ハマス、イスラエル人質2人の遺体の動画公開 イスラエルが殺害と https://t.co/g8i45VCax5
— ロイター (@ReutersJapan) January 16, 2024
パレスチナのイスラム組織ハマスは15日、イスラエル人の人質2人の遺体を映した新たな動画を公開した。イスラエル軍は動画を検証中だが、人質の運命が深刻に懸念されるとした。
新たに公開された動画では、26歳の大学生の女性が真っ白な壁の前で原稿を読むように人質2人が殺害されたと語っている。動画の最後には2人の男性の遺体と思われる写真が映し出されている。
女性は動画で、2人はイスラエルの攻撃で殺害され、自身は負傷したと述べた。
イスラエル軍のハガリ報道官は殺害されたとされる人質のうち1人の身元を明らかにした上で、その人質は「わが軍によって攻撃されたのではない。それはハマスのうそだ。彼らが拘束されていた建物は標的ではなかったし、わが軍によって攻撃されたわけでもない」と指摘。「建物内に人質がいるかもしれないと分かっていれば、その場所を攻撃することはない」と述べた。
またイスラエル軍はハマスが投稿した写真を他の情報とともに調査しているとした。
イスラエルのガラント国防相は15日、ハマスが人質の扱いで「心理的虐待」を行っていると主張。軍事的圧力をかけ続けなければ、ハマスがこれ以上人質を解放する理由はないと述べた。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・ハマス、イスラエル人質2人の遺体動画公開・イスラエル軍ハガリ報道官「わが軍によって攻撃されたのではない。それはハマスのうそだ。彼らが拘束されていた建物は標的ではなかったし、わが軍によって攻撃されたわけでもない」「建物内に人質がいるかもしれないと分かっていれば、その場所を攻撃することはない」・ガラント国防相「ハマスが人質の扱いで心理的虐待を行っている」「軍事的圧力をかけ続けなければ、ハマスがこれ以上人質を解放する理由はない」)
ハマス“イスラエル軍の攻撃で人質2人死亡”映像公開 軍は反論https://t.co/slZbQJuAyK #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 16, 2024
イスラエルは、ハマスの壊滅と人質の解放を掲げてガザ地区への侵攻を続けていて、ガザ地区の保健当局は15日、過去24時間で132人が死亡し、犠牲者の数は2万4100人に上ったと発表しました。
こうした中、ハマスの軍事部門カッサム旅団は15日、人質だとする女性の映像をSNSに公開しました。
女性は、イスラエル軍による攻撃で同じ場所にいた人質の男性2人が死亡したとした上で、みずからもけがをしていると述べ「この狂気を止めて、生きている間に家族のもとに帰してほしい」と訴えています。
ハマスとしては、新たな映像を公開することでネタニヤフ政権に揺さぶりをかけるねらいがあるとみられます。
これに対し、イスラエル軍のハガリ報道官は15日「人質が拘束されていた建物は標的ではなかった」と述べ、ハマス側がうその情報を流していると反論しました。
イスラエル国内では、人質の一刻も早い解放を求める国民の声が高まっていて、ガラント国防相は15日の会見で「軍事的な圧力をかけるのをやめれば、ハマスがわれわれと交渉する動機がなくなり、人質がガザ地区にとどまってしまうことになる」として、作戦継続の必要性を重ねて主張しました。
複数の地元メディアによりますと、戦闘を一時停止してでも人質の解放を優先すべきかどうかをめぐって、イスラエルの戦時内閣の中で意見の違いが生じているということで、人質をめぐる対応が焦点となっています。
イスラエル 戦時内閣からも“人質解放へ戦闘の一時停止を”https://t.co/dkXBnZ5UoI #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 15, 2024
イスラエル軍は15日もガザ地区での軍事作戦を続けていて、現地の保健当局は過去24時間に132人が死亡したと発表しました。
一方で、イスラエルの戦時内閣の中からは人質解放のために戦闘の一時停止を求める声も上がっていて、あくまでハマス壊滅を掲げ作戦の継続を主張してきたネタニヤフ首相は難しい対応を迫られています。
ガザ地区では15日もイスラエル軍による攻撃が相次ぎ、パレスチナの地元メディアは南部ハンユニスへの空爆によって6人の子どもを含む16人が死亡したと報じています。
また、ガザ地区の保健当局は15日、過去24時間で132人が死亡し、犠牲者の数は2万4100人に上ったと発表しました。
一方、イスラエル国内では一刻も早い人質解放を求める国民の声が高まっていて、複数の地元メディアによりますと、イスラエルの戦時内閣の中でも前の国防相だったガンツ氏などは戦闘を一時停止してでも人質の解放を優先すべきだと主張し、作戦の継続を求めるほかの閣僚との間で意見の違いが生じているということです。
ハマスの軍事部門カッサム旅団の報道官は14日声明を発表し「イスラエルが侵略をやめなければ、いかなる話し合いも無意味だ」として、戦闘が続く間は人質の解放には一切応じないという姿勢を強調していて、軍事作戦が長期化する中でネタニヤフ首相は難しい対応を迫られています。
国連事務総長が声明「前例のない大規模な破壊と民間人殺害」
イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が始まってから14日で100日となったことを受け、国連のグテーレス事務総長が15日、ニューヨークの国連本部で声明を発表しました。グテーレス事務総長はまず、去年10月7日のハマスによる攻撃と人質の拘束を改めて非難し、人質の即時解放をハマスに求めました。
その上で「100日におよぶイスラエル軍によるガザ地区への猛攻撃は、私が事務総長に就任して以来、前例のない大規模な破壊と民間人の殺害をもたらした。殺害されたのは大半が女性と子どもだ。パレスチナ人の集団的懲罰を正当化できるものは何もない」と述べ、ガザ地区で罪のない民間人の犠牲が増え続けていることも非難しました。
さらにグテーレス事務総長は「ガザ地区がこれほど激しく広範囲に容赦ない爆撃にさらされている間は、国連やNGOが人道支援を効果的に提供することはできない」と述べ、イスラエルを含むすべての当事者に対し、ガザ地区に人道物資を搬入するスタッフの安全を確保するよう求め、人道目的の即時停戦が必要だと改めて訴えました。
ハマスの軍事部門 “人質の映像”SNSで公開
ハマスの軍事部門カッサム旅団は15日、SNSで人質だとする3人の男女が写っているおよそ2分半の映像を公開しました。公開された映像には、26歳の女性と、53歳と38歳の男性だとされるあわせて3人の姿が写っていますが、いつ撮影されたものなのかは明らかにされていません。
この中で女性は、ほかの2人の男性と同じ場所にいたが、イスラエル軍による攻撃で2人はすでに死亡し、みずからもけがをしているとして「この狂気をとめて生きている間に家族のもとに帰してほしい」と訴えています。
ハマスとしては、イスラエル国内で人質解放を求める国民の声が高まる中、映像を公開することでガザ地区への攻撃を続けるネタニヤフ政権に揺さぶりをかけるねらいがあるものとみられます。
イスラエル軍「人質がいるとみられる場所 攻撃しない」
イスラエル軍は15日、ハマスが公開した動画で、人質だとする男性が軍による攻撃で死亡したと主張していることについて、関与を否定しました。イスラエル軍のハガリ報道官は15日、ハマス側がイスラエル軍による攻撃で38歳の人質の男性が死亡したとしていることについて「われわれの部隊の攻撃によるものではない。これはハマスの嘘だ。人質が拘束されれていた建物は標的ではなかった」と述べました。そのうえで「われわれは人質がいるとみられる場所を攻撃しない」として、人質の安全に配慮しながら作戦を続けていく姿勢を強調しました。
一方、人質が拘束されていたとみられる場所の近くを攻撃したことは認め、詳しい状況について調査を進めているとしています。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・イスラエル戦時内閣ガンツ前国防相「戦闘を一時停止してでも人質の解放を優先すべきだ」=作戦の継続を求めるほかの閣僚との間で意見の違いが生じている・ハマス軍事部門カッサム旅団報道官声明「イスラエルが侵略をやめなければ、いかなる話し合いも無意味だ」・イスラエル軍ハガリ報道官「人質が拘束されていたとみられる場所の近くを攻撃した」「詳しい状況について調査を進めている」)
国連機関トップ ガザ地区訪問 冬を乗り切る支援と停戦訴えhttps://t.co/XodBTLLjIv #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 15, 2024
UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関のラザリーニ事務局長は14日、エジプトとの境界にあるガザ地区南部のラファ検問所を訪れ、人道支援物資の搬入状況を視察しました。
NHKの取材に応じたラザリーニ事務局長はガザ地区の人道状況について「140万人以上が国連機関の避難所に身を寄せていて、非常に過密な状態となっている。衛生状態や生活環境はひどい状況だ。人々は日々の最低限の食事や飲み水を確保することに苦労している。飢餓や感染症のまん延が懸念される」として強い危機感を示しました。
そのうえで「人々はいま冬に直面している。去年10月にすべてを置いて避難しているので、多くの人がその時のままの同じ衣服を着ている」と述べて、住民たちが冬を乗り切るためには、食料など人道支援の物資だけでなくさまざまな物資の搬入が認められるべきだと強調しました。
そのうえで「私たちは人道的な停戦を2か月前から呼びかけている。特に中部では激しい攻撃が続いていて、人々の命を救うために人道的な停戦が必要だ」と述べ、一刻も早い停戦を訴えました。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関ラザリーニ事務局長「140万人以上が国連機関の避難所に身を寄せていて、非常に過密な状態となっている。衛生状態や生活環境はひどい状況だ。人々は日々の最低限の食事や飲み水を確保することに苦労している。飢餓や感染症のまん延が懸念される」)
フーシ派、攻撃対象を米船舶に拡大=報道官 https://t.co/rFDwBaUWHj
— ロイター (@ReutersJapan) January 16, 2024
イエメンの親イラン武装組織フーシ派のナセルディン・アメル報道官は15日、攻撃対象を米国の船舶にも拡大すると述べた。
テレビ局アルジャジーラに対し「われわれが標的とする船舶は必ずしもイスラエルに向かう船舶である必要はない。米国の船舶であれば十分だ」と指摘。「米国は海洋安全保障を失う瀬戸際にある」とした。
また、米英が先週イエメンで実施した攻撃により、米英の船舶が「正当な標的」になったとした。
米中央軍によると、フーシ派は15日、米国が所有・運航を手がける貨物船を対艦弾道ミサイルで攻撃した。
フーシ派の拠点に対する米主導の攻撃が抑止につながっていないことを示唆した。
英国は紅海の紛争に巻き込まれることは望まないとしつつ、航行の自由を守ることにコミットしていると表明。シャップス国防相はスカイ・ニュースで、フーシ派拠点へのさらなる攻撃の可能性について状況を見守る考えを示した。
中国も紅海での民間船舶に対する攻撃停止を求めた。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・フーシ派ナセルディン・アメル報道官「われわれが標的とする船舶は必ずしもイスラエルに向かう船舶である必要はない。米国の船舶であれば十分だ」「米国は海洋安全保障を失う瀬戸際にある」「米英が先週イエメンで実施した攻撃により、米英の船舶が正当な標的になった」)
米コンテナ船にミサイル直撃、フーシ派が発射=米軍 https://t.co/PfNgVSVQhT
— ロイター (@ReutersJapan) January 15, 2024
イエメンの親イラン武装組織フーシ派が発射した対艦弾道ミサイルが15日、米国が所有・運航を手掛けるマーシャル諸島船籍のコンテナ船に直撃した。米軍が短文投稿サイトのX(旧ツイッター)に投稿した。負傷者や大きな被害はなく、コンテナ船は運航を続けているという。
ミサイルの直撃を受けたのはコンテナ船「ジブラルタル・イーグル」。運航会社の米イーグル・バルク・シッピングによると、アデン湾沖100マイルの海域を航行中に「未確認の飛翔体」の直撃を受け、貨物倉庫が限定的に損傷した。船体は安定しており、現在この海域から離れているという。同船は鋼材を積載している。
これに先立ち、英国の海上警備会社アンブリーは同日、マーシャル諸島船籍の米所有のばら積み貨物船が、イエメンのアデン沖を運航中にミサイル攻撃を受けたと発表した。フーシ派がミサイル3発を発射し2発は海に到達しなかったが、1発がばら積み貨物船に命中。火災が発生したものの、負傷者はいなかったという。
英国海運貿易オペレーション(UKMTO)は、アデンの南東95海里で船舶がミサイル攻撃を受けたとしたが、船舶の詳細は明らかにしなかった。
アンブリーによると、この船舶はイスラエルとは無関係。フーシ派の軍事拠点への攻撃に対抗するための米国を標的にした攻撃との見方を示している。
“フーシ派 アメリカの貨物船をミサイル攻撃”米軍発表 報復かhttps://t.co/6h6h2xqHZx #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 16, 2024
アメリカ軍は15日、中東イエメンの反政府勢力、フーシ派が紅海を航行していたアメリカの貨物船を弾道ミサイルで攻撃したと発表しました。フーシ派もアメリカの船への攻撃を認めた上でさらなる攻撃を示唆していて、地域の緊張が高まることが懸念されます。
アメリカ中央軍の発表によりますと、現地時間の15日午後4時ごろ、イスラム組織ハマスとの連帯を掲げるイエメンの反政府勢力、フーシ派が紅海南部を航行していたアメリカ企業が所有・運航するコンテナ船を弾道ミサイルで攻撃したということです。
乗組員にけがはないほか、船は深刻な被害を受けておらず、航行を続けているということです。
アメリカ中央軍は、このおよそ2時間前にも周辺の海域にフーシ派が弾道ミサイル1発を発射したことを確認したということです。
フーシ派の報道官もSNSで、アメリカの船への攻撃を認めた上で「アメリカなどの船舶や軍艦は、すべてわれわれの標的とみなす」として、さらなる攻撃を示唆しています。
アメリカ軍は、今月12日と13日の2日間連続でフーシ派が船舶への攻撃を繰り返していることへの直接の対応だとして、イエメンにあるレーダー施設などを攻撃していて、今回のフーシ派による攻撃は、その報復とみられます。
今後、アメリカ軍とフーシ派の軍事的な応酬が激化すれば、地域の緊張が高まることが懸念されます。
フーシ派報道官「米英の船舶や軍艦 すべて標的とみなす」
フーシ派の報道官は15日、SNSに投稿したビデオ声明で「ミサイルを使ってアデン湾でアメリカの船を標的に攻撃を行った」としてアメリカの船を攻撃したことを認めました。その上で「わが国への侵略に関与するアメリカとイギリスの船舶や軍艦は、すべてわれわれの標的とみなす。アメリカやイギリスの攻撃には反撃せざるをえない」として、さらなる攻撃も示唆しています。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・フーシ派報道官声明「ミサイルを使ってアデン湾でアメリカの船(コンテナ船「ジブラルタル・イーグル」)を標的に攻撃を行った」「わが国への侵略に関与するアメリカとイギリスの船舶や軍艦は、すべてわれわれの標的とみなす。アメリカやイギリスの攻撃には反撃せざるをえない」)
紅海南部の航行回避の原油タンカー増加、米主導のフーシ派攻撃受け https://t.co/SWuPqhRVW8
— ロイター (@ReutersJapan) January 15, 2024
カタールが紅海経由の液化天然ガス(LNG)輸出を一時停止したほか、少なくとも6隻の原油タンカーが新たに紅海の航行を回避するなど、海運の要衝である紅海での運航の混乱がエネルギー分野に波及し始めている。
米軍による短文投稿サイトのX(旧ツイッター)への投稿によると、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が発射した対艦弾道ミサイルが15日、米国が所有・運航を手掛けるマーシャル諸島船籍のコンテナ船に直撃。ただ負傷者や大きな被害はなく、コンテナ船は運航を続けているという。
フーシ派はこれまで、イスラエルの船かイスラエルに向かう船だけを標的にするとの見方を示してきたが、今回の攻撃で標的が拡大する可能性がある。
このような不安定な状況下で、世界最大級の液化天然ガス(LNG)輸出企業であるカタールエナジーは紅海経由の輸出を一時停止。関係筋によると、生産は継続しているが、週末にかけて少なくとも4隻のLNGタンカーの運航を停止した。
また、ロイターはLSEGとKplerの船舶追跡データを利用し、15日に少なくとも6隻のタンカーが進路を変更したと確認。米軍主導の最初の攻撃以降、少なくとも計15隻が進路を変更した。紅海ルートを回避する船舶は今後も増えるとみられている。[nL6N3E50ET]
同地域では14日、フーシ派支配地域から紅海南部で活動していた米ミサイル駆逐艦ラブーンに向けて発射された対艦巡航ミサイルを米戦闘機が撃墜したと米中央軍が発表している。
LSEGのデータによると、欧州のベンチマークガス市場であるオランダのTTFハブにおける欧州の基準ガス価格期近物
は15日午後の取引で1.94ユーロ安の1メガワット時当たり29.66ユーロとなった。 アジアのスポットLNG価格
は先週末12日、100万英国熱量単位(mmBtu)当たり10.10ドルと7カ月ぶりの安値を付けた。 原油価格は15日、1%超下落。中東での紛争が原油生産に与える影響は限定的との見方から利益確定売りが優勢となった。原油価格は先週2%上昇していた。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・米主導のフーシ派攻撃受け、紅海南部の航行回避の原油タンカー増加)
米、イスラエル支援しながら自制呼びかけできず=イラン外相 https://t.co/AepyHbYOiW
— ロイター (@ReutersJapan) January 15, 2024
イランのアブドラヒアン外相は15日、米国はパレスチナ自治区ガザの軍事衝突でイスラエルを支援しながら自制を呼びかけることはできないと述べ、ガザ衝突の外交的解決を訴えた。
アブドラヒアン外相はインド外相とテヘランで行った共同記者会見で、米国の当局者に対し「米国の安全保障と国益を、倒れつつあるイスラエル首相の運命と結び付けないよう」呼びかけると述べた。
その上で「イエメンの武装組織フーシ派の指導者らは、ガザ地区で大量虐殺が続く限り、イスラエルの船舶やテルアビブへ向かう船舶を阻止するとイランに伝えてきている」と言及。同時に、フーシ派はイランに対し「海上安全保障にいかなる混乱も生じさせない」と確約していると明らかにした。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・イラン・アブドラヒアン外相「米国はパレスチナ自治区ガザの軍事衝突でイスラエルを支援しながら自制を呼びかけることはできない」「米国の安全保障と国益を、倒れつつあるイスラエル首相の運命と結び付けないよう呼びかける」「イエメンの武装組織フーシ派の指導者らは、ガザ地区で大量虐殺が続く限り、イスラエルの船舶やテルアビブへ向かう船舶を阻止するとイランに伝えてきている」「フーシ派はイランに対し海上安全保障にいかなる混乱も生じさせないと確約している」)
イラン革命防衛隊、イラクでイスラエルの「スパイ拠点」攻撃 https://t.co/WUgu7mOXGP
— ロイター (@ReutersJapan) January 16, 2024
イラン革命防衛隊は、イラク北部クルド人自治区の主要都市アルビル近郊にあるイスラエルの「スパイ拠点」を攻撃したと明らかにした。国営メディアが15日に報じた。
革命防衛隊は声明で「イランと敵対するテロ集団のスパイ拠点」を弾道ミサイルで攻撃したとし、イスラエルの情報機関モサドに言及した。
治安筋によると、アルビルの北東約40キロの地域で爆発音がした。米領事館や一般市民の住宅に近い地域という。
米当局者はミサイル攻撃で影響を受けた米関連施設はないとロイターに述べた。
クルド人自治区の当局によると、民間人少なくとも4人が死亡し、6人が負傷した。
イラク治安筋などによれば、有力なクルド人実業家と家族数人が自宅へのロケット弾着弾で死亡し、同自治区の情報活動拠点や情報機関幹部の自宅にもロケット弾が着弾した。
アルビルの空港では航空機の発着が停止されたという。
革命防衛隊はさらに、シリア領内の過激派組織「イスラム国」(IS)に対しても攻撃を行ったと表明。イランで「テロ活動」を展開する勢力を攻撃したとしている。
ISは今月、イラン南東部ケルマンで発生した爆発について犯行声明を出していた。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・イラン革命防衛隊声明「イラク北部クルド人自治区の主要都市アルビル近郊にあるイスラエルの『スパイ拠点』を攻撃した」「シリア領内の過激派組織「イスラム国」(IS)に対しても攻撃を行った」)
イラン“イラクにあるイスラエル情報機関を攻撃”国営通信https://t.co/E53ZkvkJ1Q #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 16, 2024
イランの国営通信によりますと、軍事精鋭部隊・革命防衛隊は16日、声明を出し「イラク北部のクルド人自治区にあるイスラエルの情報機関モサドの拠点を弾道ミサイルで攻撃し、破壊した」と主張しました。
詳しい被害の程度は分かっていませんが、現場だとされる映像には、暗闇の中で立ち上る炎や煙が確認できます。
今回の攻撃について、声明では、イスラエルによって革命防衛隊の司令官らが殺害されたことへの報復だとしています。
イランは12月、シリアに軍事顧問として派遣していた司令官ら3人が、イスラエルによるミサイル攻撃などで相次いで殺害されたとして、報復を行うと警告していました。
ガザ地区の情勢などをめぐり、イスラム組織ハマスを支援するイランは、イスラエルとの対立を深めていて、今回の攻撃によって両国の間で報復の応酬がエスカレートすることが懸念されます。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・イラン革命防衛隊声明「イラク北部のクルド人自治区にあるイスラエルの情報機関モサドの拠点を弾道ミサイルで攻撃し、破壊した」「イスラエルによって革命防衛隊の司令官らが殺害されたことへの報復だ」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・101日目②)
【16日 随時更新】国連事務総長「大規模な破壊と民間人殺害」https://t.co/nGBRdGkXmG #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 15, 2024
イスラエル国防相 ガザ軍事作戦早期縮小 次段階移行はかる考えhttps://t.co/pWWaS5lgP4 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 16, 2024
ガザ地区では16日もイスラエル軍による攻撃が続いていて、地元メディアは南部ハンユニスの住宅への攻撃で住民11人が死亡したと伝えています。
ガザ地区の保健当局はこれまでに2万4285人が死亡したと発表していて、犠牲者の増加に歯止めがかからない状況が続いています。
こうした中、イスラエルのガラント国防相は15日の記者会見で、ガザ地区での集中的な軍事作戦について、「およそ3か月続くと明確にしてきた。北部ではこの段階は終わることになり、南部でも成果を出して、すぐに終わるだろう。次の段階に移行する時期が来るだろう」と述べて、早期の作戦縮小と、イスラム組織ハマスの幹部などに標的を絞った次の段階への移行をはかる考えを示しました。
イスラエルは、ガザ地区への攻撃が、パレスチナ人に対するジェノサイド、集団殺害にあたるとして国際司法裁判所に提訴されているうえに、国内でも国民や戦時内閣の中から人質解放のために戦闘の一時停止を求める声が上がっています。
ネタニヤフ首相はハマス壊滅などの目標を達成するまで、戦闘を続ける姿勢を強調していますが、難しいかじ取りを迫られています。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・ガラント国防相「およそ3か月続くと明確にしてきた。北部ではこの段階は終わることになり、南部でも成果を出して、すぐに終わるだろう。次の段階に移行する時期が来るだろう」)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・NSCカービー戦略広報調整官「私たちはイスラエル側と激しい会話を交わした。マーガレット、その会話が効果を発揮したことは分かっている」・FaceTheNation)
米主導の紅海有志連合、地域大国不参加で脆弱=イエメン副大統領 https://t.co/i6C6Zqp5da
— ロイター (@ReutersJapan) January 16, 2024
イエメンのズバイディ副大統領は16日、同国の親イラン武装組織フーシ派による攻撃から紅海の商業交通を守ることを目的とした米国主導の有志連合について、地域の大国であるサウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)、エジプトが参加していないため脆弱だと指摘した。
南部暫定評議会議長も務めるズバイディ氏はロイターとのインタビューで「(紅海とアデン湾を隔てる)バブ・エル・マンデブ海峡は全世界と地域の関心事であるため、地域の介入が鍵だ」と述べた。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・イエメン・ズバイディ副大統領「フーシ派による攻撃から紅海の商業交通を守ることを目的とした米国主導の有志連合は、地域の大国であるサウジアラビアやUAE、エジプトが参加していないため脆弱だ」)
フーシ派の商船攻撃阻止、ガザ紛争の終結が不可欠=カタール首相 https://t.co/SR2VYD0oLH
— ロイター (@ReutersJapan) January 16, 2024
カタールのムハンマド首相兼外相は16日、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)で講演し、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海での商船攻撃を阻止するには空爆ではなくガザでの紛争終結が必要と訴えた。
ガザにおけるイスラエルとイスラム主義組織ハマスとの衝突が各地に飛び火していると指摘し、ガザの紛争を沈静化させることが他の地域で衝突がエスカレートするのを防ぐことにつながるとの見解を示した。
「他の全ての状況を打開するためには、中心的な問題であるガザに対処する必要がある」とし「症状だけに焦点を当てて真の問題を手当しなければ、(解決は)一時的なものになるだろう」と述べた。
米英軍によるフーシ派の拠点に対する攻撃について「(紛争を)さらにエスカレートさせ拡大させる危険性が高い」と警告した。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・カタール・ムハンマド首相兼外相「フーシ派による紅海での商船攻撃を阻止するには空爆ではなくガザでの紛争終結が必要」「各地に飛び火している」「ガザの紛争を沈静化させることが他の地域で衝突がエスカレートするのを防ぐことにつながる」「他の全ての状況を打開するためには、中心的な問題であるガザに対処する必要がある」「症状だけに焦点を当てて真の問題を手当しなければ、(解決は)一時的なものになるだろう」「米英軍によるフーシ派の拠点に対する攻撃は(紛争を)さらにエスカレートさせ拡大させる危険性が高い」)
現実寄りの米外交誌フォーリン・ポリシー誌「米国の中東政策は失敗した」…
— J Sato (@j_sato) January 16, 2024
現実寄りの米外交誌フォーリン・ポリシー誌「米国の中東政策は失敗した」
米国は現実を直視する必要がある:米国の中東政策は失敗した。この失敗の核心は、米国の主要な地域パートナーシップにある。この地域における米国の重要なパートナーであるイスラエルとサウジアラビアは、米国にとって今や資産ではなく負債である。この2国は政治的、経済的、社会的にかなりの相違を保っているが、どちらも一貫して米国の利益と米国が主張する価値を損なっている。ワシントンは両国に対するアプローチを根本的に方向転換し、無条件の支援から距離をおいた関係へと移行すべきである。
https://foreignpolicy.com/2024/01/11/israel-hamas-gaza-war-us-middle-east-policy-saudi-biden/
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・第3段階・フォーリン・ポリシー誌「米国の中東政策は失敗した。この失敗の核心は、米国の主要な地域パートナーシップにある。この地域における米国の重要なパートナーであるイスラエルとサウジアラビアは、米国にとって今や資産ではなく負債である」「ワシントンは両国に対するアプローチを根本的に方向転換し、無条件の支援から距離をおいた関係へと移行すべきである」)
Financial Times today has a nice interview about my new book "A Life in The American Century" (Polity Press) https://t.co/BVIZpK7iqt
— Joseph Nye (@Joe_Nye) January 15, 2024
#ジョセフ・ナイ(FT「経済的手段で強制することができる」)