エジプト軍政は兵舎に戻る」

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#田中宇「ガザ地上戦の瀬戸際で」

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#田中宇ハマス大規模攻撃)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・35日目①)