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紅葉の時期を迎えて、25日から皇居の「乾通り」の一般公開が始まり、多くの人でにぎわっています。

「乾通り」は、皇居の中を通り抜けるおよそ600メートルの並木道で、8種類70本のモミジが植えられています。

午前9時に坂下門が開くと、待っていた人たちが次々と皇居内に入ってきました。

平年より気温が高い日が多かったことから紅葉のピークはこれからですが、宮内庁によりますと、公開期間中に木々の色づきが進む見込みだということです。

訪れた人たちは、ゆっくりと散策しながら、写真を撮るなどして楽しんでいました。

妻とともに訪れた都内の40代の男性は「紅葉のピークにはまだ少し早いと思いましたが、見頃の木もあってとてもよかったです。すがすがしい気分になりました」と話していました。

また、友人とともに訪れた山形県鶴岡市の50代の女性は「すてきな通りですね。皇居の中に入ったのは初めてで、天皇陛下もここを通られていると思って歩きました」と話していました。

「乾通り」の一般公開の入場時間は、午前9時から午後3時までで、来月3日まで行われます。

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