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ミャンマーでは、ことし10月、3つの少数民族武装勢力が東部シャン州で一斉に攻撃を開始し、民主派勢力とも連携してミャンマー軍に対する攻勢を強めてきましたが、隣国、中国の外務省は14日、中国が仲介した和平協議で双方が一時的に停戦することで合意したと発表しました。

しかし、ミャンマー軍と少数民族武装勢力からの発表はなく、地元メディアは、シャン州では15日も攻撃や空爆が行われたと伝えています。

OCHA=国連人道問題調整事務所は、15日に発表した情勢報告で「停戦について話し合う会談が開かれたと伝えられているが、シャン州のいくつかの地域では戦闘はいまも続いている」としています。

OCHAによりますと、10月下旬から15日までにミャンマー国内で子どもや女性を含む市民少なくとも378人が死亡し、66万人を超える人が家を追われたということです。

また、おととしのクーデターで軍が実権をにぎって以降の国内避難民は、260万人に上ったということで戦闘が続くことで影響がさらに広がるおそれがあると懸念しています。

#ミャンマー(OCHA=国連人道問題調整事務所情勢報告「停戦について話し合う会談が開かれたと伝えられているが、シャン州のいくつかの地域では戦闘はいまも続いている」)

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#ミャンマー(中国外務省「中国の仲介によりミャンマー軍と3つの少数民族武装勢力が中国国内で和平協議を行い、一時的な停戦と対話を維持していくことなどで合意した」)

日本とASEAN東南アジア諸国連合の特別首脳会議が16日夜、都内で開幕するのを前に、タイのセター首相がNHKのインタビューに応じ、現在も水面下でミャンマー軍との対話を続けていることを明らかにしたうえで、事態の鎮静化に向けて首脳会議の場でも各国と議論を交わす姿勢を強調しました。

来日中のタイのセター首相は、16日午前、都内でNHKの単独インタビューに応じました。

このなかでおととし2月の軍事クーデター以降、混乱が続くミャンマーについてミャンマーとは国境も接しており、良好な関係を維持しなければならないのは当然だ」と述べた上で、現在も水面下で軍との対話を続けていることを明らかにしました。

そして、「友好的な対話ができるかぎりは議論を続けることがなによりも重要だ。ミャンマーの混乱は地域全体に影響が及ぶだけにこの問題が速やかに鎮静化するよう主導的な役割を果たす必要がある」と述べ、事態の打開に向けて、首脳会議の場でも各国と積極的に議論を交わす姿勢を強調しました。

一方、タイではセター首相が所属するタイ貢献党がことし5月の総選挙で第1党となった民主派政党を排除する形で長年対立してきた軍に近い保守政党などと大連立を組み、政権を発足させました。

セター首相は、「政権が約束したことを確実に実行しなければ、国民からは罰せられる。政治とは国民の幸福感を高めることだ」と述べ、政権の安定に向け、経済格差の解消や海外からの投資の呼び込みなどに全力を挙げる考えを示しました。

#タイ(セター首相「ミャンマーとは国境も接しており、良好な関係を維持しなければならないのは当然だ」「現在も水面下で軍との対話を続けている」「友好的な対話ができるかぎりは議論を続けることがなによりも重要だ。ミャンマーの混乱は地域全体に影響が及ぶだけにこの問題が速やかに鎮静化するよう主導的な役割を果たす必要がある」)

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#東南アジア