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共和党が多数派の米下院は15日、バイデン政権による液化天然ガス(LNG)輸出許可停止を無効化する法案を224対200で可決した。

法案の成立には民主党が多数派の上院を通過しバイデン大統領が署名する必要があるが、その見込みはない。

無党派調査グループ「クリアビュー・エナジー・パートナーズ」は法案について、「許可停止を終わらせるというよりはメッセージを送る取り組みで、議論の開始」を示すものだとし、上院を通過する可能性は低いとの見方を示した。

法案は、エネルギー省の輸出承認権限を剥奪し、LNGプロジェクトの承認を独立した連邦エネルギー規制委員会に委ねる内容。

バイデン氏は先月、LNGの新規輸出許可を一時停止すると発表。LNG輸出によるエネルギーコストや米国のエネルギー安全保障に加え、気候変動への影響を精査するとした。 もっと見る
法案を提案したオーガスト・フルーガー議員は「世界は米国のLNGを必要としている。破滅的で政治に基づいた、法的に疑わしい停止措置は直ちに撤回されなければならない」と述べた。

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