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国際NGO国境なき医師団」は9日、パレスチナガザ地区でスタッフやその家族などが避難していた施設に砲弾が直撃し、5歳の女の子が死亡したと発表しました。

国境なき医師団」によりますと、8日午前、ガザ地区南部のハンユニスにあるスタッフとその家族100人以上が避難している施設に砲弾が直撃しました。

砲弾は爆発しなかったものの、施設にいた4人がけがをし、このうち病院で治療を受けていた5歳の女の子が9日死亡したということです。

国境なき医師団」は事前にイスラエル軍に対して、この施設にスタッフとその家族がいることを通知していましたが、イスラエル軍からの避難通告などは出ていなかったということです。

国境なき医師団」は今回の砲弾を誰が発射したかは断定できないとしていますが、砲弾はイスラエル軍が使用しているものと酷似しているということで、イスラエル側に詳しい説明を求めています。

国境なき医師団」はホームページに声明を発表し、「私たちは深い悲しみを感じている。このような民間人への攻撃を許すことはできず、ガザに安全な場所などないと改めて示すものだ。この砲弾は爆発しなかったが、もし爆発していれば、さらに多くの犠牲者が出ていただろう」としています。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・国境なき医師団「避難施設に砲弾直撃5歳女児死亡」「>誰が発射したかは断定できない」「砲弾はイスラエル軍が使用しているものと酷似している」「もし爆発していれば、さらに多くの犠牲者が出ていただろう」)

中東を歴訪中のブリンケン米国務長官は9日、イスラエルでネタニヤフ首相ら指導部と会談し、パレスチナ自治区ガザの戦闘で民間人の被害を回避するよう訴えた。さらに、パレスチナ国家樹立への実行可能な道筋を開けば、近隣のアラブ諸国に受け入れられる可能性はまだ残されていると伝えた。

ブリンケン長官はネタニヤフ首相のほか、ヘルツォグ大統領、カッツ外相らと相次いで会談。イスラエル戦時内閣との会合も行った。

国務省のミラー報道官は声明で、ブリンケン長官は、攻撃の再発防止に向けたイスラエルの権利に対する米政権の支持を改めて表明した上で、「さらなる民間人の被害を回避し、ガザの民間インフラを保護する重要性を強調した」と述べた。

さらに、ネタニヤフ首相との会談では、パレスチナ国家樹立を含め、イスラエルと地域の永続的かつ持続可能な平和を確保する必要性を改めて強調した」という。

カッツ外相との会談では、ブリンケン長官は「この極めて困難な時期を乗り越え、(イスラム組織ハマスが奇襲攻撃を行った)10月7日のような出来事が二度と起こらないようにしなければならない。はるかに良い未来を築くために取り組んでいかなければならない」とし、「実際にチャンスはあると考えている」と伝えた。

ブリンケン氏はまた、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスに拘束されている人質の親族と会合し、人質解放に向けた取り組みについて話す予定。

ブリンケン長官が中東を訪問するのは昨年10月にパレスチナ自治区ガザで軍事衝突が始まって以来4回目。今回はイスラエルに先立ち、ヨルダン、カタールサウジアラビアなどを訪問。2日間にわたるアラブ諸国の首脳との会談で得たことをイスラエルと共有するとしていた。<<

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・ブリンケン国務長官パレスチナ国家樹立への実行可能な道筋を開けば、近隣のアラブ諸国に受け入れられる可能性はまだ残されている」)

中東を歴訪中のブリンケン米国務長官は9日、イスラエルでネタニヤフ首相らと会談し、パレスチナ自治区ガザの戦闘で民間人の被害を回避するよう訴えた。パレスチナ国家樹立が長期的解決の鍵になるとも伝えた。

ブリンケン氏の中東訪問は、昨年10月にガザで軍事衝突が始まって以来4回目。

国務省報道官によると、同氏はネタニヤフ氏との会談で、ガザでさらなる民間人の被害を回避し、民間インフラを保護する重要性を強調した。

イスラム組織ハマスによる攻撃再発を防ぐイスラエルの権利に対するバイデン政権の支持も改めて表明した。

会談後の記者会見では、ガザでの民間人の犠牲はあまりに多いと指摘。また、戦闘で住む場所を追われたパレスチナの人々ができるだけ早期に帰還できるようにしなければならないとし、パレスチナ人をガザ地区外に移住させるいかなる計画も米国は拒否すると述べた。

イスラエル国防省によると、ガラント国防相はブリンケン氏に対し、ガザ南部ハンユニスでのイスラエル軍の攻撃はハマス指導部が見つかり、イスラエル人人質が無事に帰還するまで継続、激化する」と伝えた。

ブリンケン氏は戦闘終了後のガザの統治計画についても協議している。

国務省報道官によると、ネタニヤフ氏との会談では「パレスチナ国家実現などを通じ、イスラエルと地域の永続的かつ持続可能な平和を確保する必要性」を改めて強調した。

イスラエルに先立ち訪問したヨルダン、カタールアラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビアで行った会談では、イスラエルパレスチナ問題を巡る長期的なアプローチに焦点を当てた。

ブリンケン氏は中東の米同盟国がイスラエルとの関係強化を望んでいるものの、パレスチナ国家樹立への現実的な道筋が含まれる場合に限るとし、そうであれば地域の多くの国はガザの将来に投資する用意があると述べた。

これらの目標を達成するには、イスラエルが同国との平和的な共存に向けて人々を導こうとするパレスチナ指導者のパートナーになる必要があり、パレスチナ指導者は改革を行い統治を改善する必要があると指摘。

ヨルダン川西岸での過激な入植者による暴力は、持続的な平和と安全の達成を困難にすると述べた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・ブリンケン国務長官「ガザでの民間人の犠牲はあまりに多い」「戦闘で住む場所を追われたパレスチナの人々ができるだけ早期に帰還できるようにしなければならない」「パレスチナ人をガザ地区外に移住させるいかなる計画も米国は拒否する」・ガラント国防相「ガザ南部ハンユニスでのイスラエル軍の攻撃はハマス指導部が見つかり、イスラエル人人質が無事に帰還するまで継続、激化する」)

イスラエルを訪問中のブリンケン米国務長官は9日、イスラエル政府が永続的な安全保障を得るため地域のアラブ諸国からの支援を期待するなら、自国から「2国家解決」に向けて動く必要があるとの見解を示した。テルアビブでの記者会見で語った。

2国家解決とはイスラエルと独立したパレスチナ国家が平和に共存する解決案を指す。

同案に関するブリンケン氏の発言としては最も直接的なものとなる。ブリンケン氏は、イスラエルネタニヤフ首相が将来の進展を得たいなら、自身の政権が持つ極右の傾向を抑制しなければならないと語った。

イスラエルパレスチナ人による実効的な自治能力を後退させる措置を止めなければならない。野放しになっている過激主義の入植者による暴力、入植地の拡大、破壊、立ち退きといった行為はすべて、イスラエルが永続的な平和と安全保障を達成するのを難しくする」(ブリンケン氏)

イスラエルは、自分たちの人民を率いる意思があり、イスラエルと隣人として平和に共存しようとするパレスチナのリーダーのパートナーにならなければならない」

ブリンケン氏はネタニヤフ氏との会談前にサウジアラビアアラブ首長国連邦カタール、ヨルダンの首脳らと相次ぎ会談した。

ブリンケン氏はこうした首脳ら全員が「長年続く暴力の連鎖を断ち切り、イスラエルの安全保障を保証する、永続的な解決案を指示する用意がある」と語ったと説明。ただ、それを実現する唯一の方法は、パレスチナ国家への道筋を含む地域的アプローチを経ることだとの認識を首脳らが強調したとも言い添えた。

ブリンケン氏はイスラエルアラブ諸国に対して、永続的な安全保障確保の支援に必要となる厳しい決断を望むなら、イスラエルの首脳らは自らも難しい決断をする必要があるだろう」と述べた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・ブリンケン国務長官「ネタニヤフ首相が将来の進展を得たいなら、自身の政権が持つ極右の傾向を抑制しなければならない」「イスラエルパレスチナ人による実効的な自治能力を後退させる措置を止めなければならない。野放しになっている過激主義の入植者による暴力、入植地の拡大、破壊、立ち退きといった行為はすべて、イスラエルが永続的な平和と安全保障を達成するのを難しくする」「イスラエルは、自分たちの人民を率いる意思があり、イスラエルと隣人として平和に共存しようとするパレスチナのリーダーのパートナーにならなければならない」「サウジ/UAE/カタール/ヨルダン首脳ら全員が長年続く暴力の連鎖を断ち切り、イスラエルの安全保障を保証する、永続的な解決案を指示する用意があると語った「ただ、それを実現する唯一の方法は、パレスチナ国家への道筋を含む地域的アプローチを経ることだとの認識を首脳らが強調した」「イスラエルアラブ諸国に対して、永続的な安全保障確保の支援に必要となる厳しい決断を望むなら、イスラエルの首脳らは自らも難しい決断をする必要があるだろう」ら全員が「長年続く暴力の連鎖を断ち切り、イスラエルの安全保障を保証する、永続的な解決案を指示する用意がある」「ただ、それを実現する唯一の方法は、パレスチナ国家への道筋を含む地域的アプローチを経ることだとの認識を首脳らが強調した」「イスラエルアラブ諸国に対して、永続的な安全保障確保の支援に必要となる厳しい決断を望むなら、イスラエルの首脳らは自らも難しい決断をする必要があるだろう」)

ブリンケン米国務長官は9日、訪問先のイスラエルで行った記者会見で、パレスチナ自治区ガザでの武力衝突による民間人の犠牲はあまりにも多いと述べた。

ブリンケン長官はアラブ諸国に続きイスラエルを訪問。この日はテルアビブでネタニヤフ首相のほか、ヘルツォグ大統領、カッツ外相らと相次いで会談した。

ブリンケン氏は記者会見で、国連がガザ地区で活動を実施することで合意したことに触れた上で、パレスチナの人々がもともと住んでいた場所に直ちに戻れるようにしなければならないと指摘。パレスチナ人をガザ地区以外の場所に移住させる計画を米国は拒否すると述べると同時に、パレスチナ当局には自らを改革する責任があると強調した。

また、中東諸国の多くはガザ地区の将来に投資する用意を示しているが、投資はパレスチナ国家樹立への明確な道筋がある場合に限られると語った。

イスラエルガザ地区で大量虐殺(ジェノサイド)を行っているとして南アフリカ国際司法裁判所(ICJ)に提訴したことについては、「メリットはない」と指摘。イスラエルのヘルツォグ大統領はICJへの提訴について「これほど残虐で馬鹿げたものはない」と非難している。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・ブリンケン国務長官イスラエルガザ地区で大量虐殺(ジェノサイド)を行っているとして南アフリカ国際司法裁判所(ICJ)に提訴したことについては『メリットはない』」)

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#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・イスラエル、ヘルツォグ大統領「ICJ提訴問題は、これほど残虐で馬鹿げたものはない」「われわれは国際人道法で認められている自衛権の行使をICJで堂々と主張するつもりだ」「国際的な価値観と自由世界の価値観に影響する戦争だ」)

イスラエルを訪れているアメリカのブリンケン国務長官は9日、ネタニヤフ首相やガラント国防相などと相次いで会談したあと記者会見しました。

この中で、ブリンケン長官は、イスラエル軍が、ガザ地区イスラム組織ハマスへの地上作戦に加えて、今月に入って以降、隣国レバノンヒズボラとの戦闘も激化させていることについてイスラエルも含めどの国も地域の緊張を高めることは望んでいない」と述べました。

その上で「われわれは外交的な道こそが、安全保障を達成する最善の方法だと信じており、イスラエル政府も、それを追求すると言及した」と述べ、イスラエル側が外交的な解決を模索する考えを示したと強調し、緊張緩和に期待を示しました。

ただ、イスラエル国防省によりますと、ガラント国防相は、ブリンケン長官との会談で、ヒズボラについて「外交的な手段のほうが良いが、軍事的な手段も準備している」と述べたとしていて実際に緊張の緩和につながるかは不透明です。

一方、イエメンの反政府勢力、フーシ派による船舶への攻撃が相次いでいることについてブリンケン長官は「フーシ派が攻撃を続けるのであれば、報いを受けることになる」と述べ、アメリカなどが報復措置を行う可能性を示唆し、けん制しました。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・ブリンケン国務長官イスラエルも含めどの国も地域の緊張を高めることは望んでいない」「われわれは外交的な道こそが、安全保障を達成する最善の方法だと信じており、イスラエル政府も、それを追求すると言及した」・ガラント国防相「(ヒズボラについて)外交的な手段のほうが良いが、軍事的な手段も準備している」)

イスラエルを訪問しているアメリカのブリンケン国務長官は9日、ネタニヤフ首相などと会談し、その後、記者会見を行いました。

この中で、ブリンケン長官は一連の会談で、イスラエル側と軍事作戦について協議したとしてイスラエル軍ガザ地区北部での作戦を縮小する段階に移行していると指摘しました。

その上で、ブリンケン長官は「状況が許せばガザ地区の住民が速やかに帰還できるようにしなければならない」と述べ、ガザ地区北部に国連の調査団を受け入れる計画にイスラエルが同意したことを明らかにしました。

ただ、ブリンケン長官は「これは一朝一夕に実現できるものではない。安全やインフラ、それに人道面など深刻な課題がある」と述べ、帰還には時間がかかるという見方を示しました。

ブリンケン長官はこのあと、ヨルダン川西岸のパレスチナ暫定自治区やエジプトを訪れ、ガザ地区の管理などをめぐって協議を重ねることにしています。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・ブリンケン国務長官「状況が許せばガザ地区の住民が速やかに帰還できるようにしなければならない」「ガザ地区北部に国連の調査団を受け入れる計画にイスラエルが同意した」「帰還は一朝一夕に実現できるものではない。安全やインフラ、それに人道面など深刻な課題がある」)

英国のキャメロン外相は9日、イスラエルイスラム組織ハマスの軍事衝突に関連し、イスラエルパレスチナ自治区ガザで国際法に違反したのではないかと懸念していると述べた。

キャメロン氏は議会外交委員会の質疑応答で、イスラエル国際刑事裁判所(ICC)で対応が相応なものだったか問われた場合、イスラエルが脆弱な立場に置かれる可能性はあるかとの質問に対し、「それに近い」と述べた。

イスラエル国際法に違反している可能性があるという法的な助言を受けているかについては直接答えなかったものの、いくつかの点で疑問が生じていると指摘。イスラエル国際法に違反するような行動を取ったのではないかと懸念している」と述べた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・英キャメロン外相「イスラエル国際法に違反するような行動を取ったのではないかと懸念している」)

国連の国際法専門家は9日、イスラム組織ハマス幹部のサレハ・アルーリ氏や他の戦闘員がレバノンで殺害されたことについて、超法規的殺人の罪に相当する可能性があると懸念を示した。

国連特別報告者のベン・ソール氏とモリス・ティドボール・ビンツ氏は声明で「殺害された人物らがレバノン領内からイスラエルへの武力攻撃を行っていたという証拠をイスラエルは提示していない。このため、イスラエル自衛権を行使したわけではない」と指摘。武装集団のメンバーがどこにいようと、地理的に無制限に攻撃できる法的根拠はない」とした。

レバノンの首都ベイルート郊外のイスラムシーア派組織ヒズボラの拠点が今月2日に小型無人機(ドローン)の攻撃を受け、ハマス幹部のアルーリ氏が死亡。イスラエルはアルーリ氏の殺害への関与を肯定も否定もしていない。<<

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・国連特別報告者ベン・ソール/モリス・ティドボール・ビンツ声明「ルーリ氏や他の戦闘員がレバノンで殺害されたことについて、超法規的殺人の罪に相当する可能性がある」「殺害された人物らがレバノン領内からイスラエルへの武力攻撃を行っていたという証拠をイスラエルは提示していない。このため、イスラエル自衛権を行使したわけではない」「武装集団のメンバーがどこにいようと、地理的に無制限に攻撃できる法的根拠はない」)

エジプトが、パレスチナ自治区ガザとの国境に緩衝地帯を設け、その監視強化を求めるイスラエルからの提案を拒否していたことが分かった。戦後処理よりも停戦を仲介する取り組みを優先しているという。3人のエジプト安全保障関係筋が明らかにした。

エジプトはガザと13キロの国境を接している。エジプトはカタールとともに、新たな一時戦闘停止の仲介やイスラム組織ハマスに拘束されているイスラエル人人質の解放を巡る協議でも主導的な役割を果たしている。

エジプトの情報筋によると、こうした協議の中でイスラエルは、将来の攻撃を防ぐ計画の一環として、国境沿いの緩衝地帯設置についてエジプトに打診したという。

あるイスラエル政府関係者は、エジプトとの緩衝地帯の共同監視は両国が協議してきた問題の一つだと述べた。エジプトが拒否したのかとの質問には「承知していない」と答えた。

エジプトの国営メディアは8日、関係筋の話として、エジプトとイスラエルが緩衝地帯の設営で協力するという最近の報道は虚偽だと報じた。

エジプト国営情報局のコメントは得られていない。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・エジプト情報筋「イスラエルは、将来の攻撃を防ぐ計画の一環として、国境沿いの緩衝地帯設置についてエジプトに打診した」・イスラエル政府関係者「エジプトとの緩衝地帯の共同監視は両国が協議してきた問題の一つだ」・エジプト国営メディア「関係筋『エジプトとイスラエルが緩衝地帯の設営で協力するという最近の報道は虚偽だ』」)

イエレン米財務長官は9日、エジプトの財務相中央銀行総裁ら当局者とワシントンで会談し、同国の経済や改革を支援すると表明した。

既に高水準の対外債務を抱えるエジプトは、隣接するパレスチナ自治区ガザでの紛争より観光産業や天然ガス輸入に影響が出る恐れにも直面している。

財務省の声明によると、イエレン氏はエジプトのモハメド・マート財務相ラニア・アル・マシャット国際協力相、ハッサン・アブダラ中銀総裁と会談。ガザ紛争がエジプトにもたらす課題について協議した。

イエレン氏はエジプトの経済改革プログラムに対する米国の強い支持を表明し、エジプト経済を強化して包括的で持続可能な成長を支援すると強調したという。

国際通貨基金IMF)報道官によると、エジプト当局者らは同日、IMFのゲオルギエワ専務理事とも会談するという。

IMFとエジプトは同国への30億ドルのIMF融資プログラムの拡大を巡り協議している。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・米財務省声明「イエレン財務長官はエジプトのモハメド・マート財務相ラニア・アル・マシャット国際協力相、ハッサン・アブダラ中銀総裁と会談。ガザ紛争がエジプトにもたらす課題について協議した」)

イスラエル軍パレスチナガザ地区で軍事作戦を続ける中、アメリカ・ニューヨークの国連本部では、観光客を装って建物の中に入った人たちが安全保障理事会の議場で突然、デモ活動を行い、イスラエルを擁護するアメリカ政府に対して停戦に取り組むよう訴え、警備員に排除される場面がありました。

デモを行ったのはアメリカ各地から集まったユダヤ系の人たちおよそ40人で、9日、観光客を装って見学ツアーに参加して国連本部の建物の中に入り、総会議場や安全保障理事会の議場の傍聴席でデモ活動を行いました。

デモに参加した人たちは、バッグに隠し持っていた横断幕やプラカードを掲げ、民間人の犠牲者を減らすための即時停戦を呼びかけました。

いずれの議場も会合が行われていなかったため影響はなく、デモの参加者たちは警備員によってその場から排除されましたが、その後は国連本部の建物の外に集まって、「バイデン大統領、和平に拒否権を使うな」と書かれた横断幕を掲げるなどして即時停戦を訴えていました。

デモに参加した人たちは「停戦を拒否することでアメリカは世界から孤立している」とか「戦争が続き、ますます多くのパレスチナの人たちが殺され家を追われているのと同時にますます多くのユダヤ人が危険にさらされている。誰にとっても安全ではない」などと訴えていました。

国連でアメリカの拒否権行使を議論
一方、この日、国連本部の総会議場では、中東情勢に関連して、先月22日の安保理アメリカが拒否権を行使したことについて説明を求める会合が開かれました。

アメリカが拒否権を行使したのは「ガザ地区での敵対行為の停止」を求めるとしたロシア提出の修正決議案で、国連総会の会合でアメリカのウッド国連次席大使は「より求められるのは、ハマスに対し紛争を終わらせるよう強く迫る国際社会の声だ」と述べた上で、ガザ地区の人道状況の改善のためにアメリカは外交努力を続けていると強調しました。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・米各地から集まったユダヤ系およそ40人観光客を装って見学ツアーに参加して国連本部の建物の中に入り、総会議場や安全保障理事会の議場の傍聴席でデモ活動・国連本部総会議場・中東情勢に関連して、先月22日の安保理アメリカが拒否権を行使したことについて説明を求める会合)

イスラム組織ハマスの政治指導者イスマイル・ハニヤ氏は9日、パレスチナ人の囚人全員がイスラエルの刑務所から解放されるまで、ガザ地区で拘束しているイスラエルの人質は解放しないとするハマスの姿勢を強調した。

ハニヤ氏はカタールの首都ドーハで開かれたイスラム神学者の国際会議で「占領刑務所にいる我々の囚人全員が解放されない限り、彼らが人質を取り戻すことは絶対にできない」と述べ、「イスラエル抵抗勢力が休戦合意を受け入れるまで、人質を1人も取り戻すことができなかった」と語った。

これに対してイスラエルは、昨年10月7日に拉致されたイスラエル兵のうち1人は、一時的な休戦が実現する前の10月下旬にイスラエル国防軍が救出したと反論している。

11月24日から12月1日まで続いた一時的な休戦の間にハマスは人質105人を解放。これと引き換えにパレスチナ人240人がイスラエルの刑務所から釈放された。ほとんどは女性や未成年で、多くは起訴されないまま拘禁されていた。

イスラエル首相府が5日にCNNに語ったところによると、ガザで拘束されていた人質のうち25人は死亡したと推定される。これでまだ生きていると思われる人質は107人になった。

イスラエルのカッツ外相は9日、米国のブリンケン国務長官との会談で、イスラエルの人質を取り戻して国民の安全を保障するために、ハマスとの「戦争を終わらせる」必要があると強調した。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・ハマス政治指導者イスマイル・ハニヤ「占領刑務所にいる我々の囚人全員が解放されない限り、彼らが人質を取り戻すことは絶対にできない」)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・95日目①)

中東を歴訪中のブリンケン米国務長官は10日、イスラエル占領地のヨルダン川西岸でパレスチナ自治政府アッバス議長と会談した。

同行記者によると、ブリンケン氏はイスラエルの検問所を越え、パレスチナの事実上の首都ラマラに入った。

ブリンケン氏は9日、イスラエルハマスの戦争や地域の緊張、パレスチナとの紛争について、ネタニヤフ首相らイスラエルの閣僚と会談した。

同日夜の記者会見では、パレスチナ自治政府の改革と統治を改善する責任についてアッバス氏と協議すると述べていた。

パレスチナ国家樹立についてネタニヤフ氏らがどのように反応したかは言及を避けた。地域の統合がもたらす機会を利用するためにイスラエルは「難しい決断と選択」をしなければならないと述べた。

ヨルダン川西岸での紛争に言及し「過激な入植者の暴力、入植地の拡大、破壊がイスラエルの永続的な平和と安全の達成を容易にするどころか難しくしている」と指摘した。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・ブリンケン国務長官パレスチナ自治政府アッバス議長・会談)

イスラエル軍は10日、ガザ地区でおよそ150か所の標的を空爆したうえ、南部のハンユニスや中部などでイスラム組織ハマスの戦闘員を多数殺害したと発表しました。

パレスチナの地元メディアは10日、イスラエル軍の攻撃によって南部のラファ郊外で少なくとも15人が死亡したと伝えていて、ガザ地区の保健当局は、これまでに2万3210人が死亡したとしています。

イスラエル軍は隣国レバノン南部に拠点を置くイスラムシーア派組織ヒズボラへの攻撃も強めていて、8日に幹部を殺害したのに続いて、9日にもイスラエルに対する無人機攻撃を指揮していた別の幹部を空爆で殺害したと発表しました。

一方、イスラエルを訪問したアメリカのブリンケン国務長官は9日の記者会見で、イスラエル軍ガザ地区に加えてレバノンでの戦闘も激化させていることに触れ、イスラエル側が外交的な手段で緊張を緩和させることに期待を示しました。

ただ、イスラエル側は軍事的手段を排除しない構えも見せていて、実際に地域の緊張緩和につながるかは不透明な状況です。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・イスラエル軍ガザ地区でおよそ150か所の標的を空爆したうえ、南部のハンユニスや中部などでイスラム組織ハマスの戦闘員を多数殺害した」)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・96日目①)